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「土浦連続殺傷事件」―13,吹き鳴らされた第3のラッパ

2013/08/12(Mon) Category : 少年犯罪・家族事件簿
【土浦連続殺傷事件】

★1)自分のことを自分で決めることへのこだわり---------------------

真大は、“この世界”から逃れたかった。
第1の脱出は、破壊的な父親から身を守るために部屋にこもること。
第2の脱出は、ファンタジーの世界にのめり込むこと。

第1は身体的な脱出ですが、母親の縛りがあるので外には向かいません。
第2は心理的な脱出です。現実があまりにも苦しいために、統合失調症になって幻覚の世界に逃げたり、アルコールや薬物依存になってトリップの世界に逃げたりするのと同じく、ゲームの世界に逃げ込んだのです。

『ゲームの世界では主人公は才能にあふれ、自由に行動』できました。
「気持ちを言わず、人とつながらず、子宮の壁として生きる」真大にとっては、まさに夢の世界でした。

何より、自分の意志で決断でき、行動できたのでしょう。
操り人形でなければならない現実の世界では、意志を持ってはいけないのですから、彼は「自分が決める」ということにとても強いこだわりを持っています。


前項で、『一度(課題を出さないと)決心したのに、それを翻したから』自分にむかついたと言ってましたね。友情に触れて心が出てきたチャンスさえも、「脚本&IP連合」は真大のこだわりを逆手にとって、自分を責めるきっかけに変えてしまいます。この「脚本&IP連合」の巧妙さが分かるでしょうか。

「自分が決める」ことへのこだわりとは、操り人形から人間になりたいという悲願です。その願いや誓いを逆手にとって、再び脚本人生を歩く操り人形に戻すわけですから巧みです。

相談者の方々も繰り返し繰り返し罠にかかりますので、カウンセラーはそこをフィードバックしなければなりません。すると、その「自分が怖い」と思ったり、「脚本凄い」と呆れつつ感心したり、「健気で一途」と認めたりしつつ、自分の生き癖を理解していかれます。

そして、脚本が忠誠を誓っている脳内母親を表に引っ張り出したとき(←これはエンプティチェアという方法でできます)、真の理解と解放が訪れるのです。


あなたが自分や他人を責めているとき、
「難しい、無意味、無理、無駄」と言ったり書いたりしているとき、
「眠い、だるい、疲れた」とダミー感覚に押しつぶされているとき、
「怖い、恥ずかしい、面倒くさい」というダミー感情に足止めされているとき、それはすべて連合軍に負けて操り人形となって、自己洗脳の言葉を吐かされているだけなのです。

他人に言っているようで、すべては自分に言っているという真実にお気づき下さい。感覚や感情は口にすることで、それがダミーかチャイルドかわかってきます。動けないと思っていたのに、家(部屋)という結界から抜けると動けるようになったりします。すべては、「言葉」と「行動」にかかっているのです。自己洗脳しかしない思考はうっちゃって下さい。

真大は、ゲームの世界でのみ『自由に行動』できました。それは、「脚本&IP連合」が“許可”したからです。「体」を行動させずに、「脳」の中に閉じ込めておくことができますからね。

それを選んだのは自分であること。
自分を苦しめているのは自分であること。
自分(脚本ちゃん)が忠誠を尽くしているのは、自分が創った脳内母親であること。だから、すべてが(誰も見る人のいない)自作自演であること。

この真実に、ここを読まれている方は気づいていただきたいと思います。




★2)吹き鳴らされた第3のラッパ----------------------------------

ファンタジーの世界に第2の脱出を図った真大。しかし、ますます現実とのギャップが際立ってきます。そして『自分は才能はなく、つまらない毎日を過ごしている。どこにも生きている意味はない』と思うようになります。

6、7年というと、何かにのめり込んでそこから離脱していく一つのスパンです。ゲームをやり尽くしてそこから卒業していく時期、しかし行く先はないわけですから、『このつまらない世界にいる自分の人生を終わらせたい』という気持ちが募っていったのも無理からぬことだったと思います。何より、あの恐怖の父親が家に常駐する日々が迫っていました。

『つまらないから死にます。それだけです。つまらないB級映画を2時間も見続けなきゃならないなんて地獄の苦しみでしょう?いっそのこと途中で見るのやめたほうがイイでしょう?その方が楽ってもんです!』―どれほどの苦しみだったか、この悲鳴に表れていると思います。第2の脱出も限界が来ました。

第1で身体的な脱出をし、
第2で心理的な脱出をした後は、
もはやこの世界自体からの脱出しかありません。

つまりは、この世界から消えること
―それが第3の脱出です。
その思いが次の詩に託されているように思います。

弁護人 「こういった詩のようなものもあります
『第1のラッパを吹き鳴らした 
 第2のラッパを吹き鳴らした
 第3のラッパを吹き鳴らそうとしている』。
このような文章をみて何か質問されなかったのですか?」
鑑定医 「いいえ」


そして、ついに彼は決意します。
『「自分のことは自分で決めたい」。だから自分で決めた!俺は死ぬ!その手段として法を利用する!』

第3のラッパが吹き鳴らされました。






追記】本記事に関連して真智子も記事を書いておりますのでお読み下さい。
あるがままを受け入れない生育環境ー今では脳内親




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