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「土浦連続殺傷事件」―17,「誰でもよかった」の裏に隠されている殺意の対象

2013/08/22(Thu) Category : 少年犯罪・家族事件簿
【土浦連続殺傷事件】

★1)妹に殺意が湧いた理由---------------------------------------

最初に殺意を向けたのは、妹でした。
理由は「母に口答えするのが気にくわなかった」から。

この言葉を聞いたとき、亜澄さんを殺害した次兄勇貴の次の言葉を思い出しました。
「なぜああいう言い方をするのか。妹が許せなかった」
【「短大生遺体切断事件」 10.殺人の大義を得た勇貴】

勇貴の場合、自分が服従しているその絶対権力者に楯突くことへの怒りでしたが、以前に書いたとおり真大も同じだと思います。彼は母親のためにコミュニケーション・ゼロを貫いているわけです。が、妹は筆談をしていました。そこには、嫉妬もあったでしょう。

さらに、「口答え」までしているのです。それは明確にコミュニケーションしているということです。「子宮の壁」でなければならないのに、「人」になっているということです。

ほんの些細なことで、『目がつり上がって、悪魔そのもの』になるくらい自分の“存在”に飢えている人間です。自分を差し置いて、そこに人として存在している妹には殺意が沸いたでしょう。

怒りや憎しみが殺意にまで高まるのは、本来その怒りや憎しみが向かうべき相手に対して、その感情を向けることが無意識に禁止されていて、その代わりとなる相手に向けられるときです。

普通、何の関わりもない相手に“感情”は湧きません。何のコミュニケーションもない妹に殺意(という感情)が湧いたのは、悪魔の形相になるくらいストロークに飢えているからです。ではそこまで彼を飢えさせたのは誰か―そう、母親です。

真大が、本当の怒りと憎しみは母親に対してのものであることに気づいていれば、事態は変わったでしょう。けれど、彼は母親への殺意に気づかないまま、その対象を妹へすり替えました。しかし、その時妹はいませんでした。対象を失った殺意だけが暴走し始めました。




★2)人は親の敷いたレールを破壊したがっている--------------------

次に、真大は自分の出身小学校へ向かいます。
なぜ、自分の出身小学校に向かったのでしょうか。

たとえば、親からも周囲からも期待されてレールを外れることがない優等生だった人が、何かのきっかけで転落人生を歩んだとしましょう。この時、その人は、徹底的に自分がダメ人間になることによって、親が敷いた借り物人生のレール(いい高校→いい大学→大企業)をぶちこわしている場合があります。

自分ではなぜこのように転落していったのかわからないままに苦しんでいたりしますが、実は人生を親の手から自分の手に取り戻している過程なのです。それに気づけば、その時点から自分の人生を始めて行くことができます。

真大が歩いてきたレールも、母親のためのレールでした。彼は、そのレールの最初から壊そうとしたのかもしれません。自分がなぜ小学校へ向かっているのか、その奥にある気持ちと向き合っていれば・・・




★3)「誰でもいい」という時は、親を殺したいとき------------------

小学校は人が多くて断念します。その帰りに、「たまたま見かけた」三浦さんを殺害しました。真大は妹がいなかったので「誰でもよかった」と言っていますが、もしかすると、三浦さんの姿に父親を見たのではないでしょうか。

私は、「岡山突き落とし事件」を思い出しました。18歳の少年が、「人を殺せば刑務所にいける。誰でもよかった」と言って、ホームから男性を突き落として轢死させた事件です。
岡山突き落とし事件-「父子カプセル」が招いた悲劇

父子カプセルに閉じ込められていた少年は、どこまでもまとわりついてくる父親から逃げたかったのでしょう。母は壁にはなってくれず、少年は自分を守ってくれる「壁」を欲しました。それが刑務所だったわけです。

そして、人を刺すつもりで包丁を持っていたにもかかわらず突き落としたこと。また、突き落としたのが男性だったこと―それは、自分から遠くへ突き放したかったのが、うっとうしい父親だったからではないかと思うのです。

体は、チャイルドが思っている行動をします。
彼は、父親にしたかったことを咄嗟にしたのでしょう。

同じように真大も、父親(母の手先)を殺す代わりに三浦さんを殺したのではないでしょうか。


こうして、ある日ふと思い立ったときから、事態は転がり始めました。けれど、犯行時に不可解な行動があります。それが何を意味しているのか見てみたいと思います。





*なお、体はICの思っていることを表現しますが、IPに支配された頭は、その行動に適当に意味をつけて自己洗脳します。「適当に」というのは、「自分が守っている脳内親に係累が及ばないように+人生脚本に落とし込めるように」と言う意味です。ですから、いくら当人の証言を聞いても、真実にはたどり着かないのです。その人の行動を見ることが大切です。



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