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壮麗!三河手筒花火(豊橋市)

2013/12/12(Thu) Category : 旅行記
ちょうど2ヶ月前の12日、豊橋市で講演をさせていただきました。

ご手配いただいたPTAの皆様、お迎えいただいた吉田方小学校の校長先生をはじめとする皆様、そしておいでくださった皆様、まことにありがとうございます。

講演後、三河手筒花火を堪能しました。
ご案内いただきました主催者の方々、遅くまでありがとうございました。

初めての手筒花火は、迫力があって、かつとても美しかった。
ようやくYoutubeにアップすることができましたので、ご覧ください。


まず花火を上げた方の貴重な体験談をお送りいただきましたので、掲載します。花火はプロが作るのではなく、打ち上げる人本人が講習を受けて自分で製作するのが驚きでした!
「トリビア」は、私が勝手につけた小見出しですが、興味深い体験者ならではのお話です。←これを読んだ後で「手筒花火10連発」を見ると、感慨深いものがありました。



★花火を上げた方の貴重な体験談!---------------------------------

<準備>
お祭り(花火をあげる日)の1か月前の日曜日に「竹取り」に行き、竹林の理想の太さの竹を切り倒し、約1cm以上の厚さで真円に近い竹直径10数センチを1mほどの長さに切ります。
・竹の太さによって火口の口径が変わり、火の手の回りが変わる。
 竹が太い→派手に上がるが早く終わる。
 竹が細い→細い火柱で迫力はないが長持ちする。
(太さを選択するのは上げる人間の好み。注意点は竹の節目が少ない竹を選定すること)

地元に帰るとドラム缶で湯を沸かして竹を煮立て、竹の中に潜む虫を殺します。(1ヶ月の間に竹にヒビや穴をあけないように)

翌週の日曜日に竹の節を専用道具で一番上の節を残してつついて割り(腕が悪いとささくれて内皮を剥がし、爆発の危険が!)、ヤスリで凹凸が無いようにきれいに仕上げます。

次に鏡を付けます。『鏡』とは、火花の噴出口となる木の蓋(木鏡)です。ドーナツ状の木の板を銅線で固定して、噴出口とするわけです。

続いて茶紙を巻いて糊付け。次の工程に備えます。

翌週の日曜日に南京布を巻いて針金で固定。その上に、縄を細縄→太縄と重ね巻きします。この時、持ち手(左手)は上部に取り付け、取っ手(右手)は上側を固定し、下側は固定せずに三つ編みで長く垂らします。


<本番当日!>
「豊橋煙火」という屋号の作業場で、上げ手の人間が火薬を詰めていきます。(火薬の単位は1巾―初心者は3巾でベテランは5巾)

最後にはね粉を上下逆に固定した竹に投入し、新聞紙を蓋に詰め、押し込みます。
そして、竹の直径の約3割の穴を木鏡に空け(上蓋の中心部分)、静電気などで暴発しないように新聞紙で上蓋をして準備終了。(火薬つめこみ作業では静電気がおこらないように服装は100%綿製品で行う)


<花火を上げる>
・片足は手筒花火を踏んで押さえ、点火されて火花の勢いが安定するまで待つ。
・火花が安定したらゆっくりと持ち上げ、右肩に掲げ垂直に上がるように構えながら3歩さがる。この時初心者は熱さから逃げようと手筒の担ぐ高さを上に位置取り、上級者は肩よりも下に掲げ、根性をアピールする。
・はね粉まで火が回るとドーンという大きな音を立て下方向へ火の粉が飛び散る。(構えた手足の向きを間違えると後ろ足の甲へはね粉が飛び散り大けがをする)
・初心者は力が入って終わるまでその姿勢を保ち、ベテランほどはね粉の勢いを利用し大きく手筒花火を回転させ終了のパフォーマンスをする。
・終了後は速やかにドラム缶へ水を張った容器に漬け込み、残った火薬を鎮火する。


<<トリビア!>>
・火薬への火の浸透がまばらになると綺麗に火花が放出されない。「ボフ!」という音を上げてムラが出る時、恐怖を感じる。
・難燃性の生地を使用した刺し子をはおっても、火の粉の熱で結構穴が開いている。
・帰宅後にお風呂で体中に沢山の火傷跡と、焼肉を食べた後のような匂いがする。
・数人で花火を上げる場合は、風下に位置する上げ手には風上の上げ手の火の粉の洗礼を受け、必要以上に火傷をする。
・ハチマキをして手筒をあげると、ハチマキに火の粉が乗って髪をこがし、天使の輪(もしくは孫悟空の輪っか)が頭にできる。
・サングラスを付けて上げた人は、花火の熱でフレームは溶け、顔半分はススで黒く染まる。
・片手であげられる羊羹は火の粉の勢いがないので、手の上に沢山の火の粉が落ちて、手筒花火よりよっぽど熱い。
・悪ふざけをしてはね粉が爆ぜたタイミングで手を放した手筒花火は勢いよく飛び上がり、火の粉をまき散らした。上げ手の若手はお祭り青年団にボロボロにされる激励を受けた。
・点火した直後に火が消え、本来ならばすぐにドラム缶へ入れ鎮火するのだが、未練がある上げ手が鏡を覗き込んだ瞬間に火柱が上がり失明する事件が過去にあった。
・竹にヒビが入っていて、ヒビの隙間を導火線のように火の粉が伝ってはね粉へ到達。ダイナマイトのように爆発した。体にこびりついた火薬はしばらく燃え続けるため、火傷は重症化する。
・使用後の手筒花火は、縁起物として上げ手の各家庭の玄関に飾り、魔除けとなる。






★吉川神明社の秋の大祭り-----------------------------------------

さて、この日は吉川神明社の秋の大祭り。
その境内で三河手筒花火を見ました。

最初は、子供たちの吉川太鼓鼓流の見事なバチさばき。


【吉川神明社 秋の大祭り①「吉川太鼓鼓流」】



続いて、“羊羹(ようかん)”と呼ばれる花火を回転できる棒の先につけた、ネズミ花火のような仕掛け花火。

吉川神明社 ねずみ花火
吉川神明社 ねずみ花火 posted by (C)Hide


手筒花火の途中だったか、その羊羹を手に持った花火の列。

吉川神明社 羊羹花火1
吉川神明社 羊羹花火1 posted by (C)Hide


いよいよ手筒花火です。
点火すると、まるでジェット。

三河手筒花火01-ジェット噴射
三河手筒花火01-ジェット噴射 posted by (C)Hide


噴火と言うより、火の噴水。

三河手筒花火02-火の噴水
三河手筒花火02-火の噴水 posted by (C)Hide


強風で龍のように蛇行。

三河手筒花火03-強風で龍のように蛇行
三河手筒花火03-強風で龍のように蛇行 posted by (C)Hide


まるで、光の織物。

三河手筒花火04-光の織物
三河手筒花火04-光の織物 posted by (C)Hide


あるいは、光の鉄線。

三河手筒花火05-光の鉄線
三河手筒花火05-光の鉄線 posted by (C)Hide


熱い鉄線が、人を刺します。

三河手筒花火06-人を刺す熱い鉄線
三河手筒花火06-人を刺す熱い鉄線 posted by (C)Hide


はね粉が爆発した瞬間!

三河手筒花火07-はね粉が爆発した瞬間!
三河手筒花火07-はね粉が爆発した瞬間! posted by (C)Hide


足下は火の波しぶき。

三河手筒花火08-足下は火の波しぶき
三河手筒花火08-足下は火の波しぶき posted by (C)Hide


火の粉が舞い降りてきます。

三河手筒花火09-火の粉が舞い降りる
三河手筒花火09-火の粉が舞い降りる posted by (C)Hide


焼ける背中。

三河手筒花火10-焼ける背中
三河手筒花火10-焼ける背中 posted by (C)Hide


壮麗でした!




【動画】---------------------------------------------------------
Youtubeにアップすると画質が落ちますね。Youtubeの画面右下の歯車マーク(設定)で1080pにすると、少しは画質アップして見えるのかな。

下の動画には、手筒の途中に行われた羊羹花火も一緒に収めています。


【吉川神明社 秋の大祭り② Wねずみと羊羹花火】



さぁ、それではお待ちかね!
迫力満点の 三河手筒花火10連発!! をご覧ください。


【吉川神明社 秋の大祭り③ 壮麗! 三河手筒花火10連発!! どうぞ!!!】






【補足】
神様に奉納するために最初に花火を上げたのは、豊橋市の吉田神社だそうです。そこが、手筒花火の発祥の地なのでしょう。

手筒花火は、三河地方と遠州地方があるそうです。
三河地方は、跳粉(はねこ)が入っていて最後に爆発しますので、姿勢は構えて動かず、の花火。
遠州地方は、跳粉が入っていないので構えが必要なく、あちらこちらに移動しながら上げる花火。だそうです。


*東三河の手筒花火のスケジュールはこちら






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