真珠婚(結婚30年)と東京タワーとスカイツリー
2013/12/13(Fri) Category : 家族小景
今年は、自分の内的な変化を感じた年でした。
そして、真珠婚。
大人への階段を一つ上ろうと思いました。
ただし、無邪気な大人に、ね。
激動の30年。
夫婦ともに駆け抜けてきました。
自分を大事に、ゆったりと過ごすことは、まだできていないようです。
だから、心ゆくゆったりと過ごすことで、30年をお祝いしたいと思いました。
そこで、和風の料理でありながら夜景のきれいなレストランを探していたところ、マンダリンオリエンタル東京のケシキというレストランを見つけました。選べる料理の中に魚料理があったので、決まり。

マンダリンオリエンタル東京1 posted by (C)Hide
時間を気にせず過ごしたかったので20:30からのコースに。
窓際席からすばらしい夜景が見えました。

マンダリンオリエンタル東京2 posted by (C)Hide
窓際に近寄ると、こんな感じ。

マンダリンからの夜景1 posted by (C)Hide
画面左1/3、上から1/3辺りに縦に光が3つほど見えますが、あれが東京タワーです。眼下を首都高が走り、左に見えるのは外堀通り。
----------------------------------------------------------------
料理が運ばれてくるペースもちょうどよく、スタッフの方々の明るい笑顔とともに、2時間ゆったりと過ごしました。料理はどれもおいしく、少しづつのようで種類があるので、お腹いっぱいになります。メインディッシュ(真智子のブログに写真が掲載)は少し残してしまいました。
デザートプレートには、私の妻への感謝のメッセージが達筆で書かれており、それを挟んで写真を撮っていただきました。帰りにその写真をいただきましたが、そのメッセージも印刷されていてよい記念となりました。
気づけば、賑やかだったレストラン内もほとんど人がいません。

マンダリンオリエンタル東京3 posted by (C)Hide
だからかもしれません。気さくな店長さんが眺めの説明をしてくれました。空気が澄んだ冬の夕方には、下記の景色の正面に夕陽に浮かび上がる富士山を見ることができるそうです。

マンダリンからの夜景2 posted by (C)Hide
↑このすばらしい夜景も、「原発ゼロ」下で成し遂げられています。
原発いらないね。
----------------------------------------------------------------
景色といえば、トイレからの眺望もすばらしかった。

マンダリンからの夜景3~トイレからスカイツリーが見える場所 posted by (C)Hide
ネオンの海の中に遠くスカイツリーがそびえていました。
東京タワーができた頃も、このように見えていたことでしょう(ネオンは別として)。

マンダリンからの夜景4 posted by (C)Hide
私が生まれた昭和33年に完成した333mの東京タワー。
平成24年に完成した634mの東京スカイツリー。
アナログのタワーと、
デジタルのツリー。
赤いタワーと、
青や緑や紫のイメージがあるツリー。
女性的な広がりを持つタワーと、
男性的に屹立するツリー。
□のタワーと
○△のツリー
徳川家康の菩提寺(増上寺)に立つタワーと、
江戸の伝統を残す浅草寺文化圏に立つツリー。
敗戦後、エッフェル塔を超えるべく、米軍戦車を溶かして作られたタワー。
五重塔の構造そのままに、日本刀のソリ&ムクリを取り入れたツリー。
タワーは閉鎖的日本が国際社会へ仲間入りすることを示し、
ツリーは江戸の持続社会的な文明価値を世界に発信するのか。
----------------------------------------------------------------
ところで、
ツリーは、鬼門(北東)に
タワーは、裏鬼門(南西)に立っている。

上図で、Aがツリー、Bがタワー、Cがマンダリンオリエンタル東京。
日本庭園の指南書である「作庭記」。
この世界最古の庭園秘伝書は、建築や造園を学ぶ者のバイブルだそうだ。
そこに、やってはならないタブーが書かれている。
それは「丑寅(北東=鬼門)に高い石(塔)を建ててはならない」こと。
建てれば、魔を呼び込み、その地が廃れるという。
かつて、摩天楼として丑寅に屹立した凌雲閣は、関東大震災で崩れ去った。
そして、ツリーは「凌雲閣の再現」として建てられた。
大丈夫?
―その指南書には続きがある。
『ただし、未申(南西=裏鬼門)方に三尊仏の石を立て迎えるならば、祟りをせず、魔縁も入ってこない』
凌雲閣の頃に東京タワーはなかった。
が、今は未申(南西=裏鬼門)に東京タワーがある。
東京タワーが、東京スカイツリーを迎える
ロマンチックだね。
あるいは、
タワーが朱塗りの鳥居で、
ツリーがその奥にある五重塔?
詳しくは、この本で↓
平将門なども出てきて、おもしろいです。


----------------------------------------------------------------
東京タワーは、今や人々がつながっていた時代の象徴のようです(「Always 三丁目の夕日」のように)
スカイツリーが、国を超えて人々がつながる情報を発信するなら、タワーが迎え入れてくれるのかもしれません。
アットホームな雰囲気を演出するコタツを広めようとする外人がいます。
アットホームに人とつながれる新宿ゴールデン街を愛する外人がいます。
日本語の方が心がこもると、日本語で歌う外人がいます。
かつて曖昧さが嫌われた日本でしたが、今や善悪を決めないアニメが世界を風靡しています。
西洋物質文明が、心の方へと成熟してきたのではないでしょうか。
突起したものは、その奥にあるものを形にしていくようです。
スカイツリーは、「自然とともにある世界最高のリサイクル文明」である江戸文化圏に立ち、1300年続く持続可能な五重塔を模して作られました。
ツリーよ、
これからの文明のあり方を、
全地球に発信してくれよ。

マンダリンからの夜景5 posted by (C)Hide
いずれにせよ、2013年―
陽(伊勢神宮)と陰(出雲大社)が結ばれる年。
鶴と亀が統べる年。
男性性と女性性が統合される時代。
そして、「和」の時代。
陰(タワー)と陽(ツリー)を見ることができたのは、うれしいことでした。
私たちも、まだまだ変化を続けていく二人でしょう。
皆様、これからもよろしくお願いいたします。(m--m)
(真智子の記事はこちら)
そして、真珠婚。
大人への階段を一つ上ろうと思いました。
ただし、無邪気な大人に、ね。
激動の30年。
夫婦ともに駆け抜けてきました。
自分を大事に、ゆったりと過ごすことは、まだできていないようです。
だから、心ゆくゆったりと過ごすことで、30年をお祝いしたいと思いました。
そこで、和風の料理でありながら夜景のきれいなレストランを探していたところ、マンダリンオリエンタル東京のケシキというレストランを見つけました。選べる料理の中に魚料理があったので、決まり。

マンダリンオリエンタル東京1 posted by (C)Hide
時間を気にせず過ごしたかったので20:30からのコースに。
窓際席からすばらしい夜景が見えました。

マンダリンオリエンタル東京2 posted by (C)Hide
窓際に近寄ると、こんな感じ。

マンダリンからの夜景1 posted by (C)Hide
画面左1/3、上から1/3辺りに縦に光が3つほど見えますが、あれが東京タワーです。眼下を首都高が走り、左に見えるのは外堀通り。
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料理が運ばれてくるペースもちょうどよく、スタッフの方々の明るい笑顔とともに、2時間ゆったりと過ごしました。料理はどれもおいしく、少しづつのようで種類があるので、お腹いっぱいになります。メインディッシュ(真智子のブログに写真が掲載)は少し残してしまいました。
デザートプレートには、私の妻への感謝のメッセージが達筆で書かれており、それを挟んで写真を撮っていただきました。帰りにその写真をいただきましたが、そのメッセージも印刷されていてよい記念となりました。
気づけば、賑やかだったレストラン内もほとんど人がいません。

マンダリンオリエンタル東京3 posted by (C)Hide
だからかもしれません。気さくな店長さんが眺めの説明をしてくれました。空気が澄んだ冬の夕方には、下記の景色の正面に夕陽に浮かび上がる富士山を見ることができるそうです。

マンダリンからの夜景2 posted by (C)Hide
↑このすばらしい夜景も、「原発ゼロ」下で成し遂げられています。
原発いらないね。
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景色といえば、トイレからの眺望もすばらしかった。

マンダリンからの夜景3~トイレからスカイツリーが見える場所 posted by (C)Hide
ネオンの海の中に遠くスカイツリーがそびえていました。
東京タワーができた頃も、このように見えていたことでしょう(ネオンは別として)。

マンダリンからの夜景4 posted by (C)Hide
私が生まれた昭和33年に完成した333mの東京タワー。
平成24年に完成した634mの東京スカイツリー。
アナログのタワーと、
デジタルのツリー。
赤いタワーと、
青や緑や紫のイメージがあるツリー。
女性的な広がりを持つタワーと、
男性的に屹立するツリー。
□のタワーと
○△のツリー
徳川家康の菩提寺(増上寺)に立つタワーと、
江戸の伝統を残す浅草寺文化圏に立つツリー。
敗戦後、エッフェル塔を超えるべく、米軍戦車を溶かして作られたタワー。
五重塔の構造そのままに、日本刀のソリ&ムクリを取り入れたツリー。
タワーは閉鎖的日本が国際社会へ仲間入りすることを示し、
ツリーは江戸の持続社会的な文明価値を世界に発信するのか。
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ところで、
ツリーは、鬼門(北東)に
タワーは、裏鬼門(南西)に立っている。

上図で、Aがツリー、Bがタワー、Cがマンダリンオリエンタル東京。
日本庭園の指南書である「作庭記」。
この世界最古の庭園秘伝書は、建築や造園を学ぶ者のバイブルだそうだ。
そこに、やってはならないタブーが書かれている。
それは「丑寅(北東=鬼門)に高い石(塔)を建ててはならない」こと。
建てれば、魔を呼び込み、その地が廃れるという。
かつて、摩天楼として丑寅に屹立した凌雲閣は、関東大震災で崩れ去った。
そして、ツリーは「凌雲閣の再現」として建てられた。
大丈夫?
―その指南書には続きがある。
『ただし、未申(南西=裏鬼門)方に三尊仏の石を立て迎えるならば、祟りをせず、魔縁も入ってこない』
凌雲閣の頃に東京タワーはなかった。
が、今は未申(南西=裏鬼門)に東京タワーがある。
東京タワーが、東京スカイツリーを迎える
ロマンチックだね。
あるいは、
タワーが朱塗りの鳥居で、
ツリーがその奥にある五重塔?
詳しくは、この本で↓
平将門なども出てきて、おもしろいです。
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東京タワーは、今や人々がつながっていた時代の象徴のようです(「Always 三丁目の夕日」のように)
スカイツリーが、国を超えて人々がつながる情報を発信するなら、タワーが迎え入れてくれるのかもしれません。
アットホームな雰囲気を演出するコタツを広めようとする外人がいます。
アットホームに人とつながれる新宿ゴールデン街を愛する外人がいます。
日本語の方が心がこもると、日本語で歌う外人がいます。
かつて曖昧さが嫌われた日本でしたが、今や善悪を決めないアニメが世界を風靡しています。
西洋物質文明が、心の方へと成熟してきたのではないでしょうか。
突起したものは、その奥にあるものを形にしていくようです。
スカイツリーは、「自然とともにある世界最高のリサイクル文明」である江戸文化圏に立ち、1300年続く持続可能な五重塔を模して作られました。
ツリーよ、
これからの文明のあり方を、
全地球に発信してくれよ。

マンダリンからの夜景5 posted by (C)Hide
いずれにせよ、2013年―
陽(伊勢神宮)と陰(出雲大社)が結ばれる年。
鶴と亀が統べる年。
男性性と女性性が統合される時代。
そして、「和」の時代。
陰(タワー)と陽(ツリー)を見ることができたのは、うれしいことでした。
私たちも、まだまだ変化を続けていく二人でしょう。
皆様、これからもよろしくお願いいたします。(m--m)
(真智子の記事はこちら)
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