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311東日本大震災の爪痕―1.放射能に奪われていく空間

2013/12/25(Wed) Category : 地震・災害・脱原発
車の買い換えを前に「この目で現地を見ておきたい」―そう思い立って福島行きを決め、どのルートで行くかネットで調べました。(11月下旬の話です)

6号は全面通行止めの箇所があってダメ。
ともあれ、行けるところまで行ってみようと常磐自動車道でいわきへ。


★広野インターチェンジでUターン-------------------------------

通行止めにぶつかったので、広野ICをおりました。
目の前に東電の広野火力発電所がありました。

「通行止め」の風景は、ものものしくて非常時であることを実感しました。

「通行止め」―
そこに道があるのに封鎖されているのです。
そこから先に、行けない空間があるのです。
自由であるはずのこの地上で。

一部の人間が、これほどのことをやったのです。
利権(一部の人間の生活)のために、巨大な空間が失われたのです・・・



それでも、高速を降りたらそこには街があるはずでした。
けれど、行き交う車両は作業車ばかりでした。
放射能(除去した土)を積んでいるトラックもありました。

この地では「日常」が奪われている―そう感じました。

真智子も記事に書いていますが、私たちだけが浮いていました。
道を訊くために入ったコンビニの駐車場で計った空間線量は0.12μS。
年間では1ミリシーベルト―日本が放射能にまみれていなかった頃の安全基準を超えます。

日常を奪われ、放射能の中に住み続けなければなりません。
これは、明白に「被害」です。

けれど、国は無視!
どころか、被害者を切り捨て、東電(電力権益)を守っています。
あまつさえ、その原発を輸出しようとさえしています。




★放射能の拡散=犠牲者の拡散------------------------------------

放射能を国際的に拡散する一方で、袋に詰めた除染土(放射性廃棄物)を児童公園に放置したままであったり、違法投棄したり、国内的にも拡散しています。

遊具がある公園内に置いてあれば、子供にとっては格好の遊び場でしょう。子供たちは、2μSの放射能の上で遊んでいたわけです。【2013.12.16毎日新聞】


毎時2μSとは、年間で17.5mS。震災前の原発労働者の年間の許容被曝量が20mSvですから、その除染土の上は「原発敷地」ということになります。それは本来なら、厳しいチェックの元に出入りが許され、出入りの前後に放射能検査が義務づけられる敷地。

つまり、一般の人が立ち入ってはならない空間が、普通の空間の中に飛び地としてどんどんできているのです。そして、何も知らない幼い子供たちが、遺伝子を破壊する放射能の上で遊んでいるのです。

原発の爆発によって、その周辺の空間がポッカリと穴が開いたように失われただけではなく、除染土を管理できないことによって、その異空間は広がりを見せています。

虫食いによって、緑の葉っぱのあちこちに空洞ができていく様を見るかのようです。




★放射能が奪う空間-------------------------------------------------

命あふれる地球。
どこへでも自由に行けるはずの空間。

その地球に、命があってはならない空間を、私たち人類という種は出現させました。
エゴによって、国境や私有地などという自由に行けない空間を作っただけではなく、ついには、どの人種であろうが、どんな金持ちだろうが、何人も生活できない空間を出現させてしまったのです。

なんと、愚かなことを―


放射能は、ある日突然、空間を奪ったのです。
生活の場を奪った巨大な穴。まさに下の穴のようです。


【Guatemala Sinkhole】


いえ、単なる穴ではなく、生物の命から見ると永遠とも思える時間、そこに住むことはできない穴。単なる穴ではなく、放射能が燃え続ける空間・・・


【The Door To Hell】




★1ミリシーベルトと20ミリシーベルト------------------------------

1mSと20mS―
2つの気になる数字が私たちの日常の生活の中に紛れ込んでいることを実感しました。

1mSは、「死に至るがん」と奇形などの「重篤な遺伝性疾患」の子が生まれるという犠牲者が、年間8000人発生する被曝量です。
20mSは、上記犠牲者が年間160000人発生する被曝量です。
(がんセンターが出している数字)

交通事故の犠牲者は年間5000人。自殺者は年間30000人。
交通事故死が10000人になったとき「交通戦争」と呼ばれ、
自殺者が30000人となったとき異常な社会と言われました。

言い換えれば私たち国民は、次のように雰囲気的に洗脳されているわけです。
・自動車社会を維持するためには年間5000人の犠牲は仕方ない
・競争社会に打ち勝つための弱者切り捨て―30000人の犠牲は仕方ない

つまり、20mSを受け入れると言うことは、次のような犠牲の上に立って利権を守ることに荷担させられると言うことです。
・原発利権を守るためには160000人の犠牲は仕方ない


20ミリシーベルトを受け入れますか?

上記のことは、武田邦彦先生の記事からとりました。下記に詳しく書かれていますので、是非ご一読ください。
被曝の限度は民主主義で・・・1ミリと20ミリの違い



【追記】広島で被爆して以降30年間、「ぶらぶら病」を追跡されてきた医師の肥田舜太郎さんも、『1ミリシーベルトは、皆さんの幸不幸の分かれ目になる』と“体験として”言われています。
【「お母さん、20ミリシーベルトってどんな色?」―2011.12.15日本全土が原発敷地と“認定”された日に】より




かえせ、美しい自然を。
かえせ、自由な空間を。


【トリオ ザ キャップス&wiz24 「かえせ!地球を 2011 」】






311東日本大震災の爪痕―2.戦慄!津波にえぐられた陸地
311東日本大震災の爪痕―3.なにもない浜(室戸島)
「仙台平野の歴史津波」が教えること



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