311東日本大震災の爪痕―2.戦慄!津波にえぐられた陸地
2013/12/26(Thu) Category : 地震・災害・脱原発
★福島県相馬郡:松川浦~大戸浜-----------------------------------
広野ICをUターンし、いわきジャンクションまで戻って磐越自動車道に入り、東北自動車道に乗りました。安達太良サービスエリアで昼食。
案内の方がいらっしゃったので話を伺うと、2011~12年までは一般の人はいなかったと言います。モノトーンの服ばかりでものものしかったとか。
今年になって一般の一足も戻り、服装もカラフルになってホッとしたとか。
さて、福島西インターを降りて相馬市に向かいました。
着いたところは、松川浦です。

福島県相馬市松川浦1 posted by (C)Hide
海が近い。“そこ”に海。
遠くに見える大洲が天然の防波堤になっていますが、あれがあってさえも大地は波に洗われました。

福島県相馬市松川浦2 posted by (C)Hide
【追記】当時の映像がありました。
相馬港を後にして38号線を北上しました。
右手は、海水浴賑わう砂浜だったのでしょう。

311津波の爪痕1:復興中の相馬港 posted by (C)Hide
街があったはずの左手は荒れ野となっています。

311津波の爪痕2:荒れ野となった街 posted by (C)Hide
少し行くと、土台だけ残した残骸を見つけ、車を止めました。

311津波の爪痕3:相馬郡新地町大戸浜1 posted by (C)Hide
奥の建物は、石垣の上に立っていて津波を免れたようです。

311津波の爪痕4:相馬郡新地町大戸浜2 posted by (C)Hide

311津波の爪痕5:相馬郡新地町大戸浜3 posted by (C)Hide
この道の両側にも住宅が広がっていたのでしょう。

311津波の爪痕6:相馬郡新地町大戸浜4 posted by (C)Hide
川に来ました。

311津波の爪痕7:相馬郡新地町大戸浜5 posted by (C)Hide
破壊力のすごさを感じます。

311津波の爪痕8:相馬郡新地町大戸浜6 posted by (C)Hide
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38号線を北上しているはずですが、だんだん道なき道になっていきます。
「今、どの辺?」
心配になった私は、妻に訊きました。妻のアイフォンが頼りです。
「今、交差点を過ぎるところ」
―なるほど、十字路がありました。
そこを過ぎて間もなく、
「えっ?!」―心の中で、驚きの声を上げていました。
見えるはずのないものが目の端に飛び込んできたのです。
あり得ない・・・
右側に、「水面」が見えたのです。
なんと・・・
運転席の右下―道路の右側がえぐれていて、
そこが、
海になっているのです。
信じられない・・・・
そこをおそるおそる通り抜けて、広っぱで車を止め、妻に言いました。
「ちょっと見せて。今どの辺なの?」
「釣師浜郵便局の辺りだよ」
アイフォンの画面を見て、絶句しました。

道の両側に街があります!
ゾワッと、戦慄が走りました。
確かに、
右側にも、
街があった!
「大地の上にあるもの」が波にさらわれただけではなく、
「陸地そのもの」が、波にえぐられている。
「こわい!」
恐怖が走りました。
一刻も早く、その場から逃げ出したくなりました。
地図を見ていた妻は、“そのこと”に気づいていませんでした。
怖いけれど、この目で確認をしておこう。
ビデオを撮ると、すぐにその場を離れました。
171号を内陸側に入って行ったとき、ホッとしました。
「津波」のすさまじさを“実感”しました。
【追記】
こちらも画像がありました。大戸浜の方が撮ったそうです。
広野ICをUターンし、いわきジャンクションまで戻って磐越自動車道に入り、東北自動車道に乗りました。安達太良サービスエリアで昼食。
案内の方がいらっしゃったので話を伺うと、2011~12年までは一般の人はいなかったと言います。モノトーンの服ばかりでものものしかったとか。
今年になって一般の一足も戻り、服装もカラフルになってホッとしたとか。
さて、福島西インターを降りて相馬市に向かいました。
着いたところは、松川浦です。

福島県相馬市松川浦1 posted by (C)Hide
海が近い。“そこ”に海。
遠くに見える大洲が天然の防波堤になっていますが、あれがあってさえも大地は波に洗われました。

福島県相馬市松川浦2 posted by (C)Hide
【追記】当時の映像がありました。
相馬港を後にして38号線を北上しました。
右手は、海水浴賑わう砂浜だったのでしょう。

311津波の爪痕1:復興中の相馬港 posted by (C)Hide
街があったはずの左手は荒れ野となっています。

311津波の爪痕2:荒れ野となった街 posted by (C)Hide
少し行くと、土台だけ残した残骸を見つけ、車を止めました。

311津波の爪痕3:相馬郡新地町大戸浜1 posted by (C)Hide
奥の建物は、石垣の上に立っていて津波を免れたようです。

311津波の爪痕4:相馬郡新地町大戸浜2 posted by (C)Hide

311津波の爪痕5:相馬郡新地町大戸浜3 posted by (C)Hide
この道の両側にも住宅が広がっていたのでしょう。

311津波の爪痕6:相馬郡新地町大戸浜4 posted by (C)Hide
川に来ました。

311津波の爪痕7:相馬郡新地町大戸浜5 posted by (C)Hide
破壊力のすごさを感じます。

311津波の爪痕8:相馬郡新地町大戸浜6 posted by (C)Hide
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38号線を北上しているはずですが、だんだん道なき道になっていきます。
「今、どの辺?」
心配になった私は、妻に訊きました。妻のアイフォンが頼りです。
「今、交差点を過ぎるところ」
―なるほど、十字路がありました。
そこを過ぎて間もなく、
「えっ?!」―心の中で、驚きの声を上げていました。
見えるはずのないものが目の端に飛び込んできたのです。
あり得ない・・・
右側に、「水面」が見えたのです。
なんと・・・
運転席の右下―道路の右側がえぐれていて、
そこが、
海になっているのです。
信じられない・・・・
そこをおそるおそる通り抜けて、広っぱで車を止め、妻に言いました。
「ちょっと見せて。今どの辺なの?」
「釣師浜郵便局の辺りだよ」
アイフォンの画面を見て、絶句しました。

道の両側に街があります!
ゾワッと、戦慄が走りました。
確かに、
右側にも、
街があった!
「大地の上にあるもの」が波にさらわれただけではなく、
「陸地そのもの」が、波にえぐられている。
「こわい!」
恐怖が走りました。
一刻も早く、その場から逃げ出したくなりました。
地図を見ていた妻は、“そのこと”に気づいていませんでした。
怖いけれど、この目で確認をしておこう。
ビデオを撮ると、すぐにその場を離れました。
171号を内陸側に入って行ったとき、ホッとしました。
「津波」のすさまじさを“実感”しました。
【追記】
こちらも画像がありました。大戸浜の方が撮ったそうです。