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家族ロールプレイ(20140125)の感想5

2014/02/19(Wed) Category : 家族心理・子育て講座
【家族ロールプレイ(20140125)の感想】

ロールプレイ、ありがとうございました。
夜まで楽しく過ごさせていただきましたが、翌日はIPの反撃なのか、グルグルといろいろ考えたり、何か大変なことをしてしまったような、自分がとてもダメな人間のような感じがして、重い気持ちになりました。
けれど用事を済ませて家に帰ると、とても楽な気持ちでいられました。不思議ですね。

家族はいつも通りなのに、同じことをしても気持ちが揺さぶられないで、自分でいられる、という感じでしょうか。
ゆとりがあるというのは、こういうことなのかな?皆さんに受け止めていただけたことが、とても大きかったような気がします。


-------------------------------------------------------------------
最初のロールプレイでは、私が提案者で、原家族の場面を演じていただきました。義祖母は、私をライバルのように感じ、一緒にいたがる私から母を奪い取ろうとしました。

母は、義祖母の言うことを断ることが出来ません。
そして、娘をわがままだと言ってはねつけます。
母を行かせまいと食い下がる私。
涙が溢れ、実際にはタブーだった、言えなかった言葉が出てきました。

言いたいことが言えなかった当時の私。
ぐっと堪え、それでもこらえきれなくて泣いて、グズグズ言うことしかできなかった。自分の気持ちは後回しにして、母や祖母の気持ちや事情を優先していたんだと、改めて感じました。
 


そのそばで、母と娘のやり取りに背を向けて、ノーリアクションでテレビを見ていた父と弟。
父は、「うるさいとしか思わなかった。話の内容なんて、全く入ってこなかった」と言いました。
―え??? そうだったんだ。そうなんだ―

言葉でどう言っていいのかわかりませんが、今までの父に対する怒りや思っていた言葉の入り込む隙がないというか、びっくりしたというか・・・。

今までずっと、父親のくせに、大人のくせに、まともに育てられないのならなんで子どもなんて生んだんだetcと思っていたのですが、
そういうことじゃないんだ、というか、
理屈じゃないというか、
何を言っても全く通じないというか・・・
次元が違うというのは、こういうことなのでしょうか?



そして弟の苦しみは、想像以上でした。
怖かった。お父さんがいつ大声を上げるか、手を上げるかわからない。お母さんとお姉ちゃんも、みんな怖かった。逃げ出したい。その場にいたくないのに、身動きもできない。そう言って泣きました。
本当に、幼い子どもが怯えているという感じでした。

やっぱり、と同時に、そんなにも怖かったんだと、私自身も、弟を苦しめる存在だったんだと思いました。本当に一人で、どれだけ苦しかったろう。



-------------------------------------------------------------------
やり直しの場面では、場面設定を敢えて打ち合わせないで行ったのですが、一人が変わるとそれからコロコロと連鎖のようにみんなが変わりました。とても自然な流れでした。
 
義祖母は電話で、自分の要求よりも先に、母の都合を聞いてくれました。
後で、4人の家族の幸せを願える自分が嬉しかったと言ってくれました。
母が、来週必ず行くからと言ってくれたことも、それで気が済んだそうです。

私は、母が私のために、義祖母の要求を断ってくれたことが、とても嬉しかった。お母さんがいてくれるのなら、お手伝いでもなんでもするよ。と思えたのでしたが、母は、娘のやりたいことをと言ってくれました。


ところが、間髪いれずに、父が、「お母さん、お茶!」といいます。今は出来ないと母が言うのを、父は利きません。
私は、今度は父に母を取られまいと、必死に父にものを言いました。これも、タブーだった言葉。

「今はお母さんと約束したんだから、待ってよ。待てないんなら、自分でやってよ。お父さん、学校で子どもたちに、約束は守りなさい、自分のことは自分でやりなさいって、教えてるんでしょ?」etc・・・。
父も譲らず、結局、母がお茶を入れているあいだに、父が宿題を見てくれることになりました。

けれどぶっきらぼうで、とても嫌な顔。
「はい。」と答えだけ書いて渡します。
「これじゃわからないよ。ちゃんとやり方を教えてよ。」
と、また押し問答。
また泣いて終わるのは絶対に嫌です。
「ちょっとやってみるから見ててよ。」と言うと、
「ああ、見ててやるよ。」と、渋々の父。
「ホント?嬉しい!」
あの父が、自分に気持ちを向けてくれた。
私の言うことを聴いてくれたことが、とても嬉しかったのです。

ぶっきらぼうで、優しい言葉なんてないけれど、ああ、これが父の精一杯なんだと思いました。

そして、問題が解けると、「よくできたな。」と、なんと、頭を撫でてくれたのです!!

くすぐったいような、恥ずかしいような、何とも言えない気持ち。
とっても温か~い嬉しさ。

あんまり嬉しくて、気持ちがこみ上げました。
それなのに、言葉が出てこなかった。

その気配を感じて、途中で部屋を出て行った弟が戻ってきます。
結局、家族4人で仲良く過ごすことになったのです。
ありえない体験でした。
でも、子どもの頃から夢にまで見た光景です。

本当に、言葉じゃない。
ただただ、嬉しかった。


あ~幸せ。


テンションの高すぎない、穏やかな、ほのぼのとした幸せでした。
そして、ディスカッションを通して、義祖母も母も父も弟も、全員に、温かい気持ちがあるのだと思いました。

後から父親役をしてくれた方に話したら、ぶっきらぼうな応対しかできなかったのに、「嬉しい!」なんて言ってもらったら、娘のことが愛おしくなったのだそうです。

ああ、みんなの気持ちが循環したんだなあと、またまた嬉しくなりました。
 
弟は、怖かったけれど、お姉ちゃんには感謝していると言ってくれました。
お姉ちゃんがいなかったら、自分が同じ目に合ったと思うから。
辛い気持ちですが、そう言ってもらえて救われました。

そして私も、弟に謝ることができました。
 





2つ目の事例は、偶然ですが、私の現家族とそっくりな家族でした。
ここでは私は、父親役をやりました。めんどくさそうで、何も言おうとしない父親のことを、子どもは、何を考えているのかわからないといいます。

母親が子どもにまくし立てます。何かを言おうとしても、口を挟む隙がない。うるさい。そして、父親に振ってきますが、そこで意見を言おうとすると、そうじゃないと否定します。

私は、主人のように振舞おうとしましたが、無理にそうしなくても、普段から主人が言っていることばが、そのまましっくりくるのでした。

私って、こんなにうるさいんだー。(-.-;)


そして、今直面している子どもの問題には、気がいかないのです。
母親役の方の気持ちを聞いたら、なんと、わたしとおんなじ!

こんなに頑張っている自分をわかってほしい。
子どもを心配する気持ちをわかってほしい。
エスカレートする気持ちに、ストップをかけて欲しい。
私だって、どうしたらいいのかわからない。助けて欲しい。

すごい!


男性の方だったのに、どうしてこんなに母親の気持ちがよくわかるんだろう。

結局、両親とも、子どものことなんて思ってないのです。

それが、体験できたと思います。
 


その後のディスカッションで、お母さん自身の苦しみが子どもと同じだったことにご本人が気づかれました。
「ああ、こんなに簡単なことだったんだ。私が辛かった。辞めたかった。辞めていいよって、それだけなんだ。」
と泣きながらおっしゃいました。
 
私も同じようなことがたくさんあるのだろうと、今ご自分のことに気づかれたその方を羨ましく思いました。






2つのロールプレイから、言葉や知識でどれだけわかっていても腑に落ちなかったこと、感じられなかったことが、いくつも感じられました。
私自身、大きく心を揺さぶられるということではありませんでしたが、帰宅後もなんだか気持ちが揺れにくくて、体験するということは、大きい事なんだと感じています。

そして、その気持ちが、日常に紛れてしまわないようにと、ロールプレイでの場面を、時々思い出そうと思っています。

帰宅後、不思議と体が重くなくて、家事が以前ほど苦痛でなくなりました。
あ~ゆっくりしたい、休みたい、動きたくないetcという気持ちが、以前ほど強くない感じです。
疲れて寝たりはしますが、マイナスの感じではないです。



そして、子どもの問題について、主人とファミレスで話しました。
不思議と、お互い喧嘩腰になりませんでした。
一度主人が強い口調になりましたが、私が反応しなかった感じです。
家で主人が私に腹を立てても、少し時間をおいてから、静かに自分の気持ちを伝えることもできました。

それから、子どものことでずっと気になっていたことを、直接本人に話すこともできました。
「ちょっと、ママの心配を聴いてよ。」
と、深刻な話をしたがらない子どもに、軽く聞こえるほどストレートに、率直に言えました。子どもも意外と素直に気持ちを話してくれて、私の気持ちが軽くなりました。


夕食は、久しぶりに家族が揃いました。
今までは、せっかく家族がそろっても、食べ終わるとすぐに席を立ってしまい、なかなかゆっくり話しながら食事をできないでいたのですが、昨日は珍しく、いろんな話をしながら食べる時間が持てました。
とても穏やかでした。

私の気持ちの変化を、家族が感じたのかな? 
それとも、ここ数日の私や主人の対応で、気持ちがほぐれたのかな?
どちらにしても、嬉しい出来事でした。

ロールプレイでの、あの幸せな家族の風景は、夢じゃないと思えます。
 





また、子どものお友だちのお母さんが変わり、その子が変わるということがありました。

家に遊びに来た時に、うちの子をポカポカ殴り、私がその子の気持ちを聴いたことをお母さんに話しただけなのですが、翌日、たまたま先生に叱られて泣いて帰ってきたその子に、お母さんが、よしよし、とハグしてあげていました。
そして、「今度から気を付けようね。」と言うと、その子は素直に頷いたのです。

いつもはお母さんから逃げるように走り回っていたその子とお母さんのそんな様子は、初めて見ました。そんな変化に、逆に私も教えられる思いでした。



感想といっても、なかなか言葉でうまく説明できないのですが、何か体で感じたものが、とても大きかったような気がしています。
そして、そんな感覚が、日常の中でまた薄れてしまわないようにと思っています。

ロールプレイで体験したことは、現実にはあり得なかったことで、
でも、私がとても強く望んでいたことで、
現実の家族はそうではなかったのですが、
擬似家族であっても、こんな風に受け止められる体験をして、頑なになっていた心がほぐれて柔らかくなったような感じです。
 
私の原家族を演じてくださった皆さん。
おばあちゃん、お母さん、お父さん、弟。ありがとうございました。

皆さんの温かい気持ちが、そのまま家族でした。
本当に幸せな体験でした。


みんな、大好き!!




-------------------------------------------------------------------
ひとつだけ、やり直しのロールプレイをした後で、心残りがあった場合に、もう一度その場面だけやり直せる時間があったらいいのではないかと思いました。

私は、お父さんに、もっと嬉しかった気持ちをその場で伝えたかった。それで、終わったあとでご本人に伝えたのでした。

もうひとつの事例でも、自分のこととダブっていたと気づかれたお母さんが、役を入れ替わって、息子に直接伝える場面があってもいいと思いました。

けれど全体としては、擬似家族を演じるというのは、言葉では言えない、貴重な体験だったと思います。

そして、最後の、全体の感想の場面でも、みなさんがお互いに本音を話し、温かい空気の中で意見交換が行われ、とても優しい空間だったと思います。


いろんな立場の方がおられる中で、皆さんが受け止め合いながら参加できて、中尾先生と真智子さんが、そのために、計画の段階からいろいろな配慮をしてくださったと思います。

ありがとうございました。
 


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記事を読んで追体験をさせていただきました。

温かくて穏やかな幸せを根底に持つ家族。
実家族とは体験をしたことはないけれど、RPに参加して体験してみたいとの気持ちが生まれました。
夢物語のような暖かい家族。それは現実に存在する家族の形であり、
もしかしたら自分にも築くことができるかもしれないという希望を抱きはじめています。

 
    
 
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