ウィーアー! インナーファミリー!!
2014/05/30(Fri) Category : 心の闘い物語
前記事の後日談です(許可を得て掲載させていただきました)】
この数日間はとにかく「歌うの楽しー!」状態で、暇とチャンスさえあれば大声で歌っているのですが…さすがにきました、喉に。
そりゃそうです。トレーニング皆無な私が、生まれて初めて出したような声を、いきなり日に2、3時間も張り上げているわけですから。
マズイな、ポリープでもできちゃったらどうしよう?と思うのですが、ちっちゃい子は普段の抑圧の反動なのか、そんな事はちっとも気にしていません。
まるで疲れても踊るのをやめられない「赤い靴の女の子」のような状態。
喉を心配しながらも歌うのはやめられない。
ひえ~、チャイルドって暴走するとこうなるんだ…
ちっちゃい子、君が歌いたい気持ちは痛いほどわかるんだ。
本音を言えば私だって歌いたいもの。
だけどそろそろ喉が痛いのよ~。
ほら、もっと喉を慣らしてからにしようよ。
だからもうちょっと待ってて?
だけど、口を閉じると「やだーっ!まだ歌うんだー!」と暴れるその子をどうやって抑えたらいいのかがわかりません。
どーしよう…
と思いながら歌っていたのですが…
----------------------------------------------------------------------
いきなり頭の中で声がしました。
「こらこら、そろそろ喉が潰れるよ」
声の主は、以前お話しした「彼」でした。
その彼がちっちゃい子をぎゅーっと抱き締めて頭を撫ぜている
―そんなイメージが浮かびました。
すると、あんなに暴れていた子がすぅっと落ち着いたのです。
おお、すごい。
彼が子守りを買って出てくれた。
どうも有難う!と、私は初めてLet It Goをゆったりした気分の中でじっくりしみじみ聞く事ができました。それまではかなり感情が昂ぶった状態で聞いていたのです。
そうして曲を聞きながら、なんだか可笑しくなってきました。
なんか今の状態、お母さんにまとわりついて離れない子供を、お父さんが「俺が面倒みるから好きな事してていいよ」と引き受けてくれたみたいだなー。
あらま。なんて素敵な旦那さん(笑)
恐らく彼は脚本の一部なのだと思っています(あくまで一部です。他にも脚本役を担っている存在がいるような気がします)。私の「思考」の大部分を司っており、「理屈」や「禁止令」といった分野の司令官のような存在だったのでしょう。
彼は「役目を降りる」宣言以降、私の味方になってくれているようです。
とは言っても、それが具体的にどんな形で表れるのかはよくわからなかったのです。
だけど今回の彼の様子を見ると、これまでの
「理屈による禁止令」は
「理性による抑制」に変化したようです。
チャイルドを抑え込むために「歌ってはいけない」と禁止するのではなく、
歌いたいのに喉が潰れて声が出ない状況を回避するための抑制です。
チャイルドもそれがわかったから納得したのでしょう。
厄介な事に、IPによる禁止令も、
自分を気遣ってのコントロールも、
言葉の上では同じなんですねえ。
「声が出なくなると困る、だから歌うのはやめよう」
それがどちらなのかは、チャイルドと繋がっていないと見極めづらいです。
これまでだったら、またIPにのせられて口を閉ざし、歌うのをやめてしまったかもしれません。でも今回、私はちっちゃい子をちゃんと感じられていたので、あの子が「そっかー」と納得したのがわかりました。
----------------------------------------------------------------------
そして彼がいるから「だったら今度こそ、トレーニングで喉を鍛えればいいんだ」という方向転換が自然とでき、無理なくそれを実行する事ができるのです。
電話で先生がおっしゃっていた「思考は感情による欲求を実現させるアシスト役」という言葉の意味が、やっと実感を伴って理解できました。
先生にそう言われた時、彼は「そう、それ!」と同意していたのに、私は彼を役目から降ろすのが寂しくて怖かった。
私は子供の頃からずっと、理屈と禁止令の中で感情を封印して生きてきました。
母から「お父さんは男の子を欲しがっていた」という話を暗に聞かされた事もあります。
恐らくそのような環境の中で私が生み出したのが「彼」だったのでしょう。
その存在をはっきりと認識したのが、彼が「役目を降りるよ」と言った時だったというのは何だか皮肉です。
そんな風に存在に気付きもしないで蔑ろにしていたのに、今まで私の大部分を支えてくれていたのだとわかると、彼が役目を降りるという事は支えを失う事のようでとても恐ろしかったのです。
なんだかすごく勝手ですね。
けれど、これもちゃんと先生から説明されていましたが、消えてしまうわけではないのですね。
私の中にあるものは私と一緒に変化し、成長していくんですね。
これからもこの先も、皆して私を支えてくれてるんですね。
そしてその全てが私なんですね。
私は一人だけど一人じゃないんだ!
なんて頼もしいんだろう!
これでやっと彼を手放して自由にしてあげる事ができます。
それってつまり、私がまた一つ自由を手に入れたって事ですよね!
私の中にはまだまだ会えていない私がいて、きっと私を待っている。
先生のブログに「あなたの中には個性豊かなクルーが乗っています」って言葉が出てきますよね。あの言葉を今しみじみと実感しています。
私の中に、まるで小さな家族が生まれたみたいです。
今はまだささやかだけど、とっても温かい大事な家族です。
この先どれほどの大所帯になる事やら。
そして大所帯になるまでに、一体どんな道が待ち受けているのか…
でももう怖くないです。
私、全員と会いに行きます!
いいですね~、この決意。
歌をお贈りします。
自分の中は一人じゃないよ。
“みんな”で船を出そう!!
【ウィーアー! ~9人の麦わら海賊団篇~ 】
ホコリかぶってた声も
確かめたのなら そこから伝説になる
力を合わせれば、
ありったけの夢も叶うのさ
しみったれた夜をぶっとばせ!
*なお、両親の受け入れのため本日から2週間ほど立て込みますので、よろしくお願いいたします。なお、真智子はいつも通りです。
この数日間はとにかく「歌うの楽しー!」状態で、暇とチャンスさえあれば大声で歌っているのですが…さすがにきました、喉に。
そりゃそうです。トレーニング皆無な私が、生まれて初めて出したような声を、いきなり日に2、3時間も張り上げているわけですから。
マズイな、ポリープでもできちゃったらどうしよう?と思うのですが、ちっちゃい子は普段の抑圧の反動なのか、そんな事はちっとも気にしていません。
まるで疲れても踊るのをやめられない「赤い靴の女の子」のような状態。
喉を心配しながらも歌うのはやめられない。
ひえ~、チャイルドって暴走するとこうなるんだ…
ちっちゃい子、君が歌いたい気持ちは痛いほどわかるんだ。
本音を言えば私だって歌いたいもの。
だけどそろそろ喉が痛いのよ~。
ほら、もっと喉を慣らしてからにしようよ。
だからもうちょっと待ってて?
だけど、口を閉じると「やだーっ!まだ歌うんだー!」と暴れるその子をどうやって抑えたらいいのかがわかりません。
どーしよう…
と思いながら歌っていたのですが…
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いきなり頭の中で声がしました。
「こらこら、そろそろ喉が潰れるよ」
声の主は、以前お話しした「彼」でした。
その彼がちっちゃい子をぎゅーっと抱き締めて頭を撫ぜている
―そんなイメージが浮かびました。
すると、あんなに暴れていた子がすぅっと落ち着いたのです。
おお、すごい。
彼が子守りを買って出てくれた。
どうも有難う!と、私は初めてLet It Goをゆったりした気分の中でじっくりしみじみ聞く事ができました。それまではかなり感情が昂ぶった状態で聞いていたのです。
そうして曲を聞きながら、なんだか可笑しくなってきました。
なんか今の状態、お母さんにまとわりついて離れない子供を、お父さんが「俺が面倒みるから好きな事してていいよ」と引き受けてくれたみたいだなー。
あらま。なんて素敵な旦那さん(笑)
恐らく彼は脚本の一部なのだと思っています(あくまで一部です。他にも脚本役を担っている存在がいるような気がします)。私の「思考」の大部分を司っており、「理屈」や「禁止令」といった分野の司令官のような存在だったのでしょう。
彼は「役目を降りる」宣言以降、私の味方になってくれているようです。
とは言っても、それが具体的にどんな形で表れるのかはよくわからなかったのです。
だけど今回の彼の様子を見ると、これまでの
「理屈による禁止令」は
「理性による抑制」に変化したようです。
チャイルドを抑え込むために「歌ってはいけない」と禁止するのではなく、
歌いたいのに喉が潰れて声が出ない状況を回避するための抑制です。
チャイルドもそれがわかったから納得したのでしょう。
厄介な事に、IPによる禁止令も、
自分を気遣ってのコントロールも、
言葉の上では同じなんですねえ。
「声が出なくなると困る、だから歌うのはやめよう」
それがどちらなのかは、チャイルドと繋がっていないと見極めづらいです。
これまでだったら、またIPにのせられて口を閉ざし、歌うのをやめてしまったかもしれません。でも今回、私はちっちゃい子をちゃんと感じられていたので、あの子が「そっかー」と納得したのがわかりました。
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そして彼がいるから「だったら今度こそ、トレーニングで喉を鍛えればいいんだ」という方向転換が自然とでき、無理なくそれを実行する事ができるのです。
電話で先生がおっしゃっていた「思考は感情による欲求を実現させるアシスト役」という言葉の意味が、やっと実感を伴って理解できました。
先生にそう言われた時、彼は「そう、それ!」と同意していたのに、私は彼を役目から降ろすのが寂しくて怖かった。
私は子供の頃からずっと、理屈と禁止令の中で感情を封印して生きてきました。
母から「お父さんは男の子を欲しがっていた」という話を暗に聞かされた事もあります。
恐らくそのような環境の中で私が生み出したのが「彼」だったのでしょう。
その存在をはっきりと認識したのが、彼が「役目を降りるよ」と言った時だったというのは何だか皮肉です。
そんな風に存在に気付きもしないで蔑ろにしていたのに、今まで私の大部分を支えてくれていたのだとわかると、彼が役目を降りるという事は支えを失う事のようでとても恐ろしかったのです。
なんだかすごく勝手ですね。
けれど、これもちゃんと先生から説明されていましたが、消えてしまうわけではないのですね。
私の中にあるものは私と一緒に変化し、成長していくんですね。
これからもこの先も、皆して私を支えてくれてるんですね。
そしてその全てが私なんですね。
私は一人だけど一人じゃないんだ!
なんて頼もしいんだろう!
これでやっと彼を手放して自由にしてあげる事ができます。
それってつまり、私がまた一つ自由を手に入れたって事ですよね!
私の中にはまだまだ会えていない私がいて、きっと私を待っている。
先生のブログに「あなたの中には個性豊かなクルーが乗っています」って言葉が出てきますよね。あの言葉を今しみじみと実感しています。
私の中に、まるで小さな家族が生まれたみたいです。
今はまだささやかだけど、とっても温かい大事な家族です。
この先どれほどの大所帯になる事やら。
そして大所帯になるまでに、一体どんな道が待ち受けているのか…
でももう怖くないです。
私、全員と会いに行きます!
いいですね~、この決意。
歌をお贈りします。
自分の中は一人じゃないよ。
“みんな”で船を出そう!!
【ウィーアー! ~9人の麦わら海賊団篇~ 】
ホコリかぶってた声も
確かめたのなら そこから伝説になる
力を合わせれば、
ありったけの夢も叶うのさ
しみったれた夜をぶっとばせ!
*なお、両親の受け入れのため本日から2週間ほど立て込みますので、よろしくお願いいたします。なお、真智子はいつも通りです。