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2-2)「都心の高級マンション」願望

2014/11/08(Sat) Category : 渋谷夫バラバラ殺人事件
【「渋谷夫バラバラ殺人事件」の考察】
【2.歌織の母親の人生脚本】


2)「都心の高級マンション」願望

気持ちで生きる人は背骨(内骨格)が出来ますので、ありのままで立っていられます。しかし、気持ちで生きていない人は背骨が出来ないため、体を支えるために外骨格で覆わなければなりません。その外骨格に当たるものが、金、家、土地、仕事、地位、財産、常識、通念、権威、思想、信条、主義、宗教、ルール、しきたり、あるべき論等々です。

6,ハラッサーとは、「甲殻類」


その中で、世間体を物差しとする人は、安心を得るために常に「中流より上」にいようとします。そのあり方は、実質の生活レベル及び地位や肩書きなどの“形”の両方がほしい人もいれば、実質はともかく“形”があればいい人、何が何でも金オンリーの人など、その人の不安の度合いや脚本との絡みで様々です。

この母親の場合、夫が社長の肩書きを持つことも安心材料であり、夫が娘をスチュワーデスにしようとしていることも表層意識ではOKだったでしょう(なぜ“表層意識では”と言うのか―それは無意識では歌織の自律を望んでいないからですが、それは後ほど)。

世間依存症―世間という外骨格が自分を身動きできなくする



また、「住まいの構造」にしても、その人の不安の埋め方のスタイルによって変わってきます。たとえば、意識を常に外に向けることで内なる不安から逃れようとする人は、戸建てでガラス張りのような家にして夜もレースのカーテンだけだったりします。

逆に、子宮のように閉じこもることで安心を得ようとする人は、セキュリティがしっかりしており上下左右に人がいるマンションに住んだり、あるいは戸建ての2階の真ん中を自分の寝室にしたりします(いろいろなパターンがありますがわかりやすい例を示しています)。

この母親の場合はマンション派だったのでしょう。というのも、歌織がまだ何者でもない祐輔と入籍したときに、隣家の主婦に次のように言っているからです。
『「弁護士と結婚したのよ」
「お孫さん楽しみですね」
主婦が言うと、母は否定した。
「あんな高級マンションに住んでいて、家賃なんてすごいんですよ。子どもなんてとてもとても」』(by河合香織)

「弁護士」と「高級マンション」―ここに母親の願望が表れていますね。肩書きと高級マンションが母親は欲しかったわけです。(そして、子どもはいらないことがわかります―これは後ほど重要になってきます)  



また、「住まいの位置」も重要です。これも不安の回避の仕方によってパターンがありますが、人里離れた場所に家族を隔離するように住むケース。背後が土手や川や大きな建物があるなど、どん詰まりに家を持つケース。騒音がうるさい交差点や踏切の脇などに住むケース。人が集まる駅や権威ある官公庁の傍に住むケース。都会のど真ん中に住むケース等々。

「中流より上」に居ようとした母親は、「都心」に住むことがステイタスであり安心材料でもあったのでしょう。実際、東京のど真ん中に住みたいと願う方も相談事例の中でいらっしゃいました。この母親の願望も「都心の高級マンション」に住むことだったのだろうと思います。



このことの傍証として、歌織が証言の際に『とにかく私は土が大嫌い。土仕事が、土に触るのが嫌』と力を込めて言った場面があります。このような場合、目の前にいる相手に言っているのではなく脳内母親に聞かせていることが多い(実際この言葉は亡霊の祐輔との会話の中で出てきた言葉)のですが、ではなぜそれを聞かせなければならなかったのでしょうか。

私はある相談者の方を思い出します。その方は、やはり渋谷などの都心が大好きで田舎は毛嫌いしており、行ったこともありませんでした。上りの電車に乗れても、下り(都心から離れる)の電車には乗るのも嫌なくらいでした。それが自分の“感性”と思っていたわけですが、実は存在不安の強い両親から植え付けられていたニセモノの感性でした。

その証拠にカウンセリングが進み、下りの電車にも乗れるようになり、田舎に行ったときに、その良さに感動したのです―それが本当の自分の感性。これまでの自分はニセモノであったことに気づかれました。このように親の支配とは、子どもの感性まで乗っ取ってしまうものなのです。

偽装自分と脱洗脳



どうも、脳(脳内親)に支配されている人は土(地球)を毛嫌いするようです。それはおそらく、土を触ることでインナーチャイルドが蘇ってくるからでしょう。『とにかく私は土が大嫌い』と懸命に主張した歌織は、脳内母親への忠誠を、遺体の首を埋めるというその場面でさえも示していたのです。歌織はきわめて強く、脳内母親の支配を受けていると思っていいでしょう。


・・・小さい頃、土団子を作って、その丸さと堅さを競い合ったことを思い出します。雨上がりに、道のあちこちに水たまりが出来ていて日の光が反射し、アメンボが浮いていたことを思い出します。土いじり、泥遊び、川遊び―そういう環境を維持することが、子どもにとってはとても大切だなぁと思います。




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