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3-6)「修羅行き姫」と「7人のこびと」

2014/11/18(Tue) Category : 渋谷夫バラバラ殺人事件
【「渋谷夫バラバラ殺人事件」の考察】
【3.歌織の人生脚本】


6)「修羅行き姫」と「7人のこびと」

歌織の中にはどのようなチャイルドが存在するでしょうか。

・どれほどの目に遭ったら母は心配してくれるのかゲームを繰り返す「謎解きちゃん」
・自分が悪いと自己洗脳のスタンプ集めをし続ける「自己否定ちゃん」
・男性から束縛や暴力を受けつつマンションを得ようとする「脚本ちゃん」
・お父さんを排除してお母さんとだけ暮らしたい「夢見ちゃん」
・親への怒り、殺意を抱えている「復讐ちゃん」
・存在価値マイナスで見捨てられ不安を持ち一人になるのが怖い「存在不安ちゃん」
・思うがままに生きたい「小さいちゃん」


母を信用出来ない(=人間不信)と人生スタートできませんから、「謎解きちゃん」は母の愛を確認するゲームを仕掛けます。
けれど、母の正体にたどり着くと永遠に愛を得られないことがわかってしまうので、この謎は解けてはいけません。万一、絶望を見そうになったら、「自己否定ちゃん」が自分を悪者にし続けることで母の正体に目隠しをします。

そのゲームを繰り返す一方で、“母親のため”に生きる「脚本ちゃん」はシナリオを現実化するために頑張り続け、それを後押しするのが、“自分のため”に願望を実現したい「夢見ちゃん」です。

道具にされて怒っている自分もいるのですが、それは心の分厚い岩盤の下に閉ざされて出てくることが出来ません。しかしその怒りや憎しみは蓄積されて「復讐ちゃん」を生み出します。

なぜそこまで閉じ込めるかというと、自分が天涯孤独という不安を感じたくないからです。つまり、「存在不安ちゃん」を閉じ込めたいからなのですが、不安感情だけを閉じ込めることはできませんので、すべての感情もろともに閉じ込めることになります。

そして、本当の自分「小さいちゃん」も閉じ込められています。気持ちが自分の本体ですから、「小さいちゃん」はその時々封印されてきた感情達とも言えます。



心の岩盤の上(無意識第一層)に4人、心の岩盤の下(無意識第二層)に3人のチャイルドがいるわけです。そして何でもそうですが、2人が互いの背中を押し合うと回転をし始め、転がり続けることになります。

岩盤の上では、「謎解きちゃん」と「自己否定ちゃん」がシーソーを続け、「脚本ちゃん」と「夢見ちゃん」はタッグを組んで転がり続けるわけです。この2チームだけでも大変ですが、岩盤の下には、自分に分かって欲しい「復讐ちゃん」と「存在不安ちゃん」という巨大なマグマが噴火する隙を狙っています。

この「7人のこびと」が自分の中にひしめいているわけです。
う~ん、考えただけでも大変ですね。(皆様そうなんですが)

それに気づくだけでも違うのですが、気づかなければ翻弄されることになります。



ちなみにカウンセリングなどで自律に向かうと、
「謎解きちゃん」は解消され、
「自己否定ちゃん」は自己肯定に変わり、
「夢見ちゃん」は現実に足をつけ、
「復讐ちゃん」はその気持ちを声に出して実感していくことで昇華していきます。その課程で背骨が出来、その自分が
「存在不安ちゃん」を抱きしめることで不安の人生は終わります。

最後は、それらの苦労をすべて自分が受け止めることで「脚本ちゃん」と和解し、残るのは、「小さいちゃん」と一体となった自分だけです。そこにもはやシナリオはありません。自由自在のフリーチャイルドが誕生(第二の誕生)します。



けれど、それは一人ではなかなか出来ることではありません。
「人生の原点が暴力」で始まった歌織は、命を道具にし、殺伐たる修羅の道を歩いて行くことになります。

親のための脚本がある間の人生を「脚本人生」と呼んでみましょう。脚本人生とは、人生脚本を現実化していく人生のことですので、主旋律は「脚本ちゃん」ですが、そこに上記いろいろなチャイルドが絡んできます。

歌織の「脚本人生劇場」は、どのような道行きになるのでしょうか。。








【ご参考】
「嫌われ松子の一生」―存在不安と闘い続けた生涯





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