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4-6)祐輔登場―親からディスカウントされた者同士の出逢い(2002.11)

2014/11/24(Mon) Category : 渋谷夫バラバラ殺人事件
【「渋谷夫バラバラ殺人事件」の考察】
【4.大学時代~愛人契約まで(19/1993~28/2002)】


6)祐輔登場―親からディスカウントされた者同士の出逢い(2002.11)

祐輔は地元の名門高校から2浪して中央大学に進学するも、雀荘に入り浸って借金もするようになり、卒業後、一旦郷里に帰って公務員を目指しますが、挫折してまた上京し、当時付き合っていた恋人のアパートに転がり込みます。この時に父は祐輔を勘当しました。その後も、居候しながらのギャンブル生活で借金は300万円を超えました。

バイト先の祐輔の同僚は、次のように話しています。
『夏休みを利用して、アルバイト先で仲良くなった3人で祐輔さんの実家がある小倉にドライブに行ったことがあった。祐輔さんは実家が近づくとぶるぶる震えだした。インターフォンを押し、玄関で土下座をした。それでも父には許してもらえなかったと同僚は話した。』(by河合香織)

実の親に対する緊張と恐怖。そして、土下座―どれほど自己価値が低いのでしょうか。祐輔にとっての実家は、自分がディスカウントされる(=人扱いされない)崩壊基地だったことが覗えます。

「実家も勘当されているし、天涯孤独なんだ」「あったかい家族が欲しい」「俺はビッグになってやる」(同上by河合)と祐輔は話していたようです。『女性関係は派手だった』のは、自分が安心できる安全基地(子宮)を探し求めていたのでしょう。


「俺はビッグになってやる」と言う背景は2つのことが考えられます。
一つはストローク飢餓。親から得られなかったストローク(存在を認める働きかけ)への飢えを衆目を集めることで満たそうというもの。

もう一つは、劣等感が強ければ強いほど過剰な優越感で穴埋めしようとします。物言いも偉そうになったり、やたらと人をけなしたりすることもありますが、そうしなければバランスが取れないのです。威勢がよく偉そうな仮面の後ろには、自己存在に自信がなく、孤独に泣いているチャイルドが隠れていることも多いです。


共に父親から見捨てられ、自分の存在価値に自信のない二人。その実質は、母親から見捨てられている無意識の絶望の内にあって、父親への怒り以上に母親への怒りをため込んでいる二人―互いに相手の中に自分の姿を見ることが出来る(自己投影できる)似たもの同士でした。出逢った二人があっという間に惹かれあったのは想像に難くありません。

祐輔は歌織と合コンで出会った翌日に「理想の女に出会ったんだ。白百合女子大でお嬢様で、しかも丸紅なんだぜ」(by河合)と電話したそうです。ビッグになりたい祐輔にとって『理想の女』だったのでしょう。

親からディスカウントされた者同士が、お互い“厚化粧”しての出逢いでした。





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