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5-2)アリバイ作りとその裏にあるメタメッセージ(2003.01~)

2014/11/26(Wed) Category : 渋谷夫バラバラ殺人事件
【「渋谷夫バラバラ殺人事件」の考察】
【5.祐輔を自分の土俵に乗せた歌織(28/2002.11~29/2003.4)】


2)アリバイ作りとその裏にあるメタメッセージ(2003.01~)

歌織のマンションに押しかけてきた祐輔。

弁護側「その後は?」
歌織 「『友人が戻ってこない』とか言ってなかなか出て行かなかった」

と述べていますが、リミットテストをOKしあった二人ですから出て行くはずもありません。もし本気で出て行ってほしいなら、歌織は愛人A男に相談することも出来たはずです。しかし、A男とは『12月末の大阪旅行』を最後に肉体関係を終わらせています。つまり、この時点で歌織はA男から祐輔に乗り換えているのです。こうして、祐輔との生活が始まりました。

弁護側「どんな生活だった?」
歌織 「最初は普通。そのうちお金の使い方などで口論になった。一番の口論の原因は約束通り出て行かなかったこと」
弁護側「祐輔さんは何と?」
歌織 「法知識が私にないことを逆手に取り、ずるずる出て行かない状態が続いた」

相手を追い出すのは本気度であって法知識ではありません。「イヤなものはイヤ!」―それで終わりです。

まして、祐輔が結婚を約束した相手と付き合っていたことを知っていたわけですから、その祐輔が『ずるずる出て行かない』ことが何を意味するか歌織はわかっていたはずです。相手の女性から見れば、祐輔は結婚直前に別の女性に乗り換えたということにしかなりませんから、当然祐輔の結婚話は破談になるでしょう。そのことが容易に想定される中で、歌織は祐輔を結果的に留め置いているわけですね。

口では『一番の口論の原因は約束通り出て行かなかったこと』と延べ、自分は出て行かせたかったが、『友人が戻ってこない』とか『法知識が私にないことを逆手に取り』祐輔が出て行かなかった―つまり、相手のせいにしています。

これがいわゆる「アリバイ作り」です。
既に歌織は祐輔を道具にするために結婚相手から祐輔を奪うことをしています。人を道具にするという倫理にもとる行為をする時、自分が罪の意識を感じないですむように、人は「アリバイのための状況」を作り出します。それが“口論”ですね。

そして、その創り出した事実を元に「私は出て行けと言った。だから、出て行かなかったのは相手のせい」という自己洗脳が完成します。脚本人生を生きている人は、この程度の自己洗脳で十分虚構を生きていきます。





このようなことは、あらゆる家庭で見られます。たとえば、子どもを勉強(結婚)どころではない家庭環境にしておいて、「勉強(結婚)しろ」と言う―子どもが勉強(結婚)できないのは親のせいなのですが、「勉強(結婚)しろ」と言ったことによって、それでも勉強(結婚)しないのを子ども自身のせいにしてしまうのです。

この場合、「勉強(結婚)しろと言う」ことは次のようなアリバイとなります。
1.自分は子どものためを思っているよい親、という自分自身に対するアリバイ(自己洗脳)
2.「私はそう言ったんだけどねぇ、困ったもんだ」と第三者に証明できるアリバイ(他者洗脳)

そして、このアリバイ作りに相手も協力するようになるのですが、そのカラクリは次のようなものです。

まず、言われた側は言った人の本気度(本当に自分のためを思って言ってくれているのか)を見ています。それは言われている状況と実感でわかります。たとえば、子どもは親が本気で自分のことを考えてくれて「勉強しろ」と言っているのではなく、親自身がそう言いたいだけなんだなとわかります。

すると、親は「そう言いたい」わけですから、子どもの役割としては「そう言わせる」ことをしなければなりません。つまり、「勉強しろ」と親に言わせるためには、自分が勉強してはいけないのです。このように勉強しない“努力”をすることによって、「言いたい親」と付き合うようになるのです。

もちろん自覚的にそう“努力”しているのではありませんから、子ども自身はなぜ勉強に取り組めないのかと苦しんだり、自分を責めたり、親と口論の挙げ句しなかったりしますが、無意識では親に協力しています。

(何かに取り組みたくて、それが出来ずに苦しまれている方。上記のように親に協力をしていることが多いです。自分を傷つけるだけの“親への協力”はやめましょう。協力しなくても、親は変わりません)



この出て行け口論のケースでも、二人の協力関係が見られますね。祐輔は歌織に法知識を提供し、歌織はそれを自己説得の材料に使って矛先を収めているわけです。つまりは「出て行かなくていい」という意思表示をしているわけです。


歌織の行動の裏にあるメタメッセージ(メッセージの裏にあるメッセージ)を整理しておきましょう。
・婚約者がいる祐輔を自分のマンションに入れた→「私の方を選んで」
・口論して矛先を収めた→「出て行かなくていい」
・そのままずるずると居させ続けた→「相手と別れて私と結婚して」

このように歌織は、行動と状況で、「婚約者と別れて私と結婚して」と祐輔に伝えていたのでした。





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