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6-1)「見捨てられ不安」を突いて束縛を強化させる(2003.05)

2015/01/12(Mon) Category : 渋谷夫バラバラ殺人事件
【「渋谷夫バラバラ殺人事件」の考察】
【6.人生脚本を突っ走り始めた歌織(2003.05~2003.08)】
*さて、本日から再開致します。長丁場ですが、ごゆるりとお付き合いください。

1)「見捨てられ不安」を突いて束縛を強化させる(2003.05)

親に見捨てられた祐輔が自分の子宮を欲しがっていたことは、祐輔の法律事務所時代の同僚だった女性の証言からもわかります。

検察側「歌織の愛人のことは聞いていた?」
証人 「はい。歌織のマンションは、愛人に住まわせてもらっていると」
検察側「祐輔さんは何と言っていた?」
証人 「『ベッド、家具も愛人が買ったと思うと、気持ち悪くていられない』と」

まぁ上記の感覚は一般的に頷けるものですが、特に家を子宮とする人(男女問わず)にとっては、自分以外の価値観がくっついたモノがあることは「自分だけの安全基地」になりませんから、排除しようとします。

たとえば、外部から持ち込んだモノは、「この一角に置く」と置き場所を決めたりすることもあります。ちょうど、鎖国時代の日本における長崎の出島のようなものですね(前記事でも書きましたが、個人も国家もやることは同じですね。つまり一人一人が変われば国も変わると言うことです)。

逆に自分の「手が付いたモノ」を家の中の全空間、全部屋に置こうとすることもあります。たとえば、子ども達が成人して出た後などに、その部屋を自分のモノで埋め尽くしていったりします。さらにその子どもを支配し続けるために、衣食に関わるモノを送り続けたりします。つまり、モノ=自分なのです。



さらに祐輔にとって「子宮」の本体は歌織ですから、歌織が他の価値観と交わらないように家に閉じ込めておこうとします。

弁護側「結婚当初は働いていたのか?」
歌織 「はい」
弁護側「あなたが働くことについて祐輔さんは何と言っていた?」
歌織 「とにかく『会社に男はいるのか、何人いるのか?』と何かにつけて、『男、男』とうるさかったり、私が『仕事が楽しい』と言うと、『結婚している女になぜ、そんな仕事をさせるんだ』と言って、働くことに理解を示してくれなかった」
弁護側「仕事は続けたのか?」 
歌織 「結局やめた」

このように、祐輔から見れば歌織は議論で与しやすく、仕事を辞めさせることも出来ましたので、手放せない相手だったのでしょう。
けれど歌織にとっては、元々自律してはいけない脚本ですから、『仕事が楽しい』などと思ってはいけません。仕事を楽しいと思うこと自体が、脳内親への裏切りになるからです。

つまり、『仕事が楽しい』と言ったのは、祐輔の束縛を引き出すためだったのでしょう。仕事を辞めることにそう無理はなかっただろうと思います。自律せず男性に束縛されたい歌織の脚本と、子宮にするために女性を束縛したい祐輔の脚本ががっぷりかみ合っていることがわかります。



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続いて、入籍1週間後ぐらいにふるわれた暴力をきっかけに、歌織は祐輔に罰を与えます。

弁護側「祐輔さんの暴力があって、生活に変化は?」
歌織 「私自身そのことがあって、そのことだけではなく結婚前からの不信感もあって、性生活を拒むようになった」

その罰が性生活を拒むことであったことに意味があります。『5-4)命を道具にする2~歌織が婚約者から祐輔を手に入れた理由』でも見ましたが、存在不安がきわめて強い祐輔は、ヤドカリのように必ず自分の貝殻(女性)を確保してから移り住みます。その“相手を確保した”ことの証拠がセックスのようです。

ということは、セックスを拒まれるということは、常に不安な心理状況に置かれるということで、ストレスを与えられ続けるということになります。それが祐輔の苛立ちを募らせ、束縛を強めてくることになるでしょう。

弁護側「性生活を拒むようになったことで、祐輔さんに変化は?」
歌織 「何かにつけて、私が浮気をしているとか色々なことを聞いてきた」

歌織にとっては、想定通りだったのではないでしょうか。というのも、自分に向かってくるエネルギーは、それを拒絶することで相手をコントロールすることが出来ることを、歌織は母との関係から実感的にわかっています。また、その場合、どの部分を拒絶することが最も効果的かもハラッサーはわかっています。

ただ、これは戦略的というよりも、なにかのきっかけがあればセックスを拒むことは、結婚前から無意識の計画としてあったでしょう。というのも、男女問わず「母親一神教」が強い場合、その人は言わば母という神に仕える修道女のようなものですから、配偶者との親しい関係を断とうとします。それがセックス拒否という形になることはよく見られるのです。

いずれにせよ、こうして歌織は祐輔の「見捨てられ不安」をつっつくことで、自分への束縛を強めさせていきました。





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