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10-2)激しい暴力を引き出した仕掛け(2005.06.27)

2015/02/14(Sat) Category : 渋谷夫バラバラ殺人事件
【「渋谷夫バラバラ殺人事件」の考察】
【10.脚本の復活とバージョンアップ(2005.06~2005.夏)】


2)激しい暴力を引き出した仕掛け(2005.06.27)

《祐輔さんから過剰な監視を受けていたと話す歌織被告。平成17年6月(6月27日深夜)には、歌織被告のメールをきっかけに、激しい暴力をふるわれたという》

弁護側「暴力のきっかけは?」 
歌織 「私がメールをしていたこと」 
弁護側「誰と?」
歌織 「彼の暴力について、家族問題を扱うサイトにメールしていた。彼の帰宅後、私のメールの着信音が鳴ったら、(祐輔さんは)靴のまま(自宅に)上がってきて、『おまえも浮気してたんだな』と私の顔だけめがけ、何度も殴ってきた。明らかに私の顔の形が変わっても彼は殴ることをやめず、私は鍵のかかる洗面所に逃げたが、(祐輔さんが)入ってきて殴られた。その後、(マンションの)非常階段に逃げたが、追いかけてきた」
弁護側「その時、祐輔さんに何と言われたのか?」 
歌織 「『おまえをぶっ殺してやるから、絶対逃さないぞ』と言われた」
弁護側「(祐輔さんから激しい暴力を受けた)その晩、逃げることができたのはどうしてか」 
歌織 「ひとつはその晩はいつもと違い、縛られることがなかったのと、暴力が顔ばかりに集中して体にはなかったので動くことができた。服や下着を脱がされたが、逃げ込んだのが洗面所で彼が着ていたズボンとシャツがあった。彼が電話をしていたので逃げるスキができた」
弁護側「病院に駆け込んだ後は」
歌織 「目黒警察署で保護された」

この経緯にも違和感があります。DV夫についての相談をする場合、その妻はとても慎重にアプローチします。少なくとも着信音が鳴るような設定にはしていないでしょう。わざわざ相手の注意を惹く仕掛けをそのままにしておくことが疑問です。

次に、着信のタイミングです。彼が玄関のドアを締めて靴を脱ぐ前のほんのわずかな時間に着信音が鳴ったというのでしょうか。しかも、その音が玄関まで聞こえたというのでしょうか。仮に聞こえたとして、そのまま靴を脱がずに上がってくるでしょうか。

その上、“浮気”はこの夫婦にとっての喧嘩を始めるキーワードのようなものですが、祐輔が“おまえも”と言っているということは、祐輔も浮気で責められていたということでしょう。死人に口なしですが、祐輔のストレスを高めるために歌織もまた祐輔を責めていた可能性はあります。


もう一つ注意しなければならないのは、『私の顔だけめがけ、何度も殴ってきた』『暴力が顔ばかりに集中して体にはなかった』ということです。相談者の体験でも、“頭”が狙われる時は次のようなときです。

『不思議なことに、人間の赤ちゃんは本当の敵がどこにいるのかを知っているように思います。あるIPの強いお母さんの子ども(2歳)は、お母さんの頭をやたらと叩くのです。それも強い力で。(中略)そして、そのお母さんがICとつながり始めたときに、その子は叩くのをやめ穏やかになっていきました。その変化を見て、つくづく思いました。人間は本来こういうセンサーを持っているんだろうなぁと。』
【「土浦両親姉惨殺事件」―7,殺害方法に現れた「思い」】

祐輔にしてみれば、いったん収めていた暴力をまた引きずり出されたわけです。この飽くなき繰り返しの原因が歌織の“頭”(脚本+IP連合)にあると祐輔のチャイルドは感じたのかもしれません。





いずれにせよ、暴力のきっかけがあまにりも不自然なのです。検察は、歌織が家族問題を扱うサイトに相談していたかどうかも含め、暴力のあったその日にそのサイトから返信があったというストーリーに疑問を抱いているようです。

検察側「平成17年6月に鼻の骨を折ってシェルターに入ったね? 前回、その原因について『家族問題を扱うサイトを見ていて、メールの着信音が鳴って祐輔さんが浮気をしているんだろうと殴った』と言っていたね?」
歌織 「はい」
検察側「家族問題を扱うサイトって何?」
歌織 「私のように、DVや夫の浮気、借金、子供の問題、嫁姑問題など、いろんな問題を扱っているサイトで、見た人がメールを送ったり、サイトを運営している方が、対処法というかアドバイスをあげているサイト」
検察側「この日までに何度も見た?」
歌織 「はい」
検察側「それまでにもメールを送ったことある?」
歌織 「はい」
検察側「前もあった?」
歌織 「携帯でやったことはなくて、近くのネットカフェでやっていた」
検察側「で、その日、メールが返ってきた?」
歌織 「(黙ってうなずく)」
検察側「誰から返ってきたのか?」
歌織 「主催者かわからないが、サイトの方」
検察側「男性? 女性?」
歌織 「それもわからない」
検察側「それまでも返ってきているのにわからないのか?」
歌織 「…わからない」
検察側「シェルターで祐輔さんの暴力の原因を『私が他の男性とメールしていたこと』と書いた覚えは?」
歌織 「彼が私を殴っているとき、私の携帯を見たり、『どこの男なんだ? 誰なんだ』と言っていたので」
検察側「祐輔さんは、あなたが男性とメールしているという根拠があって言ってたのか?」
歌織 「根拠があって、というわけではない。夜中の12時ぐらいにメールをしているだけでダメだった」
検察側「結局、祐輔さんは、あなたが男性と浮気をしていると疑っていたの?」
歌織 「わからない。根拠がないので」
検察側「当時のメモに相手は男性と書いていたが」
歌織 「私は男性だと思っていた」
検察側「祐輔さんはメールの相手に連絡をとっていた?」
歌織 「携帯を取り上げられていたのでわからないが、私の携帯でどこかに電話していた。相手に『出てこい』と言っていた」
検察側「あなたが電話をしたことは? あなたの携帯に(メール相手の)携帯番号は入っている? あなたが電話をかけた履歴は携帯に残っている?」
歌織 「電話ではなく、サイトにアクセスした履歴を見た」
検察側「祐輔さんは相手に実際に話をしたのか」
歌織 「見てないのでわからないが、彼は留守電にも怒鳴るくせがあったので、そう考えると相手が出ているのかいないのか、よくわからない」
検察側「あなたそのころ、スポーツクラブに通っていたそうだが、メールの相手はインストラクターだった?」
歌織 「ありえません」


おかしな答弁がありますね。歌織は、シェルターに入るとき、祐輔の暴力の原因を『私が他の男性とメールしていたこと』と書きました。そう書いた理由は、祐輔が「私の携帯を見たり、『どこの男なんだ? 誰なんだ』と言っていた」から、と言っているわけです。

つまり、“祐輔が相手が男だと言っていたから、『私が他の男性とメールしていた』と書いた”と言っているわけです。自分が書いた内容を人のせいにしていますね。とてもおかしな言い訳です。

シェルターという守られる場に入る際に、わざわざ嘘を書く人はいないでしょう。むしろ、家族問題を扱うサイトからのメールが届いて彼が怒った、と書く方が、祐輔のひどさが分かりますので、もしそれが本当ならばそのまま書くはずです。

ということは、『他の男性とメールしていた』ことが事実だろうと考えざるを得ません。この事件について、河合香織氏の取材によれば次のようです。

『このメールの相手について歌織は公判で「家族問題を扱うサイト」と言っていたが、祐輔さんの母は「元彼にメールしていて、僕のことをうるさいって足蹴にした。お金を借りるという内容で悔しくて携帯を取り上げようとしたら、歌織が向かってきて喧嘩になった」と聞いていた。』

私にはむしろこちらの方が本当のように思えます(彼が母への電話をしていたときに、歌織が逃げ出したのでしょう)。相手を怒らせるために他の男性にメールをする―これは、あの婚約を破棄したときと同じく、歌織にはなじみのやり方ですね。祐輔の暴力を誘発するための仕掛けですから、堂々とやったのではないでしょうか。



歌織の愛人A男の次のような証言があります。

検察側「夫に直接会ったことはありますか?」
証人 「ありません」
検察側「電話で話したことはありますか?」
証人 「あります」
検察側「証人は(夫が)なぜ連絡を入れてきたと思いますか?」
証人 「分からないが、私と(歌織被告が)連絡をとっていると疑ったのではないでしょうか」

祐輔がA男に電話したのはこの1回。それがこの時だったのではないでしょうか。そして、A男の答弁を聞いていますと、祐輔と激しくやり合った形跡が見られません。祐輔は母親に『元彼にメールしていて』とハッキリと言っていますから、この電話でメールの相手が「元彼」だと確認したのではないでしょうか。傍聴記録を見ると、《かつての交際相手の証言のためか、歌織被告の表情は午前中に比べてひきつっていた》とあります。歌織にとってまずい証言があったのでしょう。



また、次のような証言があります。
『そのシェルターのスタッフはこんな一面を証言している。
「無断でシェルターから外出して、ブランドの靴を買っていました」』(by河合香織)

これは、例の「日々母親と繋がるための、金を浪費するという努力」の部分ですね。これは実行し続けなければなりませんから、歌織はたびたびお金を愛人から借りていたのでしょう。それを堂々と祐輔の前でして見せたことが仕掛けであり、同時にお金も得ていたのです。これで、脚本の「自律せずに金を浪費し、男性に束縛され暴力で支配されて我慢しつつ」という部分は両方満たされたわけです。

脚本人生とは、ハムスターのように同じ所をグルグル回り続けながら、このように脚本を現実化するための意味なき努力をし続ける人生なのです。





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