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11-7)ついに手に入れた「都心のマンション」(2005.09)

2015/02/27(Fri) Category : 渋谷夫バラバラ殺人事件
【「渋谷夫バラバラ殺人事件」の考察】
【11.脚本人生劇場第二幕(2005.06~2005.秋)】


7)ついに手に入れた「都心のマンション」(2005.09)

シェルター騒動があってわずか3ヶ月後に、歌織夫妻は渋谷区に引っ越しています。

弁護側「平成17年9月ごろ、代々木(正しくは渋谷区富ヶ谷)に引っ越した」 
歌織 「彼が、環境を変えることでやりなおそうと言った。私は彼の会社から離れられればどこでもよかった」

祐輔が、『環境を変えることでやりなおそう』と歌織に申し入れたことになっていますが、その場所は今より『会社から離れ』ることになるようです。ちょっと不自然な感じがします。
それに、『環境を変えることでやりなおそう』と言いたくなるような状況が祐輔にあったでしょうか?少し振り返ってみましょう。


この時期は、マミィ・ダディと呼び合って仲良くなったと思ったら、渋谷での狂言暴力騒ぎに別居に、と祐輔は翻弄されており、元婚約者にも歌織との結婚は失敗したと言っているわけです。公正証書が足かせとなって離婚に踏み切れなかったことが証言でわかっていますから、祐輔が離婚に向いていこそすれ、“やりなおしたい”という思いにはほど遠い気がします。

一方の歌織は、すべてにおいて第一幕を上回らなければならない脚本人生劇場第二幕を突っ走っています。その舞台として、マンションはより都心に近づかなければならないのです。そこで選んだのが「渋谷区」だったのではないでしょうか。実家の母親に対しては、おそらく見栄えのする住所地でしょう。それは歌織にとって念願の「都心のマンション」だったのでしょう。

つまり、マンションを変わりたかったのは歌織であって、祐輔に動因がないということです。

そこで歌織はゲームを仕掛けたのではないでしょうか。そして、祐輔はそのゲームに巻き込まれ、別居という形になり、その別居を解消したいなら「新たな環境」で」ということにして、自分が目をつけたマンションに引っ越させたのではないでしょうか。

丁度2年前に武蔵小山に強引に引っ越しをさせたのも歌織でした。あの時も、歌織は愛人に『これから母と弟と3人で暮らす』と夢を語って引っ越したのでした。その時と同じように、シェルターを出て間もないころから歌織は不動産を探していましたから、そこで物件を見つけたときにゲームを仕掛けて祐輔に引っ越しをさせたとしてもおかしくはありません。『環境を変えることでやりなおそう』と言ったのは、歌織ではないでしょうか。





弁護側「引っ越し後の彼の監視は」 
歌織 「頻度は減った。暴力のやり方も以前に比べると、注意深くやるようになった。例えば、殴るときも違う方向を向いて殴ったり、わざと両手を挙げてタックルしたり」
《夫から受けたDVについて、歌織被告は自らすすんで具体的に語る。首を締められたシーンの再現では、両手を使って身ぶり手ぶりで説明し始めた》 
歌織 「首を締めるのも以前は両手でキュッと締めるようにやっていたが、たぶん跡が付かないようにということだろうが、こう(腕の部分を使って)、手でひねり上げるように注意深くやっていると感じた」

とても冷静に観察しています。それだけ暴力に慣れていたということの悲しい証明であり、慣れたが故に観察する余裕があったのでしょう。また、歌織の方からも仕掛けたでしょうから、離婚時に有利になるように観察の構えもあったはずです。

けれど上記は、もしそういう暴力があったとした場合の解釈です。もしそういう暴力がなかったら、違う意味が出てきます。これまでを見ていると、祐輔の側に暴力を振るう動機がありません。友人の証言からもなかったことが証明されていました。とすると、上記の首の絞め方は、この1年の間に歌織自身が研究したことではないでしょうか。だからこそ、詳述できるのではないでしょうか。

というのも、ここは証言として大事だろうと思う場面の暴力に関して抽象的な話しか出なかったり、逆に暴力の少ないこの時期にこのように妙に具体的だったり、暴力の描写にムラがありすぎるだけではなく、印象に残っている事例にちぐはぐさを感じるのです。



弁護側「祐輔さんは暴力を振るうときに気を使うようになっていたようだが、酒を飲んだときはどうだったか」
歌織 「酒を飲んだときは、さすがに酔っぱらっているのでそこまでは気を付けていない。殴ったりけったり、部屋を引きずられたりした」
弁護側「祐輔さんが言ったようなこと(監視のために歌織被告に指示していたこと)を実際に行って、納得はしてくれていたのか」
歌織 「『(電話で話しているときに)周囲の音が違う』などと、どう説明しても納得してくれなかった。彼が帰宅すると暴力が始まった」 
弁護側「暴力が始まるタイミングは」 
《それまで淡々と話していた歌織被告の声に、少し力がこもる》 
歌織 「酔っぱらって帰ったタイミング。私が『離婚してくれ』と言ったとき。彼の束縛にきちんと応じられなかったとき」

見事にキッパリと答えています。ということは、彼の癖を熟知していたということであり、回避することもできたということです。逆に、それを利用して暴力を引き出すこともできたということです。けれど、逆に祐輔も歌織の仕掛けるタイミングや繰り返すパターンに気づいたのではないでしょうか。それでこの時期、暴力が減っていたのではないでしょうか。祐輔は、同じことを繰り返す歌織の一人芝居に、付き合いきれなくなっていたのかもしれません。





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