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12-3)離婚もしマンションも手に入れる―人生脚本の変容の宣言(2005.12.13)

2015/03/04(Wed) Category : 渋谷夫バラバラ殺人事件
【「渋谷夫バラバラ殺人事件」の考察】
【12.人生脚本の変容(2005.11~12)】


3)離婚もしマンションも手に入れる―人生脚本の変容の宣言(2005.12.13)

歌織は、教会で深刻に迷った日の翌日、商社時代の知人の女性と会いました。

検察側「17年12月13日に会っている。歌織被告とどんな話をした?」
証人 「近況報告など」
検察側「マンションの話をした?」
証人 「買おうと思っているので見て歩いている、と」
検察側「だれの名義と聞いた?」
証人 「歌織被告の名義と聞いた気がする」
検察側「なぜ買おうと?」
証人 「『もしかして離婚するかもしれないのに買っていいの』と聞いたら、『祐輔さんが投資目的でもマンションに詳しいので買えるから』と言っていた」
検察側「お金のことは?」
証人 「祐輔さんは借金を返していると聞いていた。ローンは借りられないのではと聞いた」
検察側「それで?」
証人 「大丈夫、と」
検察側「だれがローンを払うのか」
証人 「暗黙の了解として、祐輔さんが払うのだろうと思った」

祐輔はサラ金も含めた借金の返済もあってローンを組めないことを、家計の管理をしている歌織は知っていたはずです。その上、離婚をするつもりなのです。あまりにも無謀ですが、慰謝料でマンションを買うつもりだったのでしょうか・・・。もはや現実を全く見ていないように思えますが、既に完全虚構の世界を歌織は生きていますからそれも当然かもしれません。

歌織の意図はどこにあったのでしょうか。
つい昨日、離婚するか結婚を継続するかで深刻に悩んでいたばかりです。にもかかわらず、その翌日には、離婚することも踏まえた上で自分名義のマンションを買うと言っているのです。つまりは、「離婚もする」し、「マンションも手に入れる」と言うことです。


なるほど・・・歌織の切なる願望―「お母さんと暮らしたい」という「夢見ちゃん」のパワーが、行き場を失っていた「脚本ちゃん」をブレイクスルーしましたね。

前記事で次のように書きました。
『これまでの脚本をあきらめると言うことは、母親と一緒に住む夢もあきらめるということです。その夢をあきらめて、祐輔(代理母親)との結婚継続をとるのか・・・歌織は一体どのような道を選ぶのでしょうか。』

言葉を変えていえば、人生脚本をあきらめるということは夢もあきらめるということ。「夢見ちゃん」は「脚本ちゃん」もろともに葬られることに我慢なりませんでした。「夢見ちゃん」はなんとしてでも母親と暮らしたいのです。でなければ人生がスタートできないわけですから。スタートもしていないのに、終わらせることは出来ません。

そこで、「母親のための脚本ちゃん」が行き場を失っているのなら、私が引っ張るとばかりに「夢見ちゃん」が主導権を握ったのでしょう。そして、「母親のための脚本」から、「自分の夢のための脚本」に変わったのでしょう。





もう少し現実的に言い換えましょう。
「自律せずに金を浪費し、男性に束縛され暴力で支配されて我慢しつつ、都心にマンションを得る」という脚本は、都心にマンションを得た段階で一度終わっています。ある意味、絶望と共に破壊されました(完全ではありませんが)。

けれど、それで“夢”をあきらめるわけにはいきませんでした。その夢とは、マンションを手に入れたその先にあるもの―それは母と共に暮らす夢です。公正証書もありますから、祐輔にマンションのローンを支払わせるならば、『男性に束縛され暴力で支配されて』という“形”は残ります(←虚構を生きている歌織の脳内世界では)。

もはや母親が徹底して自分からは動かないことが歌織には分かりました。ならば、『母と暮らす』夢を叶えるためには、自分が強引に母親を自分の元へ連れてくればいい―そのように変容したのではないでしょうか。

こうして、「母の手」となっていた娘が、一子相伝のごとく母のやり方を体で学び、今度は逆転して自分が親を使うようになることがあります。

また、本当の母親と暮らすのであれば、もはや代理母親(祐輔)は不要です。もうまどろっこしいことはしていられません。代理母親と離婚し、母親と暮らす―歌織は真っ直ぐそこに狙いを定めたのではないでしょうか。

その結果、歌織の脚本は、次のように変容したのかもしれません。
「離婚し男性に金を払わせて自分名義のマンションを得、母と共に暮らす」

同じくマンションを得ることが目的ですが、これまでは、「母親の夢」を叶えるための手足としての脚本でした。しかし、今や「自分の夢」を叶えるための脚本に変わりました。


母親という神に仕えるのか、新たな神に仕えるのか―牧師の前で悩みに悩んだ末、歌織は自分自身が「神」になる道を選んだのです。祐輔を利用して夢を実現する―友人に会ったのは、その“宣言”のためでしょう。

これで、どちらが離婚を言い出してもアウト!というバニシングポイント(消失点)は回避されました。歌織は、離婚して自分名義(自分の夢のため)のマンションを購入する道を突っ走り始めました。







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