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13-1)日々の生活の実権を握っていた歌織

2015/03/20(Fri) Category : 渋谷夫バラバラ殺人事件
【「渋谷夫バラバラ殺人事件」の考察】
【13.反転攻勢―主導権を握った歌織(2005.12~2006.03)】


1)日々の生活の実権を握っていた歌織

まず、この頃の二人の生活を見てみましょう。

弁護側「食事はどうしていたのか」
歌織 「平日は、彼の帰りが遅く夕食が必要ないので朝食を作るくらい。休日は外食する以外は私が作った」
弁護側「掃除、洗濯は」
歌織 「私がしていた」
弁護側「祐輔さんが手伝うことは」
歌織 「ほとんどなかった」
弁護側「17年の年末から18年にかけて、土日はどう過ごしていたのか」 
歌織 「アドバイスの通り、家で2人きりにならないよう、スポーツクラブに行ったり、家を見に行ったりしていた」
弁護側「不動産屋に行っていたのはいつからいつまでか」
歌織 「シェルターを出て間もないころから事件前まで」
弁護側「家の購入について、祐輔さんはどう話していたのか」 
歌織 「サラ金からの400万円、奨学金の300万円を住宅ローンを組むことで(借金を)一本化したいと言っていた。不動産投資の仕事をしていたので、彼の同僚が投資目的で家を持っていた。自分も投資目的で欲しいと言っていた。家賃は高いし長期的にみたら家を買った方がいいと」

なんと、スポーツクラブに行き、不動産屋巡りもしています。しかも、『シェルターを出て間もないころから事件前まで』継続して。不動産屋巡りは「日課」と言ってもいいですね。不動産屋巡りが、「脚本人生を歩き続けていることの証明行動」だったんだなぁと思います。

人はこのように、日々脳内親に自分の姿を見せながら行動しています。貴重な人生の壮大な時間つぶしをしていることに、本当に気づいてほしいと願います。

というのも、脳内親は自分が作り上げた虚構―つまりは、一人芝居だからです。せっかく肉体を持つという物質世界に生まれたのに、人とつながらない一人芝居で人生を終える・・・魂が肉体をほしがるのは、「触れ合い」体験ができるからというのを読んだことがあります。いずれ死んだら意識の世界に戻るでしょう。そこは何でもありです。せめてこの物質界では虚構ではなく現実を生きてほしいと思います。


その上、祐輔ともよく話し合っていたようですね。不動産投資については意気投合していたのではないでしょうか。しかも、家計は歌織が握っていました。

弁護側「お金の管理は」
歌織 「彼の給料が振り込まれる口座のカードと通帳は私が管理していた」
弁護側「家計は管理できていたのか」 
歌織 「通帳やカードは家の決まった場所にしまっていたが、彼が力ずくで(金を)持って行ったので家計を握っていたわけではない。家中の引き出しをひっくり返してお金を探していた。見つからないと私に向かってきて『金を出せ、オレの金だ。この家から出て行け』と言われた」    

家計を管理していたということは、実質的に権力が歌織にあったことを示しています。弁護側はそこがまずいと思ったのでしょう。そこで、わざわざ『家計は管理できていたのか』という質問をしているわけです。この質問の仕方に、そうじゃなかったという事実を示せという誘導が含まれています。それに呼応するように『家計を握っていたわけではない』という出来事を示していますが、これは被告と弁護人という関係性の中で行われていることに留意する必要があります。
裁判官は改めて、この点について問いただしています。


裁判官「祐輔さんの口座はあなたが管理していた?」
歌織 「はい」
裁判官「祐輔さんの小遣いはあなたから渡す?」
歌織 「基本的には」
裁判官「祐輔さんは繰り返し(カードなどを)探していたというが?」
歌織 「基本的には彼の通帳や口座のカード、印鑑は家の決められた場所にあったので彼も引き出せる」
裁判官「今の話からは、口座の管理でけんかをしたということが理解できない」
歌織 「管理でけんかしたわけではなく、サラリーマンなので、1カ月に使えるお金が決まっている。やり繰りのことで、これぐらいの金額でやってもらわないとできないということで口論になった」

『やり繰りのことで、これぐらいの金額でやってもらわないとできないということで口論になった』―どこの家庭でもありそうな光景です。弁護側の誘導質問に対する答えとは随分趣が異なりますね。このように、質問の仕方に意図が含まれていることにご留意ください。

さて、出会った頃から「安月給」と祐輔を罵倒していた歌織ですから、祐輔の小遣いなどをかなり厳しく管理していたのではないでしょうか。これは、歌織の両親を見ればわかることです。というのも、男尊女卑で一見亭主関白と見せながらも、おそらく夫の意向に反して多額の仕送りをしていたのは母親であろうからです。つまり、家計を握っていたのは母親でしょう。

子は、母親に認められるために、母親以上のことをして見せなければなりません。たとえば、母親が姑で大変な思いをしていたら、それ以上に大変な姑のいる相手を見つけて結婚したりします。この場合、脳はあれこれと理屈をつけますが、無意識のターゲットは夫ではなく義母なのです。

人は日々の姿を脳内母親に見せて生きているわけですから、脳内母親に認められるためにも、歌織も家計を握らなければならなかったのだと思います。歌織が祐輔を牛耳っていたことは、2005年暮れからプロジェクトで一緒になった同僚の証言に明らかです。


証人 「飲みに行くときは奥さんの承諾がいるということで、『とにかく連絡しなきゃいけない』と」
検察側「他に祐輔さんがしなければいけないことについては言っていたか?」
証人 「1回、『飲み会や接待のスケジュールを(歌織被告に)渡さないといけない』と」
検察側「携帯や(銀行)口座については?」
証人 「携帯については『(歌織被告に中身を)見られている』と。携帯以外にも、『キャッシュカードを持たされていなくて、お金が自由にならない』と言っていた」

生活実態をみると、歌織が祐輔に囲い込まれ虐げられていたというのは虚構であり、歌織こそが実権を握っていたことがはっきりとわかります。




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