プロフィール
 

中尾英司

Author: 中尾英司
Doing(させる,働きかける)ではなく、Being(共にある,見守る)―半歩あとから


カウンセリング申込み要領

中尾真智子ブログ

ホ・オポノポノ to IC―
「ごめんね」「ゆるしてね」
「ありがとう」「愛している」

 
ピックアップ目次
最近の記事+コメント
 
 
カレンダー(月別)
 
01 ≪│2017/02│≫ 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 - - - -
 
カテゴリ
 
 
全ての記事を表示する
RSSフィード
 
 

13-3)母親に放つ「マンション購入」という二の矢(2005.12.25)

2015/03/22(Sun) Category : 渋谷夫バラバラ殺人事件
【「渋谷夫バラバラ殺人事件」の考察】
【13.反転攻勢―主導権を握った歌織(2005.12~2006.03)】


3)母親に放つ「マンション購入」という二の矢(2005.12.25)

三者会談で、結局歌織は両親に逃げられました。
無意識では、歌織vs母親の闘い。その母親に味方して母親を逃がしたのは、そこに立ち会った父親です。歌織の憎しみは父親に向けられ、母親には二の矢を放つことになります。それが、(歌織が母親の最大関心事と思っている)マンション購入の話ではないでしょうか。
翌日25日に祐輔が母親に話しもちかけてきました。

弁護側「祐輔さんからマンションを買うと聞いたのはいつ?」 
母親 「17年の12月25日だ」 
弁護側「ロビーで別れたくないといった翌日にマンションを買うといわれたのか?」
母親 「はい」
弁護側「いとこから2人の生活についてなんか聞いたか?」
母親 「関係は悪かったと聞いた」
弁護側「祐輔さんについては?」 
母親 「融資の話を持ちかけられたと」 
弁護側「いつ?」 
母親 「(17年)12月25日だ」

祐輔は歌織のいとこ(男性)にマンションの融資話を持ちかけ、歌織の母親には『マンションを買う』と話しているのです。いとこには商売を仕掛けて、母親にはマンションで釣っているわけですね。

土下座した翌日にこんな話を普通するか? 当初私はこの行動が理解できませんでした。離婚したくない祐輔が母親をマンションで釣る―あまりにも行動が節操なく、露骨過ぎるからです。人の足下を見て馬鹿にするにもほどがある。普通ならば、火に油を注いで完全に離婚になるところでしょう。

果たしてこれは、祐輔の単独行動でしょうか?
というのも、前日に祐輔は離婚したくないと土下座し、後は歌織の家族の結論に任せて帰ったのです。当然三者会談の結果を歌織から聞いたでしょう。その時、歌織が母親の弱点(マンションを欲しがっていること)をにおわせたのではないでしょうか。つまり、私と離婚したくなければ、マンションの話を母親に持ちかけろと(後でまた出てきますが、「におわせることで相手に行動させる」というやり方を歌織は身につけています)。

そして、祐輔も歌織の母親がマンションに興味を持っていることはピンときたのではないでしょうか。そもそも祐輔を不動産会社に転職させたのも歌織ですし、武蔵小山に渋谷(代々木)に、とマンションを強引に移らされ、しかもシェルターを出てから事件の日までマンション巡りをし、マンションに執着する歌織を見ていて、その背後に母親の存在があることが祐輔にも分かったのではないでしょうか。

その上、祐輔は直接母親と何度も話をしています。『あんな高級マンションに住んでいて、家賃なんてすごいんですよ』と隣人に吹聴した母親です。見栄っ張りの母親が何に興味があるかわかったことでしょう。

つまり、「あれほど父親が歌織を別れさせると言いながら歌織が別れないのは、母親がうんと言わないからだ。母親がうんと言わないのは、俺がマンションを手に入れる可能性があるからだ。つまり、この母親は娘でも夫でもなくマンションを狙っている」―祐輔は、母親の狙いをそのように思ったのかもしれません。

ならば、歌織と別れないためには、自分がマンションを買うことを母親にちらつかせればいいわけです。歌織が決意をした深刻な別れ話という緊急事態の翌日に、アサッテの方向のマンション購入の話を母親に持ちかける意味は、そういうことぐらいしか考えられません。祐輔は、歌織の最大の弱点である母親を揺さぶりにかかったわけです。



弁護側「祐輔さんの対応をみて、その後両親はどうしたのか?」
母親 「(18年)1月に主人と私と、いとこと祐輔さんの4人で会った」 
弁護側「いとこは男女どっち?」 
母親 「男性だ」 
弁護側「両親からは祐輔さんになんといった?」 
母親 「離婚してほしいと伝えた」 
弁護側「祐輔さんは?」 
母親 「とにかく絶対離婚は嫌だといった」 
弁護側「決着ついたのか?」 
母親 「つかなかった」

決着がつくはずもありません。一見、歌織の味方3人対祐輔一人という構図ですが、その実、母親といとこには布石が打ってあります。いわば、裏切り要員です。父親も歌織とは住めない弱点がありました。つまり、離婚に反対の4人が歌織抜きで会ったわけですから、皆祐輔のせいにしてしまえばいい。言わばアリバイ作りの出来レース。決着はつかなかった=離婚反対の方向で決着がついたということです。

その証拠に「絶対離婚は嫌だ」と言った祐輔をそのまま帰しているわけですから、離婚しないことを“認めた”ことになります。12月24日に土下座してわずか2、3週間でしょうか。にもかかわらず、既にこの時には歌織の両親は祐輔の敵ではなくなっていました。




関連記事
 
Comment0  |  Trackback0
 
 

Trackback

 

Trackback URL :
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 
 

Comment

 
    
 
Home | Top ▲
 
はじめにお読み下さい
 

読まれる上での留意点
自分を取り戻す方法総目次
*全記事リンクフリーです

 
ブログ内検索
 
Google

Web このブログ
 
会場でお会いしましょう(^^)
風化させまいカレンダー
 
 
著作
わが子を守るために
記事
写真/動画集はこちら↓
 
 
お問い合わせなどあれば↓
 

名前:
メール:
件名:
本文:

 
ブックマークに追加
 
 
月齢
 
Today's Moon phase
 
↓このパーツを設置すると14本の苗木を植えられます
QRコード
 
QRコード