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13-4)アリバイ作りをする父親への怒り(2006.02~04)

2015/03/23(Mon) Category : 渋谷夫バラバラ殺人事件
【「渋谷夫バラバラ殺人事件」の考察】
【13.反転攻勢―主導権を握った歌織(2005.12~2006.03)】


4)アリバイ作りをする父親への怒り(2006.02~04)

その後も父親は、歌織のことを心配して妻と上京してくることもあったようです。

歌織 「あと、私の親とのつき合いだが、平成17年末のホテルでのこと(離婚をめぐって夫婦と歌織被告の両親が話し合った)があってから、私と親が連絡を取ることを禁じていて、(電話に)着信拒否が設定されていた。『家庭を壊すやつは何倍にもして壊してやる』などと、連絡をすることを禁じていた」
弁護側「もし連絡を取っていることがばれたら」
歌織 「気をつけてはいたが、それでも気づくと、仕事中でもタクシーに乗って帰ってきた」
弁護側「両親が上京してきたことは」
歌織 「18年になり、私のことを心配して突然訪ねてきた。彼は、自宅マンションのモニターで話した父と、今にもつかみ合いが始まりそうな勢いでののしり合いになった。その後は彼の興奮状態が私の方に向かって暴力をふるわれた」 
弁護側「祐輔さんはなぜ両親と連絡取るのを禁じたのか」 
歌織 「彼はよく『自分の知らないところで、家をコソコソ出ていこうとしてるのか』と言っていた。内緒で離婚や、家を出ようとしていると思っていたので、気にしていたのだと思う」

先に見ましたように、この時期生活の実権を握っていたのは歌織の方です。ですから祐輔に支配されていたような証言の部分は「脚本ちゃん」のストーリーを語っている可能性があります。また、24日の三者会談で、両親に怒っているのも歌織の方です。

それを考えると、着信拒否を設定したのは歌織自身ではないでしょうか。というのも、仮に祐輔に設定されたとしても、祐輔がいない間にいくらでもこちらから連絡は取れるからです。

また、モニターで父と祐輔が口論になった件―父親に会いたくなかったのは歌織であり、だからこそその一部始終を見ていたのではないでしょうか。そして、見てくれている人がいるからこそ、臆病な祐輔も口論が出来たのではないでしょうか。

それにしても、内心離婚に向いていたはずの祐輔に、『家庭を壊すやつは何倍にもして壊してやる』と、家庭を守る意識が見られます。これが不可解でしたが、なぜそうだったのかという理由が後でわかります(13-6までお待ちください)。

ところで、手足も出ない父親は、やれることをやろうとします。

検察側「この離婚の申立書は証人が書いた?」 
父親 「はい、18年2月ごろに書いた」
検察側「何で書いたのか?」
父親 「とにかく早く離婚を進めたかった」
検察側「祐輔さんの行動についていろいろ書いてあるのは、誰かから聞いたことか?」
父親 「(被告などから)聞いたのと、目黒警察で聞いたものとを含めて書いた」
弁護側「そこであなたは何かを作った?」
父親 「はい。『離婚サンプル』を作った」
弁護側「『離婚サンプル』とは?」
父親 「新潟地裁からもらった離婚の申立書などのこと」
弁護側「どんな内容を書いた?」
父親 「暴力がひどいとか、小さいこと、いろんなことがあったと書いた。そのほかに手紙を添えて(歌織被告にアドバイスとして)送った」
弁護側「暴力とは過去にそうだったということか?」
父親 「過去も現在も」
弁護側「続いているということ?」
父親 「はい」
弁護側「それを歌織被告に送った?」
父親 「はい」
弁護側「いつごろ?」
父親 「(平成18年)4月ごろ」
弁護側「送ったものはどうなった?」
父親 「本人(歌織被告)のところには届かなかったようだ。(書類を)切られて、『どうしてこんなものを?』と暴力を受けたそうだ」

どうも言っていることとやっていることがちぐはぐしています。『とにかく早く離婚を進めたかった』と言っている割に、2月に書いたものを送っているのは4月です。しかも、それは祐輔に破られたことになっていますが、父親は誰に訊いたのでしょうか。

弁護側「その後、お父さんは祐輔さんに何かしたことはあるか?」 
母親 「離婚の申立書を歌織あてに封書で送った」 
弁護側「それはどうなった?」 
母親 「封書から取り出してビリビリに破いて、歌織に暴力をふるったと」 
《歌織被告が視線を下げた。記憶を振り払うかのように、小首をかしげた》 
弁護側「いつごろそれを聞いた?」 
母親 「(18年)4月ごろだ。歌織から書類についての連絡がないから確認の電話をしたらといわれた」

その結果がどうなるかくらい予想がつきそうなのに、どうもやっていることが不用意です。このようなものを送るに当たって、歌織に事前事後の確認さえもしていません。このリアリティのなさが現実を生きていない人のあり方の1つです。父親もまた現実を生きていません。

子供の方は、そのリアリティのなさに傷つきます。父親は自分のことを本気では心配していない、この書類は「自分は親としてやるだけのことはやった」というアリバイ作りでしかない、と思えてしまうからです。実際その通りなのですが、虚構を生きている人にそこを責めてもわかりません(本人は本気で心配している“つもり”です)。

このような送られ方をして、歌織は相当に怒ったのではないでしょうか。しかも、先に見ましたように、歌織の中では離婚の邪魔をしているのは父親なのです。「お前が離婚の邪魔をしておいて、こんなものを送りつけてくるとはアリバイ作りでしかないだろ!」―そういう思いが湧いてもおかしくなかったでしょう。ビリビリに破いたのは歌織自身だったのではないかと思います。






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