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13-5)祐輔の浮気でアドバンテージを握った歌織(2006.02~03)

2015/03/24(Tue) Category : 渋谷夫バラバラ殺人事件
【「渋谷夫バラバラ殺人事件」の考察】
【13.反転攻勢―主導権を握った歌織(2005.12~2006.03)】


5)祐輔の浮気でアドバンテージを握った歌織(2006.02~03)

別居を仕掛けて2005年9月に新たなマンションを手に入れた後、逃げる両親を尻目に、歌織は祐輔への攻勢を続けていました。

弁護側「平成18年2月か3月ごろ、あなたは警察に連絡したのか」
歌織 「はい」
弁護側「原因は」
歌織 「彼がいないときに、クローゼットを調べたことが原因で、暴力を受けたから」
弁護側「どんな暴力か」
歌織 「押し倒されて…」
弁護側「暴力を受けてどうした」
歌織 「とりあえず暴力が収まって、しばらくして普通を装って自宅を出て、実家に電話して、『5分たって私から連絡がなかったら通報して』といった。そうしたら、しばらくして代々木交番の警察官が来た」
弁護側「警察が来て、祐輔さんの反応は」
歌織 「警察官に向かって、『妻が私のクローゼットからポルノ雑誌を見つけて怒り出しただけだ』と言っていた」
弁護側「警察官はどうした」
歌織 「警察官は彼の話を信じて帰った」 
弁護側「その後、祐輔さんはあなたに何か言ったか」 
歌織 「『お前のやろうとしていることは分かっている。どこに逃げようとしているかも分かっているし。全部無駄なんだよ』と」

まず不思議なのは、弁護側は「どんな暴力か」と訊いておきながら、その内容をきちんと把握しないままに次に進めていることです。つまり、暴力があったことだけを印象づけるための質問になっているわけで、暴力が本当にあったかどうかもわかりません。

しかも、その後の歌織の対応が作為的ですね。わざわざ自宅を出て親に依頼して警察を自宅に呼び寄せ、5分後には自宅に戻って警察に対する祐輔の対応を観察しています。この歌織の行動は不可解でありびっくりです。

祐輔の証言を信じれば、歌織が怒って勝手に飛び出し、5分後には戻ってきて、その後警察がやってきたわけです。

一体、歌織はなぜ『クローゼットを調べ』、そのことでなぜ怒ったのか。また、そのことで祐輔が怒ったとすればなぜ怒ったのか。そして、なぜわざわざ親に警察を呼ばせ、しかもそれほどのことをしているにもかかわらず、なぜ歌織は警察に真相を言わなかったのか・・・ともかく、すべて歌織が仕掛けていながら、このときの歌織の行動は謎だらけなのです。

歌織は、クローゼットで一体何を調べていたのか?
それは次の証言で推測されます。


弁護側「このころ、□□さん(当時の祐輔さんの同僚の女性)が来たのか」 
歌織 「そのころ、とにかく私が彼に『離婚してくれ』というと暴力を振るわれた。彼の女性問題を理由に家から出ていってもらおうと考えたが、私1人だとまたやられてしまうことは分かっていたので、来てもらうことにした」 
弁護側「どんなやり取りがあった」 
歌織 「□□さんは彼に『これだけ暴力を繰り返すのは、あなたの心の問題ではないか』と。(祐輔さんは)なぜか独りになることを怖がっていたが、『いい加減、ここらで独りになってみては』と説得され、夜中過ぎにやっと出ていった」 
弁護側「その後、祐輔さんはどうした」 
歌織 「1週間後に家に戻ってきて、『(不倫していた)女性とはもう別れた。申し訳ない』と謝った」 
弁護側「それで」 
歌織「私は『嫌だ』といったが、『ここはおれの名義で借りてるんだ』と話し始めた。そして、『(祐輔さんが)今後、暴力を振るったら出ていく』ということを約束した」

なるほど・・・歌織は祐輔が不倫していた証拠をクローゼットで掴んだのでしょう(祐輔は自分が乗り換える相手探しを開始していたのでしょう)。怒った歌織は警察を呼んだわけです。ここは複数の効果を狙っているように思えます。

1つは、祐輔に対する脅しですね。浮気の証拠が見つかっただけで警察を呼ばれたわけですから、祐輔も歌織の異常性に驚いたことでしょう。このときの歌織は、母親の受け皿ではなく、自分が逃げる母親を飲み込もうとしています。その姿勢は、当然代理母親である祐輔にも向かいます。自分から逃げようとする祐輔(代理母親)に対する威嚇―それが警察を呼ぶことだったのではないでしょうか。

そう考えると、『お前のやろうとしていることは分かっている。どこに逃げようとしているかも分かっているし。全部無駄なんだよ』という言葉は、歌織が祐輔(代理母親)に対して思っていた言葉ではないかと思えるのです。そこには、母親を絶体に逃がさないという歌織の執念が表れているように思います。


2つめは、自分で警察を呼ばず親に呼ばせたことに表れていますが、自分が脚本人生を歩いていることを母親に見せるための証明行為ですね。渋谷で狂言を行った次は、「自宅に警察が来る」という“事実”をみせるために警察を駒に使ったのでしょう。


そして、祐輔の友人まで用いて祐輔を追い出しました。そのまま祐輔が帰ってこなければどういう展開になっていただろうと思いますが、祐輔は帰ってきました。『(祐輔さんは)なぜか独りになることを怖がっていた』ほど存在不安が強い人間ですから、一緒になれるという確信がなければ別れることが出来なかったのでしょう。そして、引き替えに歌織は『今後、暴力を振るったら出ていく』という約束をさせました。なぜ、この約束をさせたのかも、後に見えてきます。
歌織は着々と計画を進めていきます。





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