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13-6)脚本人生劇場のひな壇に座る2人(2006.03)

2015/03/25(Wed) Category : 渋谷夫バラバラ殺人事件
【「渋谷夫バラバラ殺人事件」の考察】
【13.反転攻勢―主導権を握った歌織(2005.12~2006.03)】


6)脚本人生劇場のひな壇に座る2人(2006.03)

ところで、前出の「祐輔さんの同僚の女性」とは、祐輔が法律事務所に勤めていた当時の同僚女性です。同僚なのでDさんとしましょう。
Dさんは、祐輔が歌織と結婚した2003年3月月からマンションに行ってますので、最初から二人の事を見ているわけです。Dさんから見た歌織の第一印象は「ズバズバ物を言う人」でした。「祐輔さんに、『安月給』とか『弁護士を目指していたからといって、物言いが偉そうだ』などと言っていた」からです。

間もなく歌織が子どもを堕ろすとき、『子供ができたがおろすと言って聞かない。説得してくれないか』と祐輔から泣きつかれ、堕ろされた後の祐輔が「泣きじゃくっている」ところも見ています。

その後、『家賃が12万円で、祐輔さんの手取りは15万円』という無理をして武蔵小山のマンションに移ったことも知っていますし、そのストレスの中、『歌織が50万円ぐらい愛人から金を借り、怒って殴ってしまった』ため歌織が離婚を言い出し、その仲裁に行った先で歌織が『この人あり得ない、この人あり得ない』とずっと言っていたけれど、『一見して分かるあざや傷はな』く、『最後は仲良くなっていた』場面も見ています。

また、公正証書を作った際も、『一度殴ったら(歌織被告が)離婚すると言ってきかないので、歌織さんに言われて作った』と祐輔から聞いていますし、渋谷署の狂言の際に祐輔に呼ばれたときは『いくら何でも街中で暴力をふるうことは考えにくいので、今までのことを逆手に取って(歌織被告が)言ったのかなと思った』と『疑問を感じ』ています。

このように二人の主立ったライフイベントの際に立ち会ってきた人物で、歌織側の「脚本の証人」ではなく、事実をその目で見ている人です。

そのうち祐輔の方から、『会社のほうに電話やメールが来たりして、脅されているようで生きた心地がしないと』相談されるようになり、『何かあると、ケンカになるので離れた方がいいと』アドバイスしています。そのDさんが、喧嘩の仲裁に呼ばれたときのことを次のように語っています。





弁護側「歌織さんが祐輔さんに平手打ちをしたと話していたが、歌織被告が『妊娠し、おろして体調が悪い』と言っていたか?」
証人 「はい。おろしたことによって体調がすぐれないと聞いた」

これはびっくりしました。『歌織さんが祐輔さんに平手打ちをした』ことではなく(それはあり得ることであり、後日記しますが立場が逆転したような暴力を歌織は祐輔にふるっています)、セックスが復活していただけではなく、子作りもしていたことです。セックス禁止だったはずですが・・・なるほど、これか、と思いました。

離婚に向いていたはずの祐輔が、この時期の歌織の父親との喧嘩で『家庭を壊すやつは何倍にもして壊してやる』と言っていたことが引っかかっていましたが、セックスという形で歌織は祐輔とよりを戻していたわけです。しかも、子供を作ることをOKしていたからこそ、祐輔の中から「家族」という言葉が出てきたのでしょう。祐輔が最もほしがっていた「家族(子供)」を餌にして、歌織は再び祐輔を釣り上げたのでしょう。

そして、できた子供を堕ろすことで再び祐輔の暴力を引き出したのでしょう。そこから、いつものパターンに落とし込むことができます。


弁護側「(平成18年3月に)歌織被告が祐輔さんから平手打ちをされ、あなたがマンションへ呼び出されたとき、祐輔さんは(理由について)何と言っていたのか?」
証人 「『(歌織被告が)離婚すると言って聞かないから、来てくれないか』という、いつもの内容だった」
弁護側「マンションへ行ったときの2人の様子は?」 
証人 「(自分が)行ってすぐに治まるわけではない。行ったら2人は並んで座っていて、口げんかみたいになっていた。私は歌織さんの言い分をなるべく聞くようにしていて、『祐輔さんも悪いね』と言えば、(歌織被告の怒りも)だんだん治まってくる感じだった」
弁護側「あなたが呼ばれたとき、実際に歌織さんが祐輔さんに『離婚してくれ』と言っていたことはあるか?」
証人 「(歌織被告が)『暴力をふるうのはおかしい。ありえない』と言って、口論していた」 
弁護側「平手打ちの時、祐輔さんは謝っていた?」 
証人 「ずっと謝っていたという状況ではない。反論もしていた」

『行ったら2人は並んで座っていて』―この部分を皆さんはどうとらえたでしょうか。とても不自然です。二人は揃い雛のように並んで、それぞれの姿をDさんに見てもらっているのです。まさに「脚本劇場」そのもの。Dさんは、その観客の位置に置かれたのでした。

この構図も相談者の事例でよく見られるものです。両親の脚本劇場を子どもが観客の位置に置かれて“見させられる”―それが芝居であるが故に大げさになり、子どものトラウマになるのですが、両親にとってはお互いに「脚本ちゃん絶好調」の「見せ場」なのです(所詮“お芝居”なので、観客がいればいるほどヒートアップします)。

また、歌織の言葉『暴力をふるうのはおかしい。ありえない』というのは、便座でぶたれたときの「かおりちゃん」が父親に言いたかったことでしょう。しかし、それは代償行為ですから、いくら他人に言い続けてもその怒りは収まりません。自分の中に父親にそう言いたい怒りがあるのだということに気づかない限り、他人相手にそのゲームを仕掛けては『ありえない』と言い続けることになります。つまりは、たとえ祐輔と別れたとしても、同じように男性にぶたれる状況を作り続けることになるということです。



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