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13-8)支配しようとする歌織vs逃れようとする祐輔―友人が見た異様な空間

2015/03/27(Fri) Category : 渋谷夫バラバラ殺人事件
【「渋谷夫バラバラ殺人事件」の考察】
【13.反転攻勢―主導権を握った歌織(2005.12~2006.03)】


8)支配しようとする歌織vs逃れようとする祐輔―友人が見た異様な空間

さて、検察の質問の後、弁護側が質問をします。

弁護側「検察官の主尋問で涙ぐんでいたが?」
証人 「状況を鮮明に思い出して恐怖心が出てきた」
弁護側「(恐怖心とは)あなたが?」
証人 「2人に感じた」
弁護側「どういうこと? 詳しく説明を」
証人 「立ち会うまで2人は好きと思っていた。最後に立ち会ったとき(3月15日)も好きだと思っていた。(2人は)執着しているように見えた。『感情がこんなに変わるのか』と怖くなった」
弁護側「執着とは?」
証人 「お互い、歌織さんは祐輔さんを支配したがっている。祐輔さんはそれに抵抗したがっている。主導権を握り合おうとしていた。うまく説明できないが…。震えが止まらなかった」

『歌織さんは祐輔さんを支配したがっている。祐輔さんはそれに抵抗したがっている』『(お互い)主導権を握り合おうとしていた』―第三者から見た二人は、歌織が祐輔を支配しようとしている姿でした。先に見ましたとおり、祐輔(代理母親)を絶体に逃がさないとする歌織のむき出しの本性に、Dさんは恐怖を感じたのでしょう。


弁護側「家に呼ばれたときは(物が)散乱していた?」
証人 「2人がいたリビングはそうではなかったが、ちらっと見えた寝室はぐちゃぐちゃに散らかっていた」
弁護側「けんかを思わせる(散らかりようか)?」 
証人 「いえ、服が散らかっていた」
弁護側「(祐輔さんが歌織被告に)馬乗りになって首を絞めたときのことだが、げんこつで顔を殴られたことは聞いた?」
証人 「聞いたかもしれないが。馬乗りで首を絞められた(ことは聞いた)」
弁護側「聞いていないということでよいか?」
証人 「聞いたかもしれない」
弁護側「検察側の調書で(あなたは)『首を絞め、げんこつで殴った(と聞いた)』とあるが?」
証人 「はぁ」
弁護側「思い出せない?」
証人 「すいません」
弁護側「祐輔さんから、歌織被告が『神経科に通っていると聞いたことは?」
証人 「ある」
弁護側「いつのこと?」
証人 「記憶が定かではない」
弁護側「『(歌織被告は)浪費家でブランド品ばかり身につけている』と聞いたことは?」
証人 「ある」
弁護側「祐輔さんから歌織さんがシェルターに入った原因は聞いていない?」
証人 「はい」
弁護側「『祐輔さんが悪い』と話したことは?」
証人 「いつかは分からないが、『殴ったあなたが悪い』といつも言っていた」
弁護側「祐輔さんは?」
証人 「反論しなかった」
弁護側「『殴るのは悪い』と?」
証人 「はい」
弁護側「祐輔さんが悪ければ、しかるということ?」
証人 「祐輔さんは『やっていきたい』と希望していたので、歌織さんの味方になろうと」
弁護側「歌織さんとは平成18年5月に会ったのが最後?」
証人 「そう」
弁護側「祐輔さんとは?」
証人 「仲裁が最後で、18年3月15日ごろ」
弁護側「その後連絡は?」 
証人 「あったが、返事するのをやめた」
弁護側「電話、電子メール?」
証人 「電話もメールもあった。メールアドレスを変えると連絡があったが、返事をしなかった。最後の立ち合いが怖かったから。(私も)精神的にギリギリだった。『かかわりたくない』と」

3月15日に喧嘩の仲裁に行ったときまで二人は愛し合っていると思っていたことが分かります。だから、仲裁に行っていたのでしょう。けれど、3月15日の『立ち合いが怖かった』―それは異様なものでした。

お芝居ですからどこか現実的ではありません。それがどこか気味悪く異様に見えるのです。これが脚本人生劇場の芝居だと分かっていたら、もう少し冷静に見ていられたことでしょう。けれど、その不気味さがDさんを精神的にギリギリの状態に追い詰めました。

言わば、二匹のストロークに飢えた餓鬼が組み合っているのです。それを密室の異様な空間の中で目前に見せつけられたとき、もう『かかわりたくない』と思うのも当然でした。





*なお、相談者の中にも、Dさんが感じた恐怖心と同じ類い―いえ、それ以上の中で生きてこられた方がままいらっしゃいます。『二匹のストロークに飢えた餓鬼が組み合っている』―それが関わらざるを得ない両親であり、その異様な空間の中で生きなければならないわけですから、恐怖心を感じていては生きていけません。強く封印して生きることになります。恐怖心が出てきたときが、人間に戻っていく過程となります。

なお、劇場型夫婦喧嘩は、上記のように子供(代理親)という観客の前だからこそ過激になります。それを見てこられた皆様、その喧嘩は「演出」と思ってください。両親共に、それぞれの脳内親に見せるために、その演出が必要なのです。派手にやり合っているときが互いの脚本ちゃんが絶好調の時なのです。脚本人生劇場ですから迫真の演技ですが、茶番劇だと思ってください。

けれど、そのときに感じた恐怖は心のコップに残っています。そのときの場面を思い出してわいてきた気持ちを、「怖い怖い」「悲しい悲しい」と声に出して実感してあげてください。あれが茶番だと分かった今の自分が、当時の幼い自分を救ってあげましょう。







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