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14-2)シェルター後、減っていた祐輔の暴力(2006.05~)

2015/03/31(Tue) Category : 渋谷夫バラバラ殺人事件
【「渋谷夫バラバラ殺人事件」の考察】
【14.離婚に向けての攻防(2006.04~2006.秋)】


2)シェルター後、減っていた祐輔の暴力(2006.05~)

4月くらいに態度が豹変した祐輔は、その後父親と議論をせずに距離を置いています。同様に歌織に対する暴力もシェルターを出た後は減っていたことが検察官の尋問で示唆されています。

検察官「前回の被告人質問のとき、この写真はすべてあなたを写した写真だと言った」
歌織 「そう」
検察官「写真3、4と5、6は違うときに撮影した写真だと言った」
《写真をじっと見て考える歌織被告。10秒ほど経過した》
歌織 「分からない」
検察官「写真3、4と5、6は同じ服を着ている」
歌織 「そういう風にも見える」
検察官「じゃあ、同じときに撮影した写真といえる」歌織 「この服は私がよく着ていた部屋着。だから(撮影日が同じ日かどうかは)よく分からない」
検察官「写真1から6までは、全て右腕にあざがある」
《歌織被告は再び写真を食い入るように見る》
歌織 「そう」
検察官「全て同じときに撮った写真か」
《顔を何度もひねる歌織被告。自らファイルのページを繰り写真を見比べる》
歌織 「着ている服が違う。1と2は絶対に(他の写真の服と)違う。3から6は分からない」
検察官「例えば、写真1と2が暴力を受けた直後で、3から6は時間が経ってから撮った写真ではないのか」
歌織 「分からない」

検察の追究は、祐輔がDVを継続していたという歌織の主張に対する反証でした。歌織は肝心なところは「分からない」と逃げています。

検察官「いま、手帳と写真を見てもらった。あなたが祐輔さんに暴力を受けて(自分の)写真を撮ったのは、いま見てもらった分だけ。写真に残っているあざは、あなたの日記に書いてあるのと一致する?」
歌織 「…よく分かりません」
検察官「あなた、よく分からないと言っているが、もう先ほど見せた程度のものしか出てこない。(結局)祐輔さんが憎くてたまらない、憎さあまって殺したのでは?」
歌織 「違う」

検察は、DVの被害に耐えかねて殺したのではなく、DVは少なくなっていたものの憎しみが募って殺したのではないか、と判断しているようです。次のような尋問もありました。

検察側「平成18年3月ごろ、○○さん(実名、祐輔さんの元同僚女性)と祐輔さんがいるときに、祐輔さんがあなたに『あれ以来、殴ってないじゃないか』と言ったことはあるか?」
歌織 「覚えていないが、また彼が自分のやってきたことをごまかすために、両手をあげて○○さんにアピールしていたのは覚えている」
検察側「私が聞いているのは、祐輔さんが『あれ以来、殴ってないじゃないか』と言っていたのかどうかということ」
歌織 「…覚えていない」
検察側「ならば『覚えていない』で結構。また、あなたが祐輔さんに『あのこと(暴力)を告訴できる』と言ったことはあるか?」
歌織 「覚えていない」


そして決定的な証拠も検察は掴みました。検察側の論告求刑では、次のように述べています。

検察官「被告は『暴力が怖くて仕方がなかった』などと供述しているが、以下に述べるとおり、弁解が虚偽であることは明らかです。少なくともシェルター出所後に、祐輔さんから激しい暴力がなかったことは友人の証言から明らか。被告は(平成18年)12月11日に、暴力を心配する友人に『暴力は大丈夫だ』と言っていた。これから暴力があるのではないかと心配している友人に嘘をつく必要はなく、祐輔さんから激しい暴力を受けていなかった何よりの証です」

これは、後に出てきますが、「彼は私がシェルターから出た後、DV法をすごく研究していて、言葉や暴力で罪に問われないよう研究しているので大丈夫だと…」歌織の友人が証言したことを指しています。また、次のような弁護側の質問もあります。

弁護側「この写真に写っているのは?」
歌織 「私と彼です。平成18年夏ごろに、高尾山にドライブに行ったときの写真」

この年の夏に祐輔とドライブに行ったわけで、暴力が増えていたという歌織の供述には違和感を感じます。離婚に向けて突き進んでいた歌織にとっては、暴力が減っていることは不利だと思ったことでしょう。そこで、前項の友人に離婚相談で会ったと同じ頃に、歌織は祐輔の同僚に離婚工作をしています。

弁護側「祐輔さんの同僚に電話したことがあるか」 
歌織 「同僚の○○さん(男性の実名)」 
弁護側「時期は」 
歌織 「18年5月ごろ」 
弁護側「なぜ電話したのか」 
歌織 「そのころ、酒に酔って帰宅してからの暴力が増えた。内緒で離婚カウンセラーと連絡を取ったので、彼の束縛や監視が厳しくなっていた」 
弁護側「反応は」 
歌織 「『彼が酒を飲んで変わるのは知っていたが、まさか暴力とは思っていなかった』と驚いていた」

4月に父の会社が倒産したのを知った歌織が、祐輔という駒を使って父親を遠ざけていた時期です。そして、前項で見ましたように、父を遠ざけた後は、祐輔と離婚し母を手に入れる―そこに向かって邁進していますから、その布石打ちをこの5月にしたのではないでしょうか。

この友人は、祐輔が暴力をふるっていたこと(この時期にはしていませんが)、歌織が離婚カウンセラーに連絡したことが印象づけられるわけです。離婚を優位に運ぶための印象操作ですね(その本質は、脚本人生の証人作りですが)。

ところで、歌織は何のために離婚カウンセラーに連絡したのでしょうか。




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