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14-4)離婚誓約書を手に入れた誕生日(2006.07.29)と億ション購入宣言

2015/04/02(Thu) Category : 渋谷夫バラバラ殺人事件
【「渋谷夫バラバラ殺人事件」の考察】
【14.離婚に向けての攻防(2006.04~2006.秋)】


4)離婚誓約書を手に入れた誕生日(2006.07.29)と億ション購入宣言

歌織は2005年末に「離婚して自分名義のマンションを手に入れよう」と決意した頃から、翌年の誕生日(7月29日)を目標にしてきたのでしょう。まず3つの証言を見てください。

弁護側「平成18年の誕生日までに離婚しようと考えていたというが、住む場所は考えていたのか?」
歌織 「彼に気づかれないように、隠れながら探していた。しかし、きっかけは違うことだったが、彼の暴力が始まり、部屋をめちゃくちゃにされたとき、無料の住宅雑誌が見つかり、家を出て行こうとしていることがわかって、暴力をふるわれたことがあった」
弁護側「それでどうしたのか?」
歌織 「落ち着いたころを見計らって逃げた。というか、家を出た。でも、しつこく何度も電話をかけてきた。(平成18年)7月上旬ごろだと思う」
弁護側「あなたは平成18年7月2日、祐輔さんから午前11時48分から22時45分まで51回続けて携帯に電話されているが、どう思う?」 
歌織 「回数から考えてすごい」


弁護側「この日(7月29日)について何か覚えているか」
歌織 「私の誕生日を1つの目標のようにして、離婚するために仕事を探すなどいろいろしていた。その日までに別れたいと考えていた。彼にはじめは本当のことを言わず、自宅近くの店に連れ出し、離婚の話を切り出した」
弁護側「反応は」
歌織 「しばらくたってから、彼も『分かった』と応じるようなことを言った」
弁護側「その後は」
歌織 「マンションに戻り、私が荷物をまとめていると、彼は『だまって見ていられない』と置き手紙のようなものを置いて出ていった」
弁護側「それで」
歌織 「荷造りを進めていると、彼が突然帰ってきて、私がまとめていた荷物をばらまいてめちゃめちゃにした」 
弁護側「何と言っていたのか」 
歌織 「『まだ分からないのか。結局こうやって逃げようとしたって無駄なんだよ』とそのときも言っていた」


弁護側「祐輔さんから暴行を受けた後、祐輔さんは誓約書のようなものを書いたそうだが」 
歌織 「はい」 
弁護側「これは誰が、誰に対して書いたもの?」 
歌織 「彼が私に対して書いたもの」 
弁護側「一度、祐輔さんがあなたに書き置きを残したそうだが。これに見覚えある?」 
歌織 「はい。18年7月29日、私が彼に離婚してくれと言ったとき、彼が『応じる』と家を出て行ったときに書いたもの」
《証拠番号が食い違っているらしく、裁判長が弁護側に確認する。裁判長は「大丈夫か? ちゃんと記録に残るが今までのも大丈夫なのか?」といらついた様子だ》
弁護側「これは誰が書いたもの?」
歌織 「これは彼が私に書いたもの。彼から暴力があったとき、私が『今度こそ別れてほしい』といったため、彼が書いた」
弁護側「内容は?」
歌織 「彼自身が考えて書いた」
弁護側「これは誰が書いた?」
歌織 「私自身」
弁護側「誰のもの?」
歌織 「私」
《ここでまた証拠番号が裁判長や検察側と食い違っているようで、裁判長から確認が入る》
弁護側「これは?」
歌織 「私のもの、私が書いたもの」
弁護側「(歌織被告の手帳を見せ)これは?」
歌織 「私のもので私自身が書いたもの」
弁護側「手書きの丸文字でYとあるのは誰のこと?」
歌織 「これは彼のことを指して書いている」
弁護側「この『AM』と数字は?」
歌織 「彼の帰宅時間。彼は自分の暴力と浮気の原因は、私が妻として問題があることと考えており、彼の友人やご両親に料理をしないとかデタラメを言っていた。これでは、離婚をするときにも離婚や暴力を正当化してくる。(夫婦生活が)こうなったのは、私が家事をしなかったことが原因ではなく、彼が家庭生活を顧みることがなかったからだということを言いたくて、彼の生活パターンを書いていった」


歌織の答弁にはぐらかしや逃げがあったり、弁護側の提出書類に食い違いがあったり(歌織の嘘に翻弄されていたのかもしれません)、ゴチャゴチャしているところがありますが、確実に分かることは次のようなことです。

・7/29に離婚話をしたこと。
・その日に祐輔が離婚に応じる書き置きを残したこと。
・離婚準備のために歌織が祐輔の生活パターンを記録していたこと。

3番目の証言が興味深いですね。
『こうなったのは、私が家事をしなかったことが原因ではなく、彼が家庭生活を顧みることがなかったからだということを言いたくて、彼の生活パターンを書いていった』とハッキリと言っています。

おわかりでしょうか。離婚原因の比重が、暴力から『家庭生活を顧みることがなかった』ということに移っています。これは、この時期に暴力が減っていたということを無意識に暴露してしまっているように思います。


もしそうであれば、その不利な段階で本気で離婚するとも思えません。つまり、7/29に離婚話をしたのは、祐輔に離婚に応じる書類(離婚誓約書)を書かせるためだったのではないでしょうか。しかしそれが何の役に立つのか判然としません。けれど、虚構を生きている歌織にとって大事なのは「実質」ではなく「形」です。

今の歌織の人生脚本は「離婚し男性に金を払わせて自分名義のマンションを得、母と共に暮らす」というものです。歌織は、「離婚誓約書」と「公正証書」という2つの「形」を持っています。「離婚誓約書」は“離婚し”というところに、「公正証書」は“男性に金を払わせて”というところに対応するのでしょう。



あとは、“マンションを得る”という部分を「形」にしてみせればいいわけです。歌織はまずそのことを「宣言」しました。7月末に離婚の誓約書を手に入れた歌織は、8月に愛人Aと会っています。愛人Aは、歌織の夢を語る相手ですね。

検察側「被告と最後に会ったのはいつですか?」
愛人A「18年の8月です。昼食を食べました」
検察側「被告はどんな話をしましたか?」
愛人A「非常に前向きで、“億ション”を買うと言っていました」

驚くべき証言でした。なんと“億ション”を買うと言っていたのです。
この荒唐無稽な発言も、歌織が脚本人生を生きていることが分かれば頷けます。歌織は目の前にいる相手に言っているのではありません。目の前の相手は、自分が脳内母親に言うための“きっかけ”でしかありません。

そしてこれまでの歌織のA男に対する発言を見ていると、A男は、歌織の中の「夢見ちゃん」が夢を語る相手でしたから、ついに“億ション”という夢の中の本音を語ったのでしょう。

語れば、その次は、それを“実行”に移す段階に移行します。




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