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16-6)計画的殺害だった可能性(2006.12.12 6:00am頃)

2015/04/20(Mon) Category : 少年犯罪・家族事件簿
【「渋谷夫バラバラ殺人事件」の考察】
【16.地獄の中で夢を形にしようとした歌織(2006.12)】


6)計画的殺害だった可能性(2006.12.12 6:00am頃)

12月11日朝の祐輔の様子です。

弁護側「事件当日の出社時、祐輔さんの様子は」 
歌織 「その週にボーナス(の金額)が決まるということもあって機嫌が良かった。『週末に一緒に正月旅行の話をしよう』と機嫌良く出かけた」

その帰りに祐輔は女性宅により、帰ってきたのは明け方(12日朝4時頃)でした。その間に、後がない歌織は殺意を固めていました。そのことが示唆される証言があります。

検察側「(殺害当日)帰ってきた祐輔さんは暴力をふるう様子はあった?」
歌織被告「ものすごい緊張して、言葉が出ないぐらいの緊張感があった。『出方を間違ったらやられる』と」 
検察側「暴力はなかった?」 
歌織被告「はい」
検察側「帰ってきた時間が遅いことをどう思った?」
歌織被告「離婚から逃げて、どっかに寄ってきたんだなと思った」

祐輔は、彼女と「一緒になろう」と言って帰ってきたわけですから、暴力を振るう理由がありません。その祐輔に対して、『出方を間違ったらやられる』と感じているのは歌織自身ですね。そこに、歌織の殺意が見えている気がします。既に殺すことに決めている歌織は、実行する際に、万一『出方を間違ったらやられる』と思っていたのではないでしょうか。

一方祐輔の方こそ、歌織が起きて待っていることに驚いたでしょう。歌織が放っている『言葉が出ないぐらいの緊張感』をピリピリと感じて異様に思ったのではないでしょうか。

でも、もしそうなら、寝たでしょうか?

弁護側「祐輔さんは結局、何時ごろ帰宅したのか」
歌織 「翌日(平成18年12月12日)の朝4時ぐらいに帰ってきた」
弁護側「祐輔さんが帰ってきてどのような会話をしたのか」
歌織 「お互いにとても緊張していて、言葉を発することもできないような状態だった」
弁護側「その後、祐輔さんの行動は」
歌織 「彼は帰宅してすぐ、洗面所で歯を磨いていた」
弁護側「あなたはどうした」
歌織 「彼を黙って見ていた」
弁護側「あなたはそのとき何を考えていたのか」
《はなをすすり、少し語気を強めながら口を開き始めた》
歌織 「早く、早く離婚の話を切り出さないと…。このままではまた暴力が始まるかもしれない、と」
弁護側「その後、2人はどうしたのか」
歌織 「彼がリビングにやってきたので、私は離婚の話を切り出して、離婚届をテーブルに置いた」
弁護側「そのとき祐輔さんの反応は」
歌織 「離婚届を破って、『おれが浮気をしているというのなら、証拠を見せろ』といった」 
弁護側「それであなたはどうした」 
《「あ…、あ…」とうまく言葉にできないような様子》 
歌織 「母に(浮気相手との会話を収めたICレコーダーのことは祐輔さんには話してはいけないと)電話で言われたことを思いだして、ICレコーダーのことを話したら絶対に危ないと思って、がまんしていた」 
弁護側「祐輔さんはどうしたのか」 
歌織 「『またお前は…』と言って、そのまま寝た」 
弁護側「それから」 
歌織 「彼が寝た後、キッチンに入った。そこで今までの彼との生活を思いだして…。やっぱり私はここにはいられない、と絶望的な気持ちになった」
 《犯行直前の気持ちを語った歌織被告。声はいっそう弱々しくなる》
弁護側「キッチンにはどれくらいの時間いたのか」
歌織 「わからない」
弁護側「あなたはその後どうした」
歌織 「ワインボトルを持ってリビングの方へ行った。リビングに行って、彼を殴った」


歌織は、離婚話を切り出したと話しています。ならば、離婚話を切り出すきっかけを探していた祐輔にも渡りに船。とんとん話で進んだでしょう。けれど、神(母親)からは、自分の方から離婚話を切り出すなと厳命が下っています。この言葉に逆らうことはできませんので、絶対に離婚話をしたはずがありません。

『やっぱり私はここにはいられない、と絶望的な気持ちになった』と言っていますが、それはICレコーダーで「イタリアで結婚式を挙げよう」という祐輔の言葉をを聞いたときのことだと思われます。けれど歌織には行く先がありません。そして、友人を呼び、わずか数時間前に友人に対して『(家を出ても)あなたには行くところがあるけど、私にはない』と断言しています。その友人が歌織の怒りの形相を見たときには、祐輔を殺害する決意をしていたのではないでしょうか。


「あ…、あ…」とうまく言葉にできなかったのは、証言時の祐輔との会話が創り話だったので、とっさに詰まったからではないでしょうか。けれど、常日頃から虚構を生きている人は、このくらいのやりとりを創り出すことは簡単にできます。

おそらく祐輔は、明け方でもあり、寝室にいるであろう歌織を起こさないままリビングで寝たのでしょう。リビングのソファで寝るのが習慣だったようです。歌織は、以前ドアチェーンの外から祐輔を観察していたときと同じように、寝室のドアの隙間から隠れて祐輔を観察していたのかもしれません。そして、祐輔が寝入ったところを見計らって計画的に殺害に及んだのではないかと思います。

というのも、祐輔が帰宅してから殺害までの時間がとても短いのです。


検察側「(殺害当日の)平成18年12月12日のことだが、祐輔さんが帰宅してから殺害した時間は何時ごろだったか」
歌織 「時間ははっきりとは分からない」
検察側「外は明るくなっていたか」
歌織 「明るくはなっていなかったが、少ししたら明るくなるだろうな、という…」
検察側「大体何時くらいか」
歌織 「午前6時にはなっていなかったと思う」
検察側「祐輔さんが帰宅してからはどれくらい経っていたか」
歌織 「帰宅してから1時間は経っていた」
検察側「祐輔さんは寝ていたのか」
歌織 「完全に寝ていたかは分からないが、寝ていたと思う」
検察側「(寝ていた)場所は居間か」
歌織 「そうです」

『帰宅してから1時間』程度の内にもう寝ていたのです。4時に帰宅して、離婚話をして、1時間後には寝ていた・・・ピンときません。逆に思い出すのは、ドアの外から中の様子をうかがっていた歌織の姿です。
やはり、歌織は寝たふりをしていて顔を見せず、祐輔の様子を密かにうかがっていて、祐輔が寝入った後に寝室から出てキッチンに向かい、実行したのではないでしょうか。

逮捕直後の供述でも、次のように歌織は言っています。
「流れ出る血が予想以上に多くて困った」―「予想」していたことがわかります。

つまり、殺すつもりだったと言うことです。







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