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お伊勢参り7―伊雑宮と佐美長神社~国之常立神とスサノオ

2014/12/26(Fri) Category : 神社・寺・城・歴史
【伊勢三宮+熊野三山の旅】

内宮を巡った後、正午にニコレンで車を借りて大石屋旅館に荷物を取りに戻り、まず向かったのは伊雑宮でした。

●伊雑宮(皇大神宮別宮)---------------------------------

伊雑宮01
伊雑宮01 posted by (C)Hide


皇大神宮別宮とありますね。祭神は、天照坐皇大御神御魂 (あまてらしますすめおおみかみのみたま)―まるで、アマテラスがそこに座しているかのようですね。

伊雑宮は、磯部町という所にあります。伊勢から遠く離れているため「遥宮(とうのみや)」とか「いそべさん」「磯部の大神宮さん」とも言われているようですが、なぜわざわざこんなに離れたところに別宮があるのか? また、なぜ大神宮と呼ばれるのか?

また、この地には浦島太郎や海女が龍宮へ行ったという伝説があるそうです。海女が竜宮へ・・・面白いですね。

さらに神田を持ち、香取神宮・住吉大社とあわせて日本三大御田植祭の一つで国の重要無形民俗文化財に指定された御田植式が執り行われています。伊雑宮近辺は古来より伊勢志摩における大きな米所だったようです。天然の要害があり、港があり、温暖で米所―国造りにはいい地ですね。

御田植式の起源は白真名鶴(しろまなづる)の伝説。鶴が稲をくわえて鳴いていた―その稲がひと株に八百とも千とも言われる穂をつけていたので、そこを「千田」と名付け、アマテラスの摂宮を造った。それが伊雑宮で、白真名鶴を祀ったのが佐美長神社(さみながじんじゃ)。伊雑宮と佐美長神社の関係は、まるで内宮と外宮の関係とそっくりですね。

伊雑宮と佐美長神社を結ぶ道を「御幸道」(ごこうみち)と言い、神が両神社を往来したと言われていますが、以前訪れた須佐神社を思い出しました。出雲市にある須佐神社は、出雲国風土記に見える須佐之男命の終焉の地です。その須佐神社を出てまっすぐ行くと天照社があるのです。

太陽(アマテラス:天)と地球(スサノオ:海)【と月(ツクヨミ:夜)】。
天照社と須佐神社。
伊雑宮と佐美長神社。
内宮と外宮。



●佐美長神社(旧大歳神社/佐美良神社)---------------------

伊雑宮と対をなす佐美長神社は、明治政府によって佐美長の名がつけられるまでは、大歳神社、大歳宮(おおとしのみや)と呼ばれていたようですし、「佐美良神社」と記す文献もあるようです。

さみら・・・サミラヒメとは、スサノオの3人の妻の一人(他に神大市姫、櫛稲田姫)で、大屋毘古神、須勢理毘売命を生みました。オオヤビコ(五十猛神)は林業の神で、大国主神を木の俣から根の堅州国へ逃がした神。スセリビメは、根の堅州国からオオナムジを逃がし、オオクニヌシの正妻となった神。

カムオオイチヒメは、オオヤマツミ(オオヤマツミは、イザナギとイザナミの子)の子で宇迦之御魂神(稲荷神)と大年神(大歳神)を生みます。「お稲荷さん」は有名ですが、「お歳徳(とんど)さん」も日本人すべてがお祝いしてたんですね。そう、お正月です。正月はこの大歳神を迎えるためのものなのだそうです。

クシナダヒメは、アシナヅチ・テナヅチの末子で、ヤマタノオロチを退治したスサノオの妻となり、出雲の須賀に「日本初之宮」を建てて住みました(須我神社)。ところで、アシナヅチ・テナヅチはオオヤマツミの子なので、クシナダヒメはオオヤマツミの孫ということになります。スサノオ(族)は、オオヤマツミの子や孫と結婚していたわけで、国津神の系譜ですね。


どうやらこの地一体は国津神の系譜で、かつスサノオに関わる地のようです。
佐美長神社の神は大歳神―スサノオの妻カムオオイチヒメの子。ならばなぜ、わざわざ「佐美長」に名を変えたのか? そして、なぜ「佐美良」と記す文献もあるのか。

日本の古代は擬装、習合、暗示のオンパレードですから、IPを相手にしているようなもので、脚本ストーリーではなく“実態”を見ることが大事です。また、脚本ストーリーは大げさですから、規模の大小に惑わされないこと。



●祓戸四神(火水)----------------------------------------

実態としては、佐美長神社の境内に佐美長御前神社とわざわざ名前がついている4つの神明造の小さな神社(祠)があるのです。これを祓戸四神ではないかという人もいます。祓戸四神とは、

・瀬織津姫(せおりつひめ)
・速開都姫(はやあきつひめ)
・気吹戸主(いぶきどぬし)
・速佐須良姫(はやさすらひめ)

セオリツヒメが汚れを海へ流し、
ハヤアキツヒメが海底でそれをのみ込み、
地底のイブキドヌシがそれをマグマで焼いて浄化し、
ハヤサスラヒメがマントル対流でそれを霧消させる
―そういうイメージです。

瀬織津姫と速開都姫が水
気吹戸主と速佐須良姫が火
火水(かみ)による浄化と循環。無と再生。


この最後の最後を預かる佐須良姫と佐美良姫が同一視されています。
ということは、佐美長神社の祭神は祓戸四神を従える大神様。

もしかすると「良」は「艮」をにおわせているのかも。
「艮」といえば、鬼門(貴門)に封印された「艮の金神」(うしとらのこんじん)。



●艮の金神(国之常立神)とスサノオ------------------------------

艮の金神とは、隠れ神―国之常立神(くにのとこたちのかみ)。
別名、国底立尊(くにのそこたちのみこと)とは、国の底に封印されたことを言っているのか。隠れ神というのは「隠された神」と言っているのか。

神は複数次元にあるので、国之常立神は地球の魂と言っても、日本の国魂と言ってもいいのでしょう。日本が世界のひな形と言われるのと、日本列島が国之常立神の龍体と言われることがリンクしますね。国之常立神が封じられたのが「地球の東北」とすれば、まさしく列島そのものに封じ込められたと言えそうです。

列島の自然を守ることが、国之常立神を守ること。江戸時代のようなリサイクル文明を世界に波及させることが地球を救うことになります。

国之常立神は地球(テラとガイア)のテラ的側面。

テラを維持するためには、エントロピーを低減させるために祓戸四神の仕組みが必須。そのうち、生命を育むのは水―とくに瀬織津姫の部分。速開都姫以降の仕組みはテラ的側面―国之常立神の一部と言っていいかもしれません。

というわけで、テラとガイア→国之常立神と瀬織津姫(瀬織津姫は生きとし生けるものを育む神なので、あらゆる神になり得ますね)。

太陽(アマテラス:天)と地球(スサノオ:海)の比喩で見れば、地球→国之常立神→スサノオということになります。だから、出口王仁三郎はスサノオとサスラヒメを同一視しているのでしょう。ということは、佐美長神社の祭神は国之常立神(艮の金神)もしくはスサノオ。



金神ナンバーは「7」------------------------------------

そして、金神に付き添う数字は「7」
その方位を犯すと家族7人に死が及ぶとか(金神七殺の祟り)。

御田植祭は、本来は白真名鶴を祀った佐美長神社のお祭りと言っていいのでしょう。その御田植え祭の日に、7匹の鮫が的矢湾から川を遡って伊雑宮の大御田橋までのぼると云われているそうです。・・・ここでも「7」

その御田植祭で使われるゴンバ団扇(軍配団扇)には、「太一」の文字。
太一とは、北極星のこと。万物流転する中で、ただ一点動かぬ北極星を古来人々は「北辰」「太一」と呼んで神格化し、宮中における年始め最初の行事は、天皇が北辰を拝むことから始まります。
妙見様

上記の記事にありますように、千葉神社では神仏分離の際に、妙見菩薩を天之御中主神としましたが、国之常立神にした神社もあったようです。

そして、その北極星に付き従うのが北斗七星。
なるほど、艮の金神(国之常立神)に「7」が付き添う意味が分かりました。



●伊勢神宮外宮豊受大御神は国之常立神?--------------------

さらに、日本で重要文化財に指定されている妙見菩薩の彫像は、伊勢神宮外宮の妙見堂にあった1体のみだそうです。先に、鰹木が9本で千木が外削ぎの伊勢神宮外宮は男神ではないかと推測しましたが、祀られているのは艮の金神(国之常立神)?

考えてみれば、内宮の参拝の仕方は、まずご主人様である天照大神にお参りせよ、と言われています。にもかかわらず、両宮においては『外宮から内宮へ回るのが、古来からの習わし』(外宮先祭)なのです。矛盾してますよね。ということはどう考えても、外宮が各上なのです。


「日本書紀」では国之常立神は最初に現れた神になっていますが、「古事記」では造化三神、別天津神二柱の次―神世七代の最初に現れる神で、クニノトコタチノカミ→トヨクモノカミと来て、男女ペアの神々が現れます。

記紀ではペアではない独神ですが、クニノトコタチノカミが男神(陽)、トヨクモノカミが女神(陰)であり、夫婦神であったと思われます。すると、クニノトコタチノカミをあえて別の言い方をするとすれば、トヨクモノカミを受ける→「豊受」→豊受大御神と命名したのかもしれません。



●天皇は、北辰を拝む(縄文海人族の神)--------------------

さぁ、面白いことになってきました。
大和民族を束ねる伊勢神宮(国家神道)。
けれど、天皇は伊勢神宮を参拝していなかった。
その天皇は、北辰を拝む。

北極星は、大海を縦横無尽に航海する海洋民族(海人)の神です。
海人=縄文人ですね~。

そして、海人と言っても船で川を上るときに馬を使ったりしますので、馬の達人でもあり、騎射の達人でもありました。北海道(アイヌ)、沖縄(琉球)、鹿児島(隼人)、熊本(熊襲)、東北(蝦夷)、四国、長野、山陰、北陸、千葉、アテルイ、藤原純友、平将門、那須与一、源義経、奥羽平泉の黄金文化などが思い浮かびます。
瑞巌寺随想~1.大和朝廷とまつろわぬ民

大和朝廷は、縄文を征服し弥生以降に出来た王朝ではなかったのかと思いきや、どっこい生態系とともにある縄文の血は脈々と流れているようです。

実際、伊雑宮のある磯部町は、古来、磯部氏(伊勢部)が住んでいたことから着いた町名。「古事記」に「海部、山守部、伊勢部を定め」とある海洋民(海人)の一つ。

しかも、伊雑宮から内宮→外宮と直線で結んでいくと、丹後国一宮籠神社(このじんじゃ)にたどり着きます。このもう一つの本伊勢―籠神社は海部氏が神職を担当しています。

つまり、内宮と外宮は、海人族が守る二つの本伊勢―籠神社と伊雑宮に守られているかのようですね。天皇と海人(縄文人)は、とても近しい関係にもあるわけです。なんだか重層的ですねぇ・・・。宇宙はフラクタルですから、神々もフラクタルでしょう。



●瀬織津姫と「トイレの神様」------------------------------

テラとガイア。
国之常立神と豊雲野大神(瀬織津姫)。
イザナギとイザナミ。
スサノオとオオゲツヒメ。
ツクヨミとウケモチ。

いずれの女神も、お隠れになって豊穣をもたらす―大自然に返って恵みをもたらす存在ですね。

他にも『金勝要大神』(きんかつがねのおおかみ)や『竜宮の乙姫』とも呼ばれているとか。

金勝要大神とは、それはきれいな「トイレの神様」。
国之常立神が封印されたときに坤の方角に封印され、そこで修行を積まれたとか。それが金運も上昇するというトイレの神様になったのでしょうか。

そして、出ました乙姫伝説。
伊雑宮近辺に伝わる浦島太郎や龍宮伝説。


米。
トヨ。
鳥(鶴)。
海。
雲。
浦島。
竜宮。
老人。
・・・・

これらの暗号のような言葉を結びつける、とても面白い本がありました。
『 天皇家はなぜ続いたのか―「日本書紀」に隠された王権成立の謎』(梅沢恵美子)
いずれ、おりがあれば、また書くこともあるかもしれません。








金色に輝いていますね~。

伊雑宮02 金色に輝く
伊雑宮02 金色に輝く posted by (C)Hide


日射しが柔らかく包まれるようなのです。

伊雑宮04 包まれるような光
伊雑宮04 包まれるような光 posted by (C)Hide


とても美しい澄んだ光でした。

伊雑宮05 ただただ美しい
伊雑宮05 ただただ美しい posted by (C)Hide


鳥の声がすごい賑やかで、上から降ってくるようでした。

伊雑宮06 鳥の声がすごい
伊雑宮06 鳥の声がすごい posted by (C)Hide


すごい根っこの木を見つけました。

伊雑宮07 あや~
伊雑宮07 あや~ posted by (C)Hide


なにかを守っているようにも見えますね。

伊雑宮08 なんか守ってる?
伊雑宮08 なんか守ってる? posted by (C)Hide


ここも澄んだ感じです。

伊雑宮10
伊雑宮10 posted by (C)Hide


大きな木

伊雑宮11
伊雑宮11 posted by (C)Hide


夫婦杉でしょうか。

伊雑宮12 夫婦楠
伊雑宮12 夫婦楠 posted by (C)Hide



優しい雰囲気の神社でしたが、陽光はとても力強かった。

伊雑宮13 力強い
伊雑宮13 力強い posted by (C)Hide



優しく包まれる中で心が洗われる―そういう神社でした。

きれいな水と空気―それを維持することこそが人の役目だと痛切に思いました。






それにしても・・・、
鬼門に立つスカイツリーと裏鬼門に立つ東京タワーは、国之常立神と豊雲野大神?
真珠婚(結婚30年)と東京タワーとスカイツリー


「トイレの神様」の大ヒット。
「あまちゃん」の大ヒット。

国之常立神と豊雲野大神の復活が感じられます。


ウシトラ+7→ウルトラセブン?

復活したウルトラセブンが日本を、地球を救う―


東北と西南が「貴門」「裏貴門」となる日も遠くないかもしれません。







【植村花菜 「トイレの神様」】


ありがとうございます。





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