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9-3)爆発しようとする母への憎しみを封印する歌織(2004.秋)

2015/02/09(Mon) Category : 渋谷夫バラバラ殺人事件
【「渋谷夫バラバラ殺人事件」の考察】
【9.母への絶望と憎しみの封印(2004.06~2005.01)】


3)爆発しようとする母への憎しみを封印する歌織(2004.秋)

弁護側「その後、あなたの生活に変化はあったか?」
歌織 「いつごろからかは分からないが、夜になり彼が帰ってくると思うと、怖くなって眠れなくなった。平成16年秋ごろからは(精神)安定剤や睡眠剤、飲めないお酒を飲んで自分の中から怖い時間を消そうとした」

歌織の発言は、一見祐輔の暴力が恐いと言っているように文脈からは思えます。しかし、果たしてそうでしょうか。実は先の話になりますが、同じように眠れなくなった時期があります。

『18年秋ごろからは、祐輔さんの借金返済問題で再び暴力が始まったというが、(歌織被告は)その当時から夜眠ることができなくなった。コーヒーや濃い緑茶といったカフェインを(多く含む飲み物を)取るようになった。睡眠も1日4~5時間になった』(金鑑定人)


脳は、脚本に都合がいいように辻褄をつけようとします。適当な因果関係で自己洗脳できれば、脚本人生を歩いて行けるのです。だから、歌織の語る脚本ストーリーではなく、それぞれの時期の前に何があったかという「事実」を見てみると、眠れなくなった本当の理由が見えてきます。

平成16年(2004)の場合、離婚の強い決意を持って帰省した歌織を母親が拒絶し、追い返しました。
平成18年(2006)の場合、祐輔が指輪をなくしたことで歌織の憎しみに火が付きました。

2006年のケースはその時点で解説いたしますが、存在不安の強い祐輔が指輪をなくしたことは、祐輔の心から歌織の存在が消えたことを示していました(その時祐輔は他の女性を探していました)。そのことで、ついに歌織の中に祐輔(=母親)に対する憎しみが噴出したのです。(祐輔は歌織にとって代理母親としての側面も持つのは述べたとおりです)

『心からあいつが憎い。憎くて憎くてしょうがない』
『本当にあいつを何とかしてやるなら、誰にも頼らず、力をためておこう』
―2006年に、これほどの憎しみ(復讐ちゃん)が、ついに姿を現しました。その強い憎しみが2004年のこの時点で出てこようとしていたのではないでしょうか。



眠れなくなるというのは、インナーチャイルドが出てこようとして騒ぐときです。前記事で見たとおり、歌織は自己洗脳して「かおりちゃん」を再封印しました。けれど、厭がる自分(かおりちゃん)を殺してまで脳内母親を選んだ歌織に対して、かおりちゃんは激しい怒りを抱いたでしょう。その怒りは常に出るチャンスを窺っています。

怒りも含めて、どんな感情もゆったりとリラックスしているときに出てきます。歌織にとってその時間というのは、意識を向ける対象(祐輔)がいないエポックとなる時間―そこが、自分に向かって激しい怒りが突き上げてくる『怖い時間』だったのではないでしょうか。その時間を、自分と向き合うことから逃げるために、お酒や薬に逃げたわけです。



ですから、『彼が帰ってくると思うと、怖くなって』というのは、彼の暴力が怖いという意味ではないように思います。彼(代理母親)は実母への憎しみを引き出すきっかけとなる存在でした。2004年5月に母親に拒絶されたときから、歌織の母への憎しみのマグマは蓄積されていったはずです。けれど、その憎しみに気づいてはいけません。自分の実感に気づかせたくないときに脳内親が利用するダミー感情の一つが「恐い」という感情です。

『6-4)「わからない」と「恥ずかしい」で真実を封印する』で書きましたが、「恥ずかしい」「恐い」「難しい」「面倒くさい」は、本人が自分の気持ち(小さいちゃん)と関わることを止めるときの「4大ダミー感情」です。「恐い」というのは、脅して遠ざけさせているわけです。

彼を遠ざける=(代理)母親を遠ざける―母親に対する殺意の種は、この時芽吹こうとしていたのかもしれません。




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