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「切歯扼腕」から「歯牙春色」へ

2015/04/22(Wed) Category : 脳内親vs小さいちゃん
【脳内親vs小さいちゃん】

【歯】-----------------------------------------

生まれてきた自分の子に
感情表現させたくない、
自己主張させたくない、
反抗させたくない、
言うことを聞くようにしつけたい、
服従させたい、
死ぬまで支配したい・・・
レベルはいろいろあるでしょうが、ともあれそのような無意識の意図がある場合、子供に口を開かせないようにする手段の一つとして「歯」が利用されることはよくあります。


1.歯列矯正しない----------------------------------
歯並びが悪い場合、それを放置します。歯並びが悪いことを気にするようになれば口を開かなくなりますよね。また劣等感が芽生えることもあり、自信がなくなっていきます。まして、「歯牙春色(しがしゅんしょく)」(ほがらかに大笑いすること)などできません。つまり、気持ちを封印することを狙っているわけです。


2.歯磨きを教えない----------------------------------
親がしないこと、させないことは禁止令となって子供もしません。
たとえば、歯が全くなく歯茎で食べている祖母がいて、母親も虫歯だらけとすれば、その娘も歯磨きしなかったりします。この場合、母親は祖母と早く同化したくて勝手に虫歯作りをしているわけですが、娘は母親がしないためにできないでいたりするわけです。

このような連鎖の他、人を遠ざけるため、虫歯を作らせるために歯磨きを教えないこともあります。口臭で友人を遠ざけたり、歯の治療などに時間を使わせることが狙いです。

特に前歯が黒いと「明眸皓歯(めいぼうこうし)」(見開いた明るい目と白い歯)の逆で、人にギョッとした感じや違和感を与えます。他人がそういう反応をすることで、自分はちょっと変なんだという暗示を子供に植え付けることができますね。

加えて甘いものをたくさん食べさせる場合、将来生活習慣病にさせることを狙っています。歯も全身に影響を及ぼす器官ですが、体の内側からも糖尿病などにさせていくことによって、その母親はその子に生涯関わることができるわけですね。



3.虫歯を放置する----------------------------------
虫歯を放置する意図の一つに、食卓を味気ないものにする効果があります。食事時は、本来はリラックスして気持ちが出やすい場です。感情を封印して生きている親にとっては、そこで子供達を押さえ込まなければなりません。このとき、虫歯があったり、歯が痛かったりすると、どんなご飯もおいしくないし、自然と活気が失われます。



4.歯を強制的に抜く----------------------------------
今はなるべく歯を残すようになっていますが、昔の歯医者はよく歯を抜きました。私も小学校の頃の記憶がありますが、ペンチみたいなものを口の中に突っ込まれて、まさに力任せの釘抜きと同じ。麻酔で痛みはありませんが、メキメキッという音が悲惨でした(--;)。

これが毎週のように続けば、それは紛れもなく拷問でしょう。ある方は、母に連れられて毎週のように歯医者に行き、乳歯を全部抜かれました。まぁひどい歯医者もいたもんですが、このような母親はそのような歯医者をちゃんと見つけてきます。そして、それをすることがいいことだという理論武装(アリバイ作り)をして、罪の意識なくやるわけです。

これは何をしたのかというと、「母親には絶対服従」という姿勢を体に植え付けたわけです。全くひどい話ですが、幼少期に体に痛い思いをさせて、その後の人生を支配するというやり方は、いろいろなパターンで見られます。



5.チャームポイントをコンプレックスに変える----------------------
たとえば八重歯―他人から見るとチャームポイントなのに、それをあざ笑ったり、嫌な思いをさせることでコンプレックスに変えることができます。元々親に認めてもらいたいのが子供ですから、親の胸先三寸でいかようにも子供の意識を変えることができるわけです。ですから、八重歯を堂々と見せて輝くように笑う方もいれば、八重歯を隠すために笑わない人生を歩む方もいるわけです。まさに、親の術中にはまっているわけで、もったいなくも悲しいですね。



6.歯ぎしり----------------------------------
切歯扼腕(せっしやくわん)という言葉がありますね。「歯ぎしりをし腕を強く握り締めること」→「はなはだしく怒り、非常にくやしく思うこと」の意ですが、寝ている間というのはIPが休んでIC優位になるときですからね。昼間よほど悔しい思いをしたICが、その悔しさを出しているんだろうな、と思ったりもします。



7.噛みしめ----------------------------------
その寝ているときでさえも、絶対に気持ちを表現するもんかとばかりに、知らず歯を噛みしめて寝ている方もいらっしゃいます。寝ている間中首が緊張していますから、肩から首から凝るは、頭痛はするはですし、歯にひびが入るくらい強く噛みしめる方もいらっしゃいますから大変です。

中には片側だけ特に強く噛みしめる方もいらっしゃいます。たとえば母親の寝室がすぐ隣に密着していた場合、その母親側の半面が緊張してそちら側の歯を噛みしめる場合。あるいは、IP(左脳)が支配する右側を強く噛みしめる場合などがあります。



8.歯を折る----------------------------------
上記のように母親が自分の歯を狙っていることが、子供には無意識でわかります。すると、何らかのアクシデントを起こして自ら歯を折ろうとすることがあります。歯を折るわけですから、顔面を強打しなければなりません。転んだところに“たまたま”岩があったとか、自転車に乗っていてあり得ない形で転ぶとか・・・いやはや、書いていても痛い、イタイ―。

その背景にいるのは、母親の望みを叶えようとするけなげな脚本ちゃんと、この母親は自分がどこまでの目に遭ったら本気で心配してくれるんだろうという疑問を持つ謎解きちゃん。

もうね、そんなことしなくていいんだよ~。








【ペトロールズ 『はの うた』】

ああ それ ぼくの すみに くっついた (←IP?)
でも きみ はみがきしないんだ

ムシバキン せめてくる  (←IPの手先?)
ぼくは むりょくだ たたかうことも にげることも できない

それを いいことに こいつら やりたいほうだい
ただ ぼくは むしばに なる


くやしい くやしいよ ぼくは きみを まもれない   (←君=IC?)
きみを こんなに だいじに おもっているのに







【歯の歌】

磨けば光る白い歯
それは何よりも素的な宝石だね

君の宝物
盗みにやってくる怪盗虫歯

その魔の手から 宝物を守れるのは
あなたしかいない

君がいつまでも
素的な笑顔でいられますように







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思い当たる

私も、歯医者に行くたびに歯を抜かれたことあります
しかも、「根っこ残った☆」と言われて
余計に時間をかけられてしまい…。
前歯も折ったこともあります
そういう痛い思い出を、嬉々として話す母親…

前は適当に返していましたが
ふざけんじゃねえ、バカ!と今なら言い返せるかな

 

納得です

子供の頃、母に歯の矯正を反対された理由が分かりました。
確かに、歯ならびが悪い事で自信がなくなったり、恥ずかしい思いを沢山しました。
大人になってから、歯ならびを矯正しました。
口元がキレイなだけで、ずいぶん自信がついたように思います。


 

干し芋を食べてて前歯を折ってしまった私…虫歯が多い私。今も歯医者さんがとても怖いです。

 

家族を思い出す。

いつもお世話にっております。
私の家族は、私以外、歯が虫歯だらけです。
父は30代から歯が2本しかなくて入れ歯です。

私は、小さい時から歯磨きが好きでした。
家族には、歯を磨くたびに『暇人』『見た目
ばかり気にしすぎだ』と言われて育ちました。
歯も白く歯並びもよかったので歯のモデルもしたことがあります。
歯のモデルをした時も『そんな事で世の中に出て恥ずかしい。』と言われ頭がぐるぐる。
歯が綺麗なのは、いけないの?
毎日食後に歯を磨いてはいけないの?
と不思議に思いながらやっぱり歯を磨かないと気持ち悪くてしっかり磨いてました。
バカにされても歯を磨き続けててよかった。
気持ち悪いという感覚があったから歯を磨き続けることができたのかな。




 

思いあたることが多かったです。
子どもの時は八重歯を鬼歯と言われたりとか。
成人してから歯列矯正しようとしたら、あんなお金がかかるものなんでするんだって、妹と結託してうるさかったし。
お金は私が出しているんですけど、私が自分にお金使うことにもの凄くうるさかった(-""-;)
今は色んな意味で距離があるから楽です。


 
    
 
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