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人生脚本の見せ場としての人間関係

2015/06/30(Tue) Category : 家族心理・子育て講座
前記事で、スリーテンの課題に取り組むことを通して「自分の構造」に気づいた事例を紹介しました。ところで、その課題には8人ほどのメンバーで取り組むことになるわけですが、そのメンバーとの関係性の中から自分の脚本に気づかれる方もいらっしゃいます。

ある方(Bさんとしましょう)は、なぜか気になる人(Cさんとします)と全く気にならない人(Dさんとします)がいました。
話を伺っていると、BさんはCさんをほぼ無条件にフォローしています。一方で、Dさんのことは全く気にとめていませんでした。

そして、それが自分の家族との関係であることに気づかれました。Cさんが母親で、Dさんは妹だったのです。Bさんは偶然出逢ったチームの中に疑似家族を作っていたわけです。



このことは、至る所で見られます。
というのも、人は自分が脳内母親のための脚本人生を歩いていることを常に証明したがっているからです。ですから、日常のありとあらゆる場面が、脚本証明のきっかけとなるわけです。

たとえば、「苦労の脚本」を歩いている人の場合、朝起きたときの寝不足や体調不良も、自分の顔を鏡で見るときも、食事を作ったり食べたりするときも、出かけるときも出かけられないときも、人間関係も・・・ありとあらゆる場面で、眉間にしわを寄せたり、ため息ついたり、愚痴を言ったり、体勢を崩したり、癇癪を起こしたり・・・「大変である演出」をし続けます。

たとえば、子供が愚痴や悩みを言ってきたとしましょう。すると、自分が「苦労ナンバー1」でなければ脳内母親に認めてもらえませんから、子供に負けていられません。ですから、子供の悩みを「愚痴を言うな!」とシャットアウトして完全に無視するか、「そんなのたいしたことない」と軽視するか、「お母さんなんかね」とこれ幸いと自分の苦労アピールに切り替えるか―そういうことをします。

このように、日常のあらゆる場面が「大変である演出」をするチャンスでしかない―これが脚本人生を歩いている人の日常であり、それをすることこそが「(脚本)人生」なのです。



Bさんの場合も、CさんをフォローしDさんを無視する姿を脳内母親に見せていたわけです。つまり、Cさんの表層意識では「Dさんは気にならなかった」ですが、本当は「気にしてはいけなかった」(禁止令)のです。

というのも、根っこにはBさんは妹とつながりたい思いがあるからです。けれど支配の常道として、服従者同士はつながってはいけません。つながりたいけどつながれないジレンマの中で、母親に矛先を向けられない場合は、つながってこない妹の方に矛先を向けることさえあります。

この疑似家族関係をグループや職場などの外の世界に投影して、媚びやフォロー、苛めや無視などの人間関係が展開されていることも多いのです。

留意すべき事は、その相手が自分の家族メンバーに似ている必要はないということです。脚本ちゃんは見せ場がほしいだけなので、それらしいレッテル貼りができる人間を探していますから、どこか引っかかればいいのです。

誰しも何らかの引っかかりを持っており、その中で、自分の無意識が「この人は代理母親だ」と決めつけさえすればいいわけです。誰しも、相手のことを深く知った上で『媚びやフォロー、苛めや無視』をしているわけではなく、むしろ知らないからこそできるのでしょう。



前記事では、意見を言うという自分の内面世界が脳内母親に支配されていたことを示しました。
本記事では、人間関係という自分の外面世界も脳内母親に支配されていることを示しています。

このように、人はリアルな世界を生きているようでいて、実際は脳内母親に自分の内も外も支配された世界(胎内世界)を生きています。



自分の回りに、気になる人、気を遣う人、怖いと思う人、嫌な人、目にもとまらない人・・・そういう人がいたら、それらの人は自分の家族の誰かである可能性があります。

そして、それらの人の前で湧いてくる感情を言葉にしてみてください。その思いや言葉が、あなたがその人ではなく、その人が象徴している家族メンバーに対して言いたいことだと気づくでしょう。

あなたがその代理家族に対して、その思いをいくら募らせたところで、あるいはいくら文句を言ったところで、それは代償行為ですからいつまで経っても終わりは来ません。人を変え所を変えて永遠に続いていきます。

その思いが誰に対してのものかを目を背けずに見、そこから過去の光景や思いにたどり着き、その思いを声に出して実感していくこと―それが執着から解放される道です。






*それでは、明日以降「スリーテン」の感想を掲載させていただきます。


【ご参考】
「親という謎」が解けたとき人生が始まる
3-3)「三角形のゲーム」を通しての謎解き






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