「和霊大祭・うわじま牛鬼まつり」満喫の旅
2015/07/29(Wed) Category : 旅行記
【松山・宇和島旅の記録】
今回の旅の目的は、生まれた地である宇和島を満喫することでした。生まれただけで、顔も見たことがなかった親の顔を見に行ったようなものでしょうか。
印象に残ったのは人の気さくさと人懐こさ。
宇和島についてすぐに両親が住んでいた港地区を歩き回りましたが、その最初にお参りしたのが弁天さん。ちょうど保存会のおじさんがいらっしゃって、千葉から来たというと驚いてました。
タクシーの運転手さんにはいろいろとお話を伺いました。最終日に少し時間があったので、天赦園に足を伸ばしましたが、その運転手さんが、神主さんを乗せて神輿の後をゆっくりとついて行っていたあのタクシーの運転手と知ってびっくり。
観光船の切符販売所のお爺さんは、早朝人が少ないこともあってか、わざわざ声をかけに出てきてくれました。
高速船「あさかぜ」をまるで小型車のように自在に操っていた船長さんも気さく。日焼けした顔につぶらな瞳という感じで、荷下ろしなどの手伝いも―何でも屋という感じで、まさしくその存在そのものが島々を結ぶ生命線であり活力という感じ。
各島から乗ってくるおばあちゃんたちのお元気なこと。船は揺れ、腰は曲がって杖をついているというのに、ものともせずにおしゃべりする姿は女子高生。都会の老人よりよほど幸せそうです。老人の活力は、自然と友人につきるなぁ、とつくづく感じた次第。
道の駅きさいや広場でお土産を買い、そこから段ボールに詰めて郵送してもらいましたが、荷送り場のおじさんは、こちらの荷物を見て「これかなぁ」と見繕った段ボールにきっちり収まりました。それは小さいと内心思いながらやってみてきっちり収まりびっくり。さすが職人という感じ。いろんな所で、素朴さと職人気質を感じました。
記憶に刻まれたもう一つの光景は、昭和の香り漂う神社前の屋台の風景と子供達の様子。丸い太鼓橋(神幸橋)の上を走り抜け、神社の階段を開け上がっていく少年たちの光景は、とてもノスタルジーを揺さぶられました。
まだ、この風景が生き残っているんですね~。
「生活遺産」として永遠に残したい風情でした。
(下記ビデオで見ることができます)
気候で感じたのは、雲が低いということ。
というか、そう高くない山に雲がもやのように立ち上っていること。
松山のタクシーの運転手さんが言ってましたが、松山は石鎚山に守られていて台風がないそうです。台風銀座にあって台風がないとは!・・暴風雨が雨になってしまうそうで、家に「雨戸」がありません。へぇ~。
その運転手さんが宇和島の湿気はもの凄いと。松山に比べると、その蒸し暑さは凄いと言ってましたが、雲の低さを見て実感しました。山に囲まれたこじんまりした盆地で海がありますから、湿度は高いでしょうね。
その宇和島は鉄道の終着駅―果ての地ですね。
鉄道のない足摺岬の方は、最果てとなるのでしょう。
Wikiによると宇和島には、「稲中(いなか)」「土居中(どいなか)」という地名があるそうです。「嵐」という地名もあって、そこは問い合わせが多いのだとかw。
ともあれ小さな宇和島市ですが、海も山も川もあり、島も城もあり、牛鬼も神輿も練り歩き、闘牛まであります。また、後に紹介しますが多賀神社(凸凹神堂)も必見。
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「和霊大祭・うわじま牛鬼まつり」の日程に合わせていけば、とても豊かな時間を満喫できますので、ご参考までに旅程を組んでみましたw。
1日目
夜 宇和島港海上打ち上げ花火
2日目
早朝 高速船あさかぜ「ぐるり宇和海」
午前 宇和島城
正午 闘牛和霊大祭場所
午後 牛鬼パレード
夕方 和霊神社御神輿
日没 走り込み
上記の全てをYoutubeにアップできる限度15分に収めてあります。見所のオンパレードです。ご参考になれば幸いです。
【宇和島観光 マイベストコース】
海上花火と

打ち上げ花火

高速船あさかぜ宇和海クルーズ


ぐんぐん抜いていく疾走感が気持ちいい。


宇和島城



闘牛―和霊大祭場所

両者とも引かぬ重量戦。頭も傷だらけ。目が放せません。

千秋楽最後の大一番は13分の大相撲となりました。ただただ見事!

牛鬼パレード(20騎もあるそうです)





和霊神社神輿

和霊様

和霊神社前出店~昭和40年代に戻った感じ(お化け屋敷イイね~)



風のように駆け抜けていく子供達に目を奪われました。

神幸橋―風情があります

美しかったナイアガラ


走り込みの始まり



↑凄い体格だよね。
橋の上で牛鬼と神輿が対決―牛鬼は神社の中へ引っ込んでいきます。


対決中、水しぶきを上げて騒ぐ屋台―なぜか小学生の頃に見た「妖怪大戦争」(1968)を思い出して、もの凄く惹かれる光景でした(そう、雰囲気がちょうどこの時代の風情なんですよね~)。

神輿が上ってきました。

竹の周りで神輿が三つ巴になってグルグルと

クライマックス―竹の先端に付けられた御幣を誰が手にするのか?!一人目が中途で終わった後だけに、盛り上がりは最高潮に!


取った瞬間、ファンファーレの花火が鳴り響きました。

【ご参考】
・宇和島伊達400年祭
今回の旅の目的は、生まれた地である宇和島を満喫することでした。生まれただけで、顔も見たことがなかった親の顔を見に行ったようなものでしょうか。
印象に残ったのは人の気さくさと人懐こさ。
宇和島についてすぐに両親が住んでいた港地区を歩き回りましたが、その最初にお参りしたのが弁天さん。ちょうど保存会のおじさんがいらっしゃって、千葉から来たというと驚いてました。
タクシーの運転手さんにはいろいろとお話を伺いました。最終日に少し時間があったので、天赦園に足を伸ばしましたが、その運転手さんが、神主さんを乗せて神輿の後をゆっくりとついて行っていたあのタクシーの運転手と知ってびっくり。
観光船の切符販売所のお爺さんは、早朝人が少ないこともあってか、わざわざ声をかけに出てきてくれました。
高速船「あさかぜ」をまるで小型車のように自在に操っていた船長さんも気さく。日焼けした顔につぶらな瞳という感じで、荷下ろしなどの手伝いも―何でも屋という感じで、まさしくその存在そのものが島々を結ぶ生命線であり活力という感じ。
各島から乗ってくるおばあちゃんたちのお元気なこと。船は揺れ、腰は曲がって杖をついているというのに、ものともせずにおしゃべりする姿は女子高生。都会の老人よりよほど幸せそうです。老人の活力は、自然と友人につきるなぁ、とつくづく感じた次第。
道の駅きさいや広場でお土産を買い、そこから段ボールに詰めて郵送してもらいましたが、荷送り場のおじさんは、こちらの荷物を見て「これかなぁ」と見繕った段ボールにきっちり収まりました。それは小さいと内心思いながらやってみてきっちり収まりびっくり。さすが職人という感じ。いろんな所で、素朴さと職人気質を感じました。
記憶に刻まれたもう一つの光景は、昭和の香り漂う神社前の屋台の風景と子供達の様子。丸い太鼓橋(神幸橋)の上を走り抜け、神社の階段を開け上がっていく少年たちの光景は、とてもノスタルジーを揺さぶられました。
まだ、この風景が生き残っているんですね~。
「生活遺産」として永遠に残したい風情でした。
(下記ビデオで見ることができます)
気候で感じたのは、雲が低いということ。
というか、そう高くない山に雲がもやのように立ち上っていること。
松山のタクシーの運転手さんが言ってましたが、松山は石鎚山に守られていて台風がないそうです。台風銀座にあって台風がないとは!・・暴風雨が雨になってしまうそうで、家に「雨戸」がありません。へぇ~。
その運転手さんが宇和島の湿気はもの凄いと。松山に比べると、その蒸し暑さは凄いと言ってましたが、雲の低さを見て実感しました。山に囲まれたこじんまりした盆地で海がありますから、湿度は高いでしょうね。
その宇和島は鉄道の終着駅―果ての地ですね。
鉄道のない足摺岬の方は、最果てとなるのでしょう。
Wikiによると宇和島には、「稲中(いなか)」「土居中(どいなか)」という地名があるそうです。「嵐」という地名もあって、そこは問い合わせが多いのだとかw。
ともあれ小さな宇和島市ですが、海も山も川もあり、島も城もあり、牛鬼も神輿も練り歩き、闘牛まであります。また、後に紹介しますが多賀神社(凸凹神堂)も必見。
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「和霊大祭・うわじま牛鬼まつり」の日程に合わせていけば、とても豊かな時間を満喫できますので、ご参考までに旅程を組んでみましたw。
1日目
夜 宇和島港海上打ち上げ花火
2日目
早朝 高速船あさかぜ「ぐるり宇和海」
午前 宇和島城
正午 闘牛和霊大祭場所
午後 牛鬼パレード
夕方 和霊神社御神輿
日没 走り込み
上記の全てをYoutubeにアップできる限度15分に収めてあります。見所のオンパレードです。ご参考になれば幸いです。
【宇和島観光 マイベストコース】
海上花火と

打ち上げ花火

高速船あさかぜ宇和海クルーズ


ぐんぐん抜いていく疾走感が気持ちいい。


宇和島城



闘牛―和霊大祭場所

両者とも引かぬ重量戦。頭も傷だらけ。目が放せません。

千秋楽最後の大一番は13分の大相撲となりました。ただただ見事!

牛鬼パレード(20騎もあるそうです)





和霊神社神輿

和霊様

和霊神社前出店~昭和40年代に戻った感じ(お化け屋敷イイね~)



風のように駆け抜けていく子供達に目を奪われました。

神幸橋―風情があります

美しかったナイアガラ


走り込みの始まり



↑凄い体格だよね。
橋の上で牛鬼と神輿が対決―牛鬼は神社の中へ引っ込んでいきます。


対決中、水しぶきを上げて騒ぐ屋台―なぜか小学生の頃に見た「妖怪大戦争」(1968)を思い出して、もの凄く惹かれる光景でした(そう、雰囲気がちょうどこの時代の風情なんですよね~)。

神輿が上ってきました。

竹の周りで神輿が三つ巴になってグルグルと

クライマックス―竹の先端に付けられた御幣を誰が手にするのか?!一人目が中途で終わった後だけに、盛り上がりは最高潮に!


取った瞬間、ファンファーレの花火が鳴り響きました。

【ご参考】
・宇和島伊達400年祭