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親の介護を始める前にしておくべき自分の心の棚卸し

2015/09/22(Tue) Category : 二世帯同居・介護
【親の介護をする前に】

1.自分の心の棚卸しをする------------------------------

「深層心理で寝たきりになりたい老人」の日常は、アクシデントと隣り合わせです。いつ何時、身動きできなくなるかわかりません。母の場合も、私たちと同居して要介護2まで回復していたのが、骨折によって一挙に要介護4に後戻りしてしまいました。一人では何もできない状態が突然訪れたわけです。

ベッドから起こす時、車椅子に乗せる時、車椅子からトイレに抱え込む時、トイレから車椅子に乗せる時、ベッドに戻してオムツをする時、食卓に運ぶ時・・・その全てで抱きかかえなければなりません。

(これをずっと繰り返していると腰に来ます。が、母の場合は左足がなんとか支えになったので助かりました。全く身動きできない人の介護はつくづく大変だと思います)

問題なのは、首に手を回してもらって抱きかかえますから、密着するということです。以前の私のままであれば、これができなかったでしょう。何しろ、母に触れられるのさえ嫌だったわけですから。

自分にまとわりついてくる親をお持ちの方はわかると思いますが、隙を見せれば精神的に侵入してくるので一瞬たりとも隙を見せられない―そういう思いだったわけです。触れ合うなど言語道断でした。

今、手を引いたり、足を持って屈伸運動させたり、抱きかかえたり、オムツ替えたりができるのは、それをすることで侵入されないことがわかっていることと、わだかまりがなくなっているからです。



よく考えればわかることですが、精神的な侵入なんてできません。でもかつての私は隙を見せなかった。言い換えれば常に親を意識していた。
そう、親の動向をキャッチし、親の侵入を受け入れていたのは私自身だったわけです。自分にそれをさせないために、物理的に距離を置いていたわけですね。

親を受け入れていた理由は、私の中に「親に言いたいことを言ってないチャイルド」と「親に期待するチャイルド」がいたからです。
このチャイルドがいると、親になんとかわからせたいために説明力や説得力に磨きをかけたり、親の成長や変化を辛抱強く待つ忍耐力を身につけたりという成長の仕方をします。

けれど、いくら説得しても親の中には入っていきませんし、いくら待っても変化することはないわけですね。そうではなく、2人のチャイルドを私自身が受け止めるだけでよかった。



「親に言いたいことを言ってないチャイルド」のために、カラオケボックスに一人で行って気持ちを吐き出す(何度そういうことをしたでしょうか)。声に出して言うことで気持ちを実感する―それで、チャイルドの気持ちは解消されていきます。

そして、「心のコップ」からそれらの気持ちがどんどん出て行くことで心は楽になり、同時に気持ちの向け先(この場合は母)への執着は薄れていきます。(執着とは、その対象に思いを告げていないから生まれるわけです)



また、「親に期待するチャイルド」は、まず、「そういう子いるよね~。いて当たり前だよね。だって自分のお母さんだもん」と、自分が認めること。こういう期待は、親が死ぬまで続くものでしょう。

それがわかれば、時にそういうチャイルドが顔を出した時に、そのチャイルドが言いたいことを堂々と言葉にすることができます。



こうして、過去の気持ちは自分が受け止め、今の気持ちは我慢させない―自分の気持ち(チャイルド)は自分が守る―そういう心構えがあれば、自分の外の存在―それは親であろうと他人であろうと―は、気にならなくなっていくのでしょう。

「過去の気持ち」を吐き出すことで、「衝動」は消えていきます。するとラクになるのです。こちらがラクになると相手もラクになります。そして、逆に、「今の気持ち」を言えるようになり、後腐れがなくなっていきます。

まず、「自分で自分を守ることができること」を知っておくことが、親は元より全ての人に対する前提として必要なのだと思います。



<つづく>




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