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4.傘下に置いて人を支配する傘(携帯結界)

2015/10/22(Thu) Category : 結界
【「ウェアラブル結界」と「携帯結界」】

Dさんは、日傘を持ち歩いていました。カラオケボックスで面談の時、カラオケマシンの棚の上にDさんはその傘をかけました。ちょうどDさんの正面にその傘が立っています。なるほどなぁ、と思いながら見ていました。

さて、折を見て「ちょっと傘を隠してみましょうか」と、投げかけてみました。OKだったので、その傘をマシンの裏に完全に隠しました。
と、その直後の反応が驚きでした。

「ハァーッ」という深いため息とともに、体全体が変容したのです。
そう、それはまさに“変容”と言うにふさわしい変化で、彫像にフッと息が吹き込まれて、一瞬にして人間になったかのようでした。グレーの石像が肌色の生き物になって突然動き出した感じで、「ゴルゴンの魔法が解けた」ようです。


硬直した「いい子ちゃん」仮面が取れて、表情と動きが出てきました。
おぉ、細胞が動いてる動いてる―なんだか細胞という大群衆が一挙に動き始めた感じなのです。この解き放たれ感は見ていてワクワクしますね。まるで自由革命でも起きた独裁国のようです。

本人も自分の変化にびっくりされていました。
その「実感」が本人に気づきをもたらしたようで、気持ちを聞いてみると―

「傘に監視されていると思った」
「ものすごい自由になった」

好きでいつも持ち歩いていた傘が、まさか「母親」であったとは。
Dさんはいつも、“おかあさん”を連れて歩いていたわけですね。






けれど、Dさんは不思議がってもいました。というのも、その傘は自分で買ったものではなく、知人の年配女性からいただいたモノだったからです。なぜ母親のことを知らない第三者からもらったモノなのに、そういう呪縛効果があるのか?と―。

こういうことはよくあるんですね。というのも、自分が出逢う人や団体、職場などは自分の無意識が選んでいるからです。

まず、脚本ちゃんが自分が活躍できる場を求めます。たとえば「母親の母親」として生きてきた脚本ちゃんは、手のかかる問題児がいそうな場を求めます。

また、親に文句を言いたい「怒れるチャイルド」がいれば、その怒りを発散するために代償行為のゲームを仕掛けられるようなハラッサーの居る場を選びます。

また、なぜ親はあのような言動をしたのか、親は一体どういう人間なのかという「謎解きちゃん」がいれば、親代理が居るような場を選びます。

また、このようなお母さんだったらいいなぁ、という代理母親を求めて場を選ぶこともありますが、その場合も実母のアンチテーゼとして選んでいますので、同じメダルの裏表。結局その人も、ハラスメント界の住人なのです。

このように幾つもの欲求や願望を重ね合わせて、人は無意識に人や場を選択していますが、結局たどり着くところは母親の胎内世界。だからそこには、必ず代理母親が居て、その代理母親に当たる人からもらうモノは当然ながら結界の役割を果たすわけですね。

その職場が疑似家族(家族メンバーが揃っていた)ということも見受けられることです。その女性は、Dさんにとっては言わば理想の母親像であり、だからこそいつも持ち歩いていたのでした。






許可を得て、その傘を開いて柄を見てみました。
くすんだグリーン地に白で木の枝と鳥の模様が描かれています。森の中の鳥のイメージでしょうか。が、枝は傘の下半分を埋めていて、鳥たちはその上の空間に行けないように枝で囲まれています。
羽も閉じていて、その羽根の部分はデザイン的に透明=地の色になっています(見方を変えれば、羽はもぎ取られているわけです)。足もデザインとして枝の一部になっていますから、枝に固定されているわけですね。
鳥は3羽―大きな鳥と少し離れてラブラブの2羽。大きな鳥と2羽の内1羽がややグレーがかっています。

その傘を開いてみながら、Dさんに訊いてみました。
「この傘好きですか?」
「好きです」(即答)

間髪を入れない即答でした。このように“即答”の場合、前もって言う言葉が決まっている場合があります。特に、用意された言葉を言うことによって、気持ちを封じる、自己洗脳する―そういう側面があります。

親しい知人からもらった傘=好き→まぁ、思考で答えると当然そうなるでしょうね。好きだから、他の傘ではなくこの傘を持ち歩いている(というストーリーで自己洗脳していた)わけですし。

それにしても、「傘に監視されていると思った」「ものすごい自由になった」と言った後でも「好き」と即答するのですから、IPの支配の強さがわかります。答えた本人は、その矛盾に気づいていません。そこで、次のように訊いてみました。

「では、どこが好きですか?」
しばし考え・・・
「鳥!」

思わず笑ってしまいました。思考が働いているなぁ、と感じさせる間でしたし、このようにパーツを真っ先に答えること自体「全体は嫌い」と言っているに等しいわけです。この答え方自体にDさんの「小さいちゃん」が、ほんとは嫌っていることが現れています。

しかも、「鳥」と答えたことで、「私は飛べない鳥が好き」と脳内母親に聞かせているわけですから、瞬時も忠誠を忘れていません。



柄はDさんの現状をそのまま表していると思いました。
大きな鳥は母親。その母親に支配されて「Dさん鳥」もグレーになっています。ラブラブの白い1羽はこの傘をくれた張本人―代理母親。そして、この鳥たち全体が白い枝に閉じ込められています。

柄も凄いと思いましたが色も凄かった。というのも、Dさんの部屋はグリーンの絨毯。その中で自分のカラーはグレーと言ってましたし、母親カラーは白でした。そしてこの図に現れているように、Dさんは自分の色をグレーと思わされていますが、グレーの本体は大きな鳥、つまり母親なのでしょう。つまり、グリーン、白、グレー、その全てが母親カラーで、Dさんはその傘下で行動していたわけです。


それにしても、その知人の方は、DさんのカラーもDさんの母親カラーも知るよしもありません。けれど、そのカラーを表し、しかも3人の関係性まで柄に表した傘を、数ある傘の中から発見したわけですから、人間ってすごいな~と思ってしまいます。こんなの現代科学レベルの理屈では説明できませんね。

でも、「よくまぁ見つけたね~」と思うような、「ホントピッタリ」のアイテムを皆さんお持ちです。

そして、Dさんもこの傘を「好き」と自分に思い込ませ、外に出て自由に(?)歩いている時さえもこの傘の下に身を置いていたわけですから、真上からいつも見下ろされているわけですね。「小さいちゃん」が出てこられるはずもありませんでした。


このようにその人を「傘下」に置く傘は、脚本支配の用具としては結構ポピュラーです。日本人は傘が大好きで、傘の忘れ物も大量ですが、もしかすると「小さいちゃん」がいやがって無意識に忘れたりしてるのかもね~、と思ってしまいます。




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