「ローマ法王に米を食べさせた男」~風のマージナルマン
2015/07/21(Tue) Category : 人物
【生まれ故郷への旅】の続き
◆マージナルマン(周辺人)------------------------------
山家清兵衛、上杉鷹山、坂本龍馬、木村秋則など変革の志士が登場しましたが、つい最近カウンセリングの行き帰りの車中などで、面白くてあっという間に読み上げた本があります。
「ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?」―いや、痛快でした!(笑)


素晴らしいものを持ちながら、ただ朽ちゆくだけであった限界集落。神子原米という屈指のおいしい米を作りながら、遠からず廃村―神子原米消滅の運命を辿ったことでしょう(その土地の“水”が大事ですから)。
“内”にいる人は、思考はグルグル回れどそれが当たり前という“常識の壁”としがらみに囲まれて、もんもんと行動できないままに人生を閉じていきます。(家庭という“内”にいる個人も同じですね)
その“常識”のおかしさに気づかせ、良さを再発見し、引き出し、活かしていけるのは“外”から来た人間。ただし、外の人間が動いたのでは身になりません。本人たちが動くことで経験が蓄積されていきます。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」(山本五十六)―これを地で行ったのが、高野誠鮮さんでした。
その人や組織が囚われている“内側(常識)”に気づかせ、本人を根気よくサポートしつつ本人に行動してもらうことで、自らを変革していってもらう―これは私が行った組織改革も、今やっているカウンセリングも、地域や藩の改革も、皆同じです。
今やいろんな意味で周辺人がどんどん増えている時代。
また、いろんな分野がどんどん追い詰められている時代。
追い詰められなければ、人は変わろうとしません。
上杉藩も宇和島藩も追い詰められていた。
限界集落も木村さんも追い詰められていた。
変わらざるを得ない所に来ているからこそ、やっと変わるチャンスが到来するのです。そこまで逃げ続けてきたのは自分自身。そのまま逃げ続けたらどうなるのか―それは、数々の事件、消えゆく地域、倒産する企業、破綻する国家、それに自分の両親を見ればよくわかるでしょう。
カウンセリングも、追い詰められているからこそカウンセリングを受けようと思うし、かつ人に変えてもらうのではなく、自分で自分を変えるという逃げない決意がなければカウンセリングは成立しません。
好むと好まざるとに関わらず、変わらなければならない時代に入っています。
「あきらめの壁」をぶち破っていきましょう。
【Garnet Crow 「マージナルマン」】
<ご参考>
・上杉鷹山
上杉鷹山とファイアー・ザ・グリッドと家族カウンセリング
・坂本龍馬
坂本龍馬の思い
・木村秋則
「すべては宇宙の采配」-農業維新の志士、木村秋則さんの思い
・周辺人
魂リーディング-(3)私の魂の性質
※「ナポレオンの村」(TBS日曜9時)
高野誠鮮さんによる限界集落復活物語をモデルにしたドラマが始まったようです。
第1話は、下記で無料で見られるようです。
http://www.tbs.co.jp/muryou-douga/napo/001.html
◆マージナルマン(周辺人)------------------------------
山家清兵衛、上杉鷹山、坂本龍馬、木村秋則など変革の志士が登場しましたが、つい最近カウンセリングの行き帰りの車中などで、面白くてあっという間に読み上げた本があります。
「ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?」―いや、痛快でした!(笑)
素晴らしいものを持ちながら、ただ朽ちゆくだけであった限界集落。神子原米という屈指のおいしい米を作りながら、遠からず廃村―神子原米消滅の運命を辿ったことでしょう(その土地の“水”が大事ですから)。
“内”にいる人は、思考はグルグル回れどそれが当たり前という“常識の壁”としがらみに囲まれて、もんもんと行動できないままに人生を閉じていきます。(家庭という“内”にいる個人も同じですね)
その“常識”のおかしさに気づかせ、良さを再発見し、引き出し、活かしていけるのは“外”から来た人間。ただし、外の人間が動いたのでは身になりません。本人たちが動くことで経験が蓄積されていきます。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」(山本五十六)―これを地で行ったのが、高野誠鮮さんでした。
その人や組織が囚われている“内側(常識)”に気づかせ、本人を根気よくサポートしつつ本人に行動してもらうことで、自らを変革していってもらう―これは私が行った組織改革も、今やっているカウンセリングも、地域や藩の改革も、皆同じです。
今やいろんな意味で周辺人がどんどん増えている時代。
また、いろんな分野がどんどん追い詰められている時代。
追い詰められなければ、人は変わろうとしません。
上杉藩も宇和島藩も追い詰められていた。
限界集落も木村さんも追い詰められていた。
変わらざるを得ない所に来ているからこそ、やっと変わるチャンスが到来するのです。そこまで逃げ続けてきたのは自分自身。そのまま逃げ続けたらどうなるのか―それは、数々の事件、消えゆく地域、倒産する企業、破綻する国家、それに自分の両親を見ればよくわかるでしょう。
カウンセリングも、追い詰められているからこそカウンセリングを受けようと思うし、かつ人に変えてもらうのではなく、自分で自分を変えるという逃げない決意がなければカウンセリングは成立しません。
好むと好まざるとに関わらず、変わらなければならない時代に入っています。
「あきらめの壁」をぶち破っていきましょう。
【Garnet Crow 「マージナルマン」】
<ご参考>
・上杉鷹山
上杉鷹山とファイアー・ザ・グリッドと家族カウンセリング
・坂本龍馬
坂本龍馬の思い
・木村秋則
「すべては宇宙の采配」-農業維新の志士、木村秋則さんの思い
・周辺人
魂リーディング-(3)私の魂の性質
※「ナポレオンの村」(TBS日曜9時)
高野誠鮮さんによる限界集落復活物語をモデルにしたドラマが始まったようです。
第1話は、下記で無料で見られるようです。
http://www.tbs.co.jp/muryou-douga/napo/001.html