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「日本人になった祖先たち」と「D」の意志

2016/01/25(Mon) Category : 見方・考え方・価値観-パラダイム
「日本人になった祖先たち―DNAから解明するその多元的構造」 (篠田謙一)という本があります。



まずは、ミトコンドリアDNAから跡をたどっています。
(なお、ミトコンドリアDNAは男女いずれからも採取できますが、Y染色体のDNAは男性からしか取れません。つまり、父→息子という父系の流れを見るにはY染色体のDNAついて調査する必要がありますが、それについては後述)。

以下、わかりやすくするために年代などはごく大雑把に記しています(年代は確定していませんので、流れをつかむ目安としてみています)。



●人類が地球を巡る3系統---------------------------------

15万年前にアフリカで人類が発祥し、
7万年前に出アフリカ↓
グループ①:シナイ半島→中東→中央~東アジアに向かう
グループ②:シナイ半島→中東→ヨーロッパに向かう
グループ③:アラビア半島→インド→南アジアに向かう(海洋ルート)

アフリカを出たグループは上記のように3系統に分かれました。
①ユーラシア大陸横断組(北回り組)
②ヨーロッパ展開組
③ユーラシア南岸東進組(南回り組)

そして、4万年前に
①日本に到達
②ヨーロッパに展開
③オーストラリアに到達

北回り組は、さらにベーリング海峡を渡って1.5万年前に
①北米~南米に到達

南回り組は、3000年前に海洋進出して
③ニュージーランドに到達

さらに1500年前に、太平洋のど真ん中
③ハワイに到達

これが、現人類の地球制覇の流れです。



●環境に適応して変化する遺伝子-----------------------------

さて、遺伝子は気象や環境の変動に伴って、適者生存のために突然変異で環境適応していくと思われますが、7万年前に移動したアフリカの祖先からM、N(←遺伝子の型とお考えください)に分岐したのが、5万年前。

Mは南回りでアジアに進出したグループで(海洋系)、
Nはヨーロッパ組、インド組、北回りアジア組(大陸系)に分かれます。

遺伝子的に東西の境界を見ると
ヨーロッパと中東は同系統
インド人は60%がアジア系、15%が西洋系
インドより東~北南米(先住民)はアジア系だそうで、インドが東西の境界になっています。

上記はごく大づかみな話で、M系統から北方に行くグループもあれば、N系統から南方に行くグループもあります。日本に来た人々は、果たしてどういう地域から、どういうルートで来たのか、という観点からメモしてみました。

【】内は遺伝子の型、()内は特徴、[]内はその遺伝子のさらなる分岐を示しており、%は日本人の中での割合です(1%で約100万人)。遺伝子記号の後に書いてある地域等は、それらの遺伝子が多い地域を表していますので、それらの地域と日本も祖先を共有していると言うことです。(結局、人類皆兄弟なんですが)



<南方ルート:31%>---------------------------------------------

【M7】(琉球古陸文化圏)13%[7a7.5%、7b4.5%、7c0.8%]
沖縄人の1/4という遺伝子M7(本土人で7%)は、寒冷期に東シナ海に出現していた大陸で誕生した模様。
③40000年前に琉球古陸(現東シナ海)で誕生→25000年前に分岐
M7a 日本(南方系縄文人のルーツ)
M7b 中国南部
M7c 東南アジア


【B】(南太平洋文化圏)13%
東南アジアから南太平洋、そしてアンデスへと進出したダイナミックな航海民族。日本には南から北上して入ったのでしょう。
③40000年前に中国南部で誕生(N系からインド経由)


【F】(東南アジア最大集団)5%
Bと異なり定着型。大陸や大洋より島が好きな模様。
③40000年前に南アジアで誕生(N系からインド経由)



<江南ルート:3%>---------------------------------------------

【M8】(漢&遊牧民族)3%[8a1.2%、C0.5%、Z1.3%]
漢民族に特徴的で朝鮮人に見られないM8。朝鮮半島を経由しない大陸と日本のルートがあったのでしょう。
③35000年前に中国北部で誕生→20000年前に分岐
M8a 漢民族
C 遊牧民(中央アジア~新大陸まで)
Z 北極海域(フィンランド~カムチャッカ)



<半島ルート:45%>---------------------------------------------

【D】(東アジア最大集団)37%
日本人の約4割。東アジア最大のグループD。分布図を見ていると、中央アジアから真っ直ぐ東に東進して日本及び沖縄に辿り付いた印象を受けます。
③35000年前に中央アジアでMから誕生。アジア、日本、新大陸と広く分布。


【A】(マンモスハンター) 7%
Bが南太平洋の海洋民族なら、Aはシベリアや北中米の遊牧民族。
①30000年前にバイカル湖周辺でNから誕生→7000年前に分岐
A2 北南米
A4 東アジア
A5 日本、朝鮮半島のみ(バイカル周辺から一直線に極東に向かったグループ)


【M10】(チベット民族)1.3%
チベット人の8%(人口比で最大)の遺伝子M10。中央アジア~朝鮮半島経由で日本へ。
③35000年前に中国北部で誕生。ブリヤート人(バイカル湖)、モンゴル、チベット



<北方ルート:14%>---------------------------------------------

【N9】(日本海文化圏)7%
Aは新大陸に向かったが、N9は日本海文化圏を作った。特に、分岐したYグループはオホーツク文化圏を作り、アイヌに継承されている。
①30000年前にN系からインドを経由しない北方ルートで誕生→15000年前に分岐
Y  北東シベリア、アイヌ
N9a 中国南部、台湾
N9b 日本のみ(北に行くほど多い:北方系縄文人のルーツ?)


【G】(カムチャッカ文化圏)7%
ほぼカムチャッカ半島近郊に居住する人の遺伝子。オホーツク文化圏の一翼。
①30000年前にMから誕生→アイヌにG1が見られる



●人類の経験知の集積地としての列島----------------------------------

北から並べてみると
北方ルート:14%(オホーツク、カムチャッカ、日本海)
江南ルート: 3%(漢&遊牧民族/フィンランド、新大陸)
半島ルート:45%(シベリア、アジア、新大陸)
南方ルート:31%(琉球古陸、東南亜、南太平洋)
その他  : 7%

嗜好をざっと分類すると
寒冷地好き(暑がり)、温帯好き、熱帯好き(寒がり)
森好き、平地好き、海好き、島好き
大陸を移動するのが好き、海を移動するのが好き
陸に定着するのが好き、海に定着するのが好き
狩猟が好き、漁労が好き、遊牧が好き、農耕が好き
・・・

あらゆるタイプの属性を持つ遺伝子(=それぞれ様々な環境に適応した遺伝子)が、日本列島という地に集結していることがわかります。それに、世界の縮図とも言える列島には、それぞれの人々に適した地が用意されていたでしょう。

湾曲したお椀のような形をした列島は、大陸のそれぞれのルートの経験で培われて進化した人々を受け入れ、多様な経験知の集積地となったのかもしれません。

そして、国境というものがない縄文時代に、オホーツク、日本海、南太平洋―それぞれを庭とするダイナミックな文化圏があったんだろうなぁと思います。



●男性遺伝子に見る平和の尊さ-----------------------------------

さて、ミトコンドリアDNAの分析結果では、日本に特有なN9b(北方系縄文人)とM7a(南方系縄文人)が、縄文の母のようです。

では、Y染色体の方を見てみましょう。ミトコンドリアDNAの命名の仕方の混乱の反省から、後発のY染色体のDNAの命名は系統立ててつけられているようで、同じ記号でも意味するところは違うのでしょう。

そのY染色体のDNAの分析結果では、日本人の男性の割合は大雑把に次の通り。分岐が古い順(=遺伝子が古い順)に並べると
【C】10% (約10種類中、C1,C3)
【D】30-40% (6種類中、D2)
【O】50% (約20種類中、O2b,O3)

それぞれ分岐DNAの多く見られる地域は下記。
C1 インドネシア 
C3 モンゴル、沿海州の先住民
D2 チベット
O2b 華北~朝鮮半島
O3 華北~華南 

この中で、特徴的なのは「D」。
他のDNAと異なり「YAP+」と呼ばれる遺伝子が付加されているそうです(なお、YAP+を持つ近縁の遺伝子はE―アフリカと地中海域)。
そして、この「D」をもつ国が日本、チベット。

面白いですね。
ミトコンドリアDNAでは、「D」はアジア最大の集団であり、それが日本人の最大の集団(37%)でもあり、アジアとの類縁性を示していました。

同様に、Y染色体のDNAの半数を占める「O」はアジアとの類縁性を示していますが、次に多い集団である「D」はチベット以外にアジアとの類縁性がありません。なぜ、そのような特殊なことになったのか。

研究によれば、武力征服などで先住民の男性が殺されていけば、このようなアンバランスが起こるそうです。言い換えれば、「YAP+」と呼ばれる古い遺伝子が残っていると言うことは、大陸におけるような過激な征服がなかったと言うこと。大陸は「O」に征服されたけれど、山岳チベット、島国日本は征服されず温存された、ということのようです。

また、列島が集積地と書きましたが、渡来人(O)と縄文人(D)の融合も、比較的穏やかに進んだのだろうと篠田健一氏は推測されています。



●「和を以て貴しとなす」は列島のポリシー-------------------------

太古、人種のるつぼであった日本。
現在、人種のるつぼであるアメリカ。
現代社会の中で先進国筆頭とされる2国ですが、その在り方は大きく異なります。

日本は、全てを融合してあたかも単一民族のごとくなり、
アメリカは、寄せ木細工のようなモザイク国家となりました。

その違いは、建国の在り方から始まっていたのでしょう。
軋轢や戦闘もあったけれど、縄文人と融合していった弥生人。
インディアン(←縄文人)皆殺しを目指し、融合しようとしなかった西洋人。

分かち合うことで豊かになろうとする日本と
支配することで豊かになろうとするアメリカ

分かち合うことで豊かになるのは心
支配することで豊かになるのはモノ

モノであふれても心は豊かになりません。


この姿勢の違いは、この列島という美しい国土が育んだのだと思います。
人を育む気候風土という環境が、自然と人との共存、人同士の共存、さらに万物に神は宿るという神道的世界観を産んだのでしょう。

遺伝子は、受け継がれても環境によっては発現せず、また環境に適応するために突然変異を起こします。列島にたどり着いた人々は、この風土に育まれ同化していったのではないでしょうか。


「龍神祝詞」(龍王の願い)を思い出します。
そして、聖徳太子の「和を以て貴しとなす」の言葉を思い出しました。この言葉は、龍王の願いを人にわかりやすく説いたものなのでしょう。




●「D」の意志-------------------------------------------------

さて、日本人を特徴付ける遺伝子「D」。
そして、平和の象徴でもある「D」。

それは平和を願う龍王(ドラゴン)の「D」かもしれません。


さらに、世界に日本の価値観を浸透させる最強の媒体漫画―その頂点に立つとも言える「ワンピース」―そこに出てくる「D」。

“神の天敵”と言われる「Dの一族」。
人が内なる神に気づき、互いを尊重するようになれば“外”に神はいらない。だから、宗教は不要になってくる―そういう意味では、神の天敵。

宗教を持たないように見える日本人は、神の天敵かも。
その日本から力強く、スカッとするメッセージが放たれる。

「支配なんかしねェよ。この海で一番自由なやつが海賊王だ!!!」
【女性が社会を形成していく時代】

運命(Destiny)を乗り越え、夢(Dream)に向かって突っ走り続ける者たちの「ROMANCE DAWN STORY」。

その物語では、「Dの一族」が“時代の夜明け(DAWN)”を引き起こしていく。

夜明けは、太陽が育んだ「D」の国、日本から。


私たちも「D」の意志を実行していきましょう。

それは、

自分を大事にすることです。(されば自動的に人を大事に出来ます)







【BOYSTYLE 「ココロの地図」】






引き続き、下記の記事もどうぞ↓
シュメールの人々の見る夢







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