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映画「ちはやふる」感想(上)

2016/05/05(Thu) Category : 映画
娘や妻に勧められていた漫画「ちはやふる」を読み始めたのが、2週間ほど前。「なんだこれ、熱血スポ根少年漫画じゃん!」と思った。強敵の登場や展開の仕方などよく研究されていて面白い。

ということはさておき、寝しなに読んでいたのが、最後はまとめ読みで、30巻終えた時には早く次が読みたいというくらいはまった。
折しも映画「ちはやふる 下の句」が始まったので初日の4/29に見てきました。(「上の句」は、この後に見ました ^^;)

映画の後、妻と食事に行くわけですが、「で、感想は?」と訊かれるたびに涙が出そうになり、胸が詰まって何も言えない。気持ちが収まりかけようとするときに訊かれるから、また勝手にグッとくる。

心の中で、「今は放っておいてくれ。その言葉が余震を引き起こす」と思うばかり。こんなにも余震が続くほど、一体どれだけ深く心に響いたんだか・・・いろいろな感情が塊となり、“感動”となってそこにあるのだが、どんな感情があったのか―。

「上の句」「下の句」ともに素晴らしかったので、振り返ってみたい。

chihayafuru.jpg



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直球、直球、ド直球。
夾雑物なしの、言葉のド・ストレート感が気持ちいい。

走る、走る、全力疾走。
この疾走感が寝ている体を奮い立たせる。

飛び出し、飛びつき、体当たり。
体を覆っているつまらぬ体裁の埃が揺さぶり落とされていく。

全力集中、瞬間睡眠。
“なりふり”は構うものではなく、現れるもの。在りたいように現れていることへの爽快感。

団体vs個。
チームが一人を支え、一人がチームに力を与え。一人で生きていないことを知り、共に成長できることを知る 喜び。

触れ合いがかっこいい。
声の掛け合い、肩や背中に触れてのさり気ない支え合い、そしてハイタッチ。勇気と信頼と受け止め。心が喜んでいる。

方言がかっこいい。
日本放浪の旅をしていたときに日本全国どのお国言葉も好きになったが、福井弁かっこいいねー。しびれる~。詩暢ちゃんの京都弁もいいね。

個性と個性の対等。
貧富、立場、年齢、性別、才能無関係に対等に渡り合っていることの清々しさ。

貪欲OK。
みな「自分のため」にやっている。嘘がないから互いを成長させる。望みを素直に声に出すことで無意識のコントロール関係は成立できなくなる。透明性のある欲はいいねぇ。

葛藤、見守り、許し合い。
時に我が儘に突っ走れるのはチームがいるからこそ。それぞれの葛藤を見守り、謝って許し合う、その関係性の素晴らしさ。

重厚質素。
舞台は神宮、そして畳。歴史の空間の中で、畳という「シンプルだけどオールマイティ」が舞台なのが最高。

贅沢。
600年間の間に蓄積された歌を専任読手が詠む。歴史ある国にしか許されない贅沢。それがゲームとなっている。人の営みが折り重なっている日本という国への感謝。

時が止まる美しさ。
記憶し、思考を巡らし、そして感覚を研ぎ澄ませる瞬時の静寂(しじま)。永続の中の瞬時。その緊迫と美しさ。

リズム。
瞬動と解放。静寂の後の「バン!」という大きな畳の音。太鼓と同じく、魂振りの音が気持ちいい。

絢爛豪華。
袴姿がまた美しい。着物が人を支えるとは知らなかった。そして、袖が舞い、体が舞い、カルタが舞う。それを見ている気持ちが舞う。

直ぐな目。
ターゲットを逃さない直向きな眼差し。意志と気持ちが宿る瞳が眩しい。

躍動。
弾き飛ばしたカルタを取りに立ち上がる時の躍動。虎やチータのよう。自分の中の野生に火がつきます。

礼に始まり、礼に終わる。
相手への尊重。「場」そして「行為」への尊重。けじめをつけることで、気持ちは自分が己と向き合うものへと返る―この文化に埋め込まれた仕組みが素晴らしい。



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心も魂も揺さぶられる要素満載の映画でした。
これは、漫画ではなしえないこと。

監督、役者揃ってこそ
「人」だからできること。

漫画も素晴らしいが、映画も素晴らしかった。




【「ちはやふる-上の句-」ダイジェスト】



【「ちはやふる -下の句-」予告】



そして、タイトルバックのCGも音楽も素晴らしかった。


【Perfume 「FLASH」】


蝶のように舞い、
蜂のように刺す
という言葉を思い出しますね。






→ 映画「ちはやふる」感想(中) に続く



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