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【平安京の結界】7.大将軍神社の謎―2)岡崎神社はなぜウサギ神社なのか

2016/10/11(Tue) Category : 神社・寺・城・歴史
【平安京の結界】

次に面白いのが、うさぎ神社と呼ばれている岡崎神社。狛犬の代わりに狛兎がいる白ウサギづくしの神社。で、祀られているのが速素盞鳴尊。他の大将軍神社と違って「速」がついてますね~。なぜスサノオなのにウサギ?

平安京 大将軍神社結界
【平安京 大将軍神社結界】

・西賀茂大将軍神社 (磐長姫)<一番北>
・今宮神社の疫社  (素盞嗚)
・大将軍八神社   (素盞鳴+五男三女)

・岡崎神社     (速素盞鳴尊)東天王、狛兎(うさぎ神社)
・東三条大将軍神社 (素戔嗚)(鵺の森)
・藤森神社の大将軍社(磐長姫)<一番南>菖蒲の節句発祥の神社


雨社におわすは闇象女=瀬織津姫--------------------------------

岡崎神社はなぜウサギなのでしょうか?
由来によれば、都の東(卯の方位)に鎮座する事から東天王と呼ばれたそうで、卯の方位だからウサギなのね~、というのも一理あるでしょうが、都の東というなら東三条大将軍神社の方がふさわしいでしょうし、そちらがウサギ神社になっていてもおかしくなかったわけです。

既に見たとおり、桓武は「都の防衛」と「内裏の防衛」の二重防衛戦を張っています。岡崎神社の位置は、「都の防衛」というよりは「内裏の防衛」でしょうね。なので、特別に強い神を持ってきているはずです。

さて、岡崎神社の年中行事を見ますと「雨社祭」というのをやっていますので、雨社を大切にしていることがわかりますね。
その雨社にいろんな神が祀られていますが、『全国にも珍しい竜神様で、天雨の恵みにより五穀豊穣を祈る雨乞いの神』と書かれていますから、雨社の中心は一柱。水神であり龍神―居ました闇象女命(みづはのめ)。

瀬織津姫いましたね~。
つまり、岡崎神社は速スサノオとともに瀬織津姫も祀っているわけです。

さて、ナンバー「7」を従える大金龍(艮の金神)は北斗七星を従える北極星と習合し、北極星は天の中心にいて動かないことから天之御中主神のシンボルとなります。ここから、国常立神と天之御中主神も習合します。
また北極星は目の中心―瞳のようにも見えますから、すべてを見渡しているということで「妙見」信仰が生まれました。

一方の瀬織津姫(坤の金神)も十一面観音に擬せられていますが、千手観音の正式名も「十一面千手観音」「十一面千手千眼観音」。千眼というのは、千手のすべてに目がついているところから来ており、やはりすべてを見通すことを意味しています。

つまり、艮の金神が一つ目なら、坤の金神は千眼。
妖怪でいえば、一つ目小僧に百目鬼でしょうか。

岡崎神社の雨社に「安目社」とあてて、目がよくなる御利益を謳っていますが、これで雨社に祀られているのは瀬織津姫であることがわかりますね。




白兎は、月の女神であり水神である大銀龍・瀬織津姫---------------

さて、太陽のシンボルはカラス。
太陽は朝、昼、夕の3つの顔を持つので、3本足のカラス→八咫烏が有名ですが、「金烏」(きんう)とも言います。

その「金烏」の対語が「玉兎」(ぎょくと)なんです。
「金烏玉兎」とは、太陽と月。日月のことで、歳月が早く過ぎ去っていくことを「烏兎怱怱」などと言うそうです。
「金烏蟾蜍」(きんうせんじょ)といってカエルも対語です)

『3.貴船・鞍馬の秘密』の月桂を思い出してください。日本固有の桂の木は、中国では月にあるという想像上の樹のことを言い、西洋でもアポロンの聖樹・月桂樹でしたね。大銀龍は「銀の月」の女神でもあり、だから桂が瀬織津姫を表し、貴船の御神木になっていました。

その月に居るのがウサギ(玉兎)。
というわけで、白ウサギが表しているのは、月の女神であり、水神である大銀龍瀬織津姫でした。

雨社祭といい、狛兎といい、岡崎神社が瀬織津姫を祀っていることがわかりました。
では、主祭神である速素盞鳴尊(すさのをのみこと)は?




スサノオ=国常立神=国底立神=速佐須良姫--------------------------

まず、思い出すのは佐美長神社のこと。
【お伊勢参り7―伊雑宮と佐美長神社~国之常立神とスサノオ】

伊雑宮の向かいには佐美長神社があり、その両社を結ぶ道を「御幸道」と呼んでいました。それは、かつて訪れた天照社と須佐神社の関係と同じでした。それらは、太陽と地球の関係を表しているでしょう。

宇宙はフラクタル。地球も人も70%が水―この水冷機関がなければ、地球の寒暖差は200度以上にもなって生物は住めません。生物が生きる範囲で気相・液層・固相を持ち、その循環によってエントロピーを下げてくれる、このありがたき水がなければ文明はたやすく熱的死を迎えるでしょう。他の惑星でなかなか見つけることができない「水」が豊富にあることこそが地球の独自性であり、地球の「宝」なのです。

地球は水の惑星―「海」ですから、太陽と地球は「天」(あま)と「海」(あま)。海を統べるように言われたスサノオは、結局、地球を統べるように言われたのと同じ。(=国常立神)

そのスサノオが冥界の王になりますから、つまりは地球のコア、マントルになったということ。マントルは噴火して大地を「生み」ますから女神となりますので、世界の神話でも冥界の王となった神は男性器を失っています。
【女神となった冥王スサノオ】

この流れは、万物を流転させ浄化する祓戸四神の流れと同じ。瀬織津姫(水)に始まり、速開都姫(海)→気吹戸主(マグマ)→速佐須良姫(マントル熱対流)で終わります。つまり、マントルとなったスサノオが速佐須良姫なのです。

また、この火と水の循環(生命活動&エントロピー低減活動)こそが地球そのものでもありますので、この4神を統合した神、あるいは祓戸四神を従える大神が国常立神。かくして、スサノオと国常立神が習合するわけです。

国常立神は、鬼門に封じられた「艮の金神」。
地底は、「根之堅州國」(ねのかたすくに)・「底根國」(そこつねのくに)・根の国底の国(ねのくにそこのくに)と言われますから、そこから「国底立神」。スサノオも根之堅州國の王でしたね。

以上のことを元に、速佐須良姫の名前を見てみますが、その前に「瀬織津姫の異名」をご覧ください。名の付け方の傾向がわかると思います。




速佐須良姫の名前の意味~速素盞鳴とは誰か--------------------

以上のことを元に、速佐須良姫の名前を見てみましょう。
速・佐須・良で見ると興味深いです。

【速】
「速」は、「速川」からとっていると思いますので瀬織津姫
「佐須」は、「須佐」=スサノオ
「良」は、「艮」=艮の金神(国常立神)

(このような暗示文字の付け加えや、単語の前後入れ替え、漢字の差し替えなどはあらゆるところでなされています)

つまり、地球のコアである速佐須良姫とは、
瀬織津姫+スサノオ+国常立神の三位一体。


さて、ここから主祭神である速素盞鳴尊の名をひもとけば、「速」がついているのにわざわざ「すさのをのみこと」と“読み”を書いています。逆に言えば、「スサノオ」と呼んでいるけれど、その実態は「速」だよ、と。

つまり、この神社の主祭神は瀬織津姫なのでしょう。

狛兎、雨社祭、速素盞鳴尊―そのすべてが、岡崎神社が瀬織津姫を祀っていることを示していました。

これで、岡崎神社が「東天王」呼ばれているのかわかりました。
東(卯)の天の王―兎のいる天(世界)は月ですから、月の王―瀬織津姫のことをそう呼んだんでしょうね。



岡崎神社
【岡崎神社】





鬼門から平安京を守る最前線の結界線ですから、桓武は最強の神を置きましたね。
さて、こちらが瀬織津姫ならば、相方の西賀茂大将軍神社も同格の神でなければ結界にはなりません。けれど、瀬織津姫と同格と言えば、それこそ国常立神しかいないわけです。

が、国底立神(=国常立神)から内裏を守るに当たって国常立神を置くはずもなく、ならば国常立神とも習合するスサノオか?と思いつつ、相方の西賀茂大将軍神社を見ますと、おや~なんとこちらは磐長姫です。なぜに磐長姫? ここにも何かありそうです。

では、磐長姫の秘密を見てみましょう。







【岡崎神社】


【岡崎神社 式包丁(氏子大祭)】


【岡崎神社 火焚祭】








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