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29.狸谷山不動院:摂社が暗示していること

2016/11/28(Mon) Category : 神社・寺・城・歴史
【京の奥座敷巡り旅】29

鞍馬駅からホテルに戻って夕食。
狸谷山不動院(たぬきだにさんふどういん)の火渡り祭に行くため、早めに準備してくださいました。ありがとうございました。タクシーも手配していたので、夕方6:30には入口につくことができました。

狸谷山不動院01
狸谷山不動院01 posted by (C)Hide


阪神タイガース優勝記念などもありますね。
たぬきが”他を抜く”というところからスポーツ選手や芸能人などにも信仰を集めているそうです。

狸谷山不動院03 阪神タイガース優勝記念碑(1985)
狸谷山不動院03 阪神タイガース優勝記念碑(1985) posted by (C)Hide



桓武から木食正禅まで900年の空白-----------------------------

さて由来は、桓武天皇が都の艮(北東)に位置するこの場所に鬼門封じとして、咜怒鬼(たぬき)不動明王を安置したのが始まりとか。”咜怒鬼”とは鬼門から入る邪気を叱るという意味だそう。
あの平安京の結界の一翼を担っていたんですね~。
【10.平安京 結界全図】

1605年に宮本武蔵が吉岡一門との決闘を前に滝行をした「修行の滝」があったそうです。

こういう伝説がありながら、創建はそれより時代が下がる1718年。木食正禅(もくじきしょうぜん)が新たに不動明王を設置したことに始まるとされています。その不動明王が、狸谷山不動院のホームページを開くと冒頭に出てくる願力鋭いお不動さんですね。

木食正禅については下記に詳しいです。
木食正禅上人と阿弥陀如来露仏

さて、桓武から木食正禅まで1000年近く。その間どうなっていたんでしょうね。それに、摂社が興味深い。




興味深い摂社------------------------------------------------

【交通安全自動車祈祷殿】
白壁に丹塗りの柱、そして碧が加わり、三相一体を表す社殿です。この構えは瀬織津姫ですね。海洋国家時代の日本で瀬織津姫は海運、航路安全の神でもありましたが、時代は移り自動車社会になってから、どうやら瀬織津姫の航路安全と「速」のイメージが合わさったのか、自動車の安全祈祷の神になっているようです。


【白龍弁財天】
山道を登っていく途中にあります。丹塗りの鳥居が並んでいる様は、まるで稲荷。祀られているのは、白龍に弁天ですからね。これも瀬織津姫。


【弘法大師 光明殿】【お迎え大師】
空海も瀬織津姫を信仰していましたね。


【ウスサマ明王】
烏枢沙摩明王―烈火で不浄を浄化する明王。
便所を清める「トイレの神様」として有名。
他に、「胎内にいる女児を男児に変化させる力」を持っているとされ、戦国武将に信仰されたそう。

烏枢瑟摩、鳥枢渋摩、烏芻沙摩、烏瑟娑摩―いろいろな書き方がありますが、このような場合は何かを隠していることも多いですね。「烏」はカラスで金烏(国常立神)を思い出しますし、「摩」は梵語の音訳によく使われる字であり、それらを除いて意味を見てみると、次のようです。

「枢」は、要、真ん中に置く。
「瑟」は(シツ/おおごと)―大きな琴。しずかなさま。おごそかなさま。
すると「烏枢」は“カラス(金鳥)を真ん中に置く”。
「瑟摩」は、“大いなる琴のような神(魔神)”。
とすると、「烏枢瑟摩」は瀬織津姫を代表神格とする二柱合体神でしょうか。

あるいは、
「娑」は(サ、シャ)―衣のそでをゆらゆらとなびかせて舞うさま。
すると「瑟娑」から、琴の調べに合わせて優雅に舞う様が彷彿とします。それに「スサ」という響きから時に瀬織津姫の化身にもなるスサノオも思い出します。
それを挟む「烏摩」は、「金鳥」+「閻魔」とすれば、いずれも国常立神を表します。また、「馬」も国常立神ですし。
とすると、「烏瑟娑摩」も二柱合体神。
「娑摩」で“舞う神”をイメージしますので、代表神格は瀬織津姫でしょうか。

烏枢沙摩明王
【烏枢沙摩明王】


【三社明神堂】
玉姫大明神(衣)、清隆大明神(食)、白玉折木大明神(住・愛)の三柱を祀ります。清隆は清鷹・清滝に通じますね。玉姫、清隆、白玉のいずれも瀬織津姫を暗示します。それに三相一体の女神ですね。


【奥之院】
幸竜大権現を祀っているそうです。
三相一体を表す屋根に、往時は美しい丹塗りだったのでしょう。


おそらくここも、かつては瀬織津姫を祀っていた神社で、木食正禅により不動明王を祀る真言宗修験道大本山の仏教寺院として蘇ったのでしょう。







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