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大津・石山寺にあった鯉城(広島城)の秘密

2016/12/23(Fri) Category : 神社・寺・城・歴史
小学校時代に切手集めをしたことがあります。友人と切手交換する時のワクワク感を思い出しますね~。最近、何十年ぶりかで再び切手に注目。

というのも、日本の歴史に関する記事を書くようになって、仏像他なかなかフリーに使える写真などがない。けれど切手は、まさにそれらを意匠に取り入れているわけで、「あ、使えるかも」と思った次第。

さて、ある時WEBでつらつら眺めていて下記のものを発見し、即購入。


33年に一度 如意輪観世音菩薩御開扉(かいひ)--------------------

石山寺御開扉記念フレーム切手(平成28年)1

石山寺御開扉記念フレーム切手(平成28年)2

え?!秘仏が33年に一度の公開をしているところなの?
しかもその秘仏って、 日本唯一の「勅封秘仏」だそう。
勅封とは勅命(天皇の命令)によって封印されること。
一体どんな理由で、どの天皇の命で封じられたのでしょうね。

と言ってる場合じゃない。
閉扉まであと数日。ここで見つけたのも何かのお導き。

それに、今回その如意輪観音様を拝まなければ、次に拝観のチャンスが来るのは91歳の時・・・(--;)

行くしかないじゃん!!
ということで、期限ギリギリ。急遽京都まで日帰りの旅に出かけたのでした。(こんな贅沢な旅は初めて)



石山寺縁起-------------------------------------------------------

石山寺を開基したのは良弁。近江国の百済氏の出身というから渡来系だったんですね。修行して名が上がり、聖武天皇より金鐘寺を賜り、その寺が後に大和国分寺に指定されますから、聖武天皇との信頼は厚いものがあったのでしょう。さらに、東大寺大仏建立に尽力し、東大寺の初代別当(長官)となりますから、聖武天皇の意図や東大寺の意味も知っていたことでしょう。
【古代日本の転換点7-「藤原神道システム」vs「東大寺仏教システム」】

聖武は大仏のための黄金を得るため良弁を金峯山に向かわせますが、良弁の夢に金剛蔵王(蔵王権現)が現われ、ここの金は弥勒が再来した時に使うものであって使ってはいけない。琵琶湖の南に観音の地があるのでそこへ行け、というようなことを告げられて石山に向かいます。

石山は珪灰石(けいかいせき)の岩山。珪灰石は石灰岩がマグマに焼かれた時にできる鉱物。この辺りもジュラ紀の付加体のようです。貴船・鞍馬と同じく、地球が大地を生み出すパワーを陸地で感じられる場所で、いわゆるパワースポットですね。(石山寺の珪灰石は国の天然記念物)

そこで比良明神の化身である老人に導かれ、巨大な岩の上に聖徳太子念持仏の金銅如意輪観音像を安置し草庵を建てて祈りました(747)。これが石山寺の開基だそうです。その後、国家事業として石山寺の造営がなされ、761年に塑造如意輪観音像と金剛蔵王像、執金剛神像が作られたようです。

正堂は1078年の火災焼失後、1096年に再建。
多宝塔は源頼朝の寄進により1194年の建立で、年代の明らかなものとしては日本最古。国宝で日本三塔の一つ。
合の間と礼堂は淀殿の寄進で1602年に建立。
毘沙門堂は1773年建立。等々

また、石山寺の創建からのエピソードを描いた「石山寺縁起絵巻」は、1300~1800年まで500年かけて完成した希有な物。いかに石山寺が時代を超えて信仰されてきたのかがわかります。

で、今は東寺真言宗の「大本山」。
「総本山」は空海の開いた東寺。その長子とも言うべき寺が石山寺です。
(西国三十三所観音霊場の第十三番札所)

石山寺は別名「花の寺」と言われ、四季を通じて花があるそう。
特に紅葉の名所で2015年に日本夜景遺産に認定されました。
「石山秋月」は「近江八景」の1つに数えられています。



石山寺に祀られている本当の神様-----------------------------------

琵琶湖から流れ出る唯一の河川瀬田川。
琵琶湖を、奥の院―竹生島を守る聖域(子宮)とすれば、その入り口の仁王門のような位置に、川の両側に山林が広がっています。その向かって左(西)にあるのが石山寺。ちょうど、吽形の仁王の位置ですね。

石山寺 位置図1

石山寺 位置図2


大きく口を開けてオギャーと生まれて(阿)から、口を閉じて死ぬ(吽)までの間、人は呼吸をして生きています。阿吽の仁王に見守られながら人は生きているわけです。阿が国常立神で、吽が瀬織津姫でしょうか。

その吽形の位置にあるジュラ紀の付加体(珪灰石)。行ってみるとわかりますが、岩がきれいに真っ二つに割れているんですね。地球が生み出した海底が表に現れ、その岩自体も何かを生み出しそうです。

まさに地球そのものと言っていい「生み出す神」の顕現を、古代の人々は石山に見たのでしょう。縄文早期の土器や石器類、人骨なども発掘されていますから、縄文古来より聖地だったのだと思います。

「開山」とは、言わば縄文古来の土地を一般に開放したということ。もっと言えば、大和朝廷が縄文人から奪ったということでしょう。いずれにせよ、この地には縄文の女神が祀られていたであろうことは容易に想像がつきます。

そして、「石山」「花の寺」「石山秋月」―これらの言葉から、その縄文の女神とは瀬織津姫であったことがわかりますね。

さて、開山に当てたのは渡来系の良弁ですから、鬼には鬼を当てたわけですが、それを命じたのは国常立神&瀬織津姫の両柱復活を望む聖武天皇ですから、穏やかに進んだのかもしれません。

聖武天皇の勅願寺として、国家事業として寺の造営がなされていますから、ここも反藤原神道の重要拠点の一つだったのでしょう。

聖徳太子、聖武天皇、空海。
東大寺、東寺。
金剛蔵王(蔵王権現)、比良明神、毘沙門天、如意輪観音。
―瀬織津姫に関わる名前のオンパレードですね。



紫式部愛用の硯にあった「鯉城」の答え------------------------------

さて、石山寺に関わる有名人として紫式部がいます。石山寺にこもっている時、源氏物語の着想を得たとか。豊浄殿では紫式部展が開かれており、そこで紫式部ゆかりの品を見ることができますので立ち寄ってみました。

つらつらと眺めながら歩いて行くと、ショーケースの中に紫式部愛用の硯がありました。それを見た時、思わず「あっ!」と声を上げてしまいました。

「ここに解答があった!」―そういう思いでした。
問いとは、「広島城がなぜ鯉城なのか」という問い。
その答えが、硯に彫られていました。

なんと、「鯉」と「牛」が彫られていたのです。

紫式部の硯
【紫式部愛用の硯/絵葉書COMより購入したもの】


びっくり!
びっくりした~~!!

何の心の構えもない所に、いきなり「ど~ん」と正解を突きつけられた感じ。
衝撃とともに、食い入るように彫刻を覗き込みました。

紛れもなく、鯉と牛だ―。
「鯉」と「牛」がペアだ!

御開帳を見に来て、御解答まで得られました。
「俺は、これを見るためにここに来たのか・・・」
そういう思いまで湧きました。

いやはや来た甲斐があった。
観音も凄かったけれど、紫式部の思いもわかって嬉しい。

みな、思いを持って、思いを託して、それぞれの時代を生きてたんだなぁと、しみじみとした感慨が湧いてきました。

その思いは私たちの底流に脈々と流れていて、「ちはやふる」「シン・ゴジラ」君の名は。」などの形をとって噴出しているようです。


この勢い
この流れ

そして、
「開扉」

本当の意味での「開国」、いえ
「天の岩戸の開扉」が近づいているのかもしれませんね。


その受け入れのためには、私たち一人一人が閉ざされている「心の扉」を開けて、「小さいちゃん」を頑迷な天岩戸(脳)から救い出していかなければね。






「鯉と牛」と「リンガと牛」-------------------------------------

ところで、「鯉と牛」の位置関係は「リンガと牛」の位置関係と同じ。
思い出しますね~、宇和島の多賀神社(&性の博物館―凸凹神堂)
これです↓

多賀神社19 性の博物館―凸凹神堂入り口
多賀神社19 性の博物館―凸凹神堂入り口 posted by (C)Hide

そして、インドのリンガ(シヴァ)とは日本の金精様(金精大明神)↓。
多賀神社16 金精様
多賀神社16 金精様 posted by (C)Hide

そして、金精様は国常立神!
まさに、「リンガと牛」も「鯉と牛」も、国常立神と瀬織津姫を表していたのです。




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