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石山寺を歩く10-経蔵・句碑・鐘楼の位置が示すこと&腰掛石の秘密

2017/02/27(Mon) Category : 神社・寺・城・歴史
【石山寺を歩く】

経蔵-------------------------------------------------------

国宝が良好な状態で保管されてきた経蔵。
石山寺55 経蔵

淳祐内供筆聖教(しゅんゆうないくひつしょうぎょう)が収められていた経蔵。淳祐内供筆聖教とは、菅原道真の孫である石山寺第三代座主・淳祐(890-853)が高野山奥院の弘法大師の御廟に赴き、入定のままの大師の膝に触れたところその香気が手に移り、その手で書写した聖教類にも香気が残ったところから「薫聖教」と呼ばれているそうです。

菅原道真(845-903)の孫に空海(774-835)―凄い取り合わせですね。空海と道真は、いわば二柱押しの縄文系勢力の筆頭の2人といってもいいでしょう。その孫が書いた薫聖教が収められていた経蔵です。よくまぁ、この時代まで残ったものと思います。

今では、国宝とされていても、お経こそが藤原神道のバイブルである「日本書紀」に対抗するものであった当時、空海ともつながりを持つこの経蔵を忌々しく思っていた勢力もあったことでしょう。




安産の腰掛石-----------------------------------------------

経蔵の下に「安産の腰掛石」があります。
座布団が置いてあって、なかなかいい座り心地でした。

石山寺56 経蔵の下―安産の腰掛石

でもね、なんか釈然としません。
なぜ経蔵の下にあるのか。
逆に、そのような岩があるのであれば、普通はその上に経蔵など建てないよね。それに腰掛けられる高さの高床式になっている不思議。

臭うのは、ここが反藤原の拠点であったこと。
火災にも遭っていますからね。もしかすると、時代によってはここに見張り役がいて、寝ずの番をしていたのかもしれませんね。




芭蕉の句碑と紫式部供養塔の形が表すもの------------------------

すぐ傍に芭蕉の句碑と紫式部供養塔がありました。

石山寺58 紫式部供養塔と芭蕉の句碑

なぜ、こんな所に?
「違和感を感じるところに意図があり」―これは、私のカウンセリング体験から得た見地です。配置や形などに隠された意図があるはずです。

句碑ならば、もっとそれらしき形であって良さそうです。
それに芭蕉ゆかりの芭蕉庵はこの上にあるわけですから、建てるならそこでしょう。

この形と配置、そして上記に書いた経蔵の意味を考えると、「あっ」と思いました。一切経は二柱復興のバイブル。それを保管する経蔵。だとすれば、まるでこの経蔵を見守っているように立っているこの2つは、国常立神&瀬織津姫じゃん!

句碑は金精様の形そのものだよね。つまり、国常立神。
上に玉が乗る三重の宝篋印塔は、「玉」に「三」だから瀬織津姫。

それを芭蕉に紫式部に置き換えた・・・
紫は瀬織津姫カラーであり、紫式部を置いたことにも、芭蕉の句にも意味があります。それがわかるとセットでここに置かれた意味も見えてきます。

にしても。よくカムフラージュしたね~。

やっぱり、この経蔵は守られていたんだね。
それに、経蔵を支える柱の台石を見ると四角と丸に見えます。
四角は瀬織津姫、円は国常立神だよね。
あの腰掛石は、やっぱり見張り番のいた石だったんだろうなー、とますます思えてきました。

そこが見えてくると、ここに書かれている芭蕉の句の意味もわかってきますが、芭蕉の句をひもとく前に押さえておかなければならないことががあります。それはウグイスとホトトギス―それは次の記事で。




鐘楼-------------------------------------------------------

そして、このように見てくると鐘楼の位置が実に絶妙なところに配されていることがわかります。

この経蔵から真横を見ると鐘楼が口を開けて待っています。

石山寺58 鐘楼

なるほどなぁ・・・経蔵に一端事あれば、すぐに鐘楼に駆け込んで警鐘を鳴らすわけだ、と勝手ながら感じました。しかも、この鐘楼は外を見下ろす位置にもありますので、内と外の両方の見張りの中心にいます。絶妙な配置だと思いました。


こう見てくると経蔵の場所を“そこ”に決めた理由が見えてきます。
三十八社の上にありますから、昼間は参拝客が三十八社を見る方向の延長上に経蔵がありますので、みんなに見守られるわけです。
その視線の延長線と、外を見張る鐘楼が見える位置との交点に経蔵が置かれたのではないでしょうか。






<続く>



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