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犬と瀬織津姫~イヌフグリ、イヌマキ、イヌグス

2017/06/11(Sun) Category : 神社・寺・城・歴史
【春の庭模様】【番外】1 前記事の続き

イヌフグリ(犬の陰嚢)-------------------------------------------------

さて、イヌノフグリとは「犬の陰嚢(ふぐり)」

イヌノフグリ
【イヌノフグリ】

語源由来辞典によると、「ふぐり」の由来は「ふくらぐ(脹)」「ふくれくくり(脹括)」「ふくろぐり(袋栗・嚢栗←実の形や色が栗に似ている)」などあり、由来はわからないようです。

ただ、「包む」のも「くくる」のも「袋」も瀬織津姫ですから、陰嚢自体で瀬織津姫を表しています。
【「匊」と「掬」と「菊」】
【油揚げ】
【「きつねうどん」と「たぬきそば」】


また、陰嚢で有名なのは「狸の睾丸(きんたま)八畳敷き」ですが、金玉は「金神の玉姫」→「坤の金神」=瀬織津姫を表しているでしょう。そして、「二」「八」は坤ナンバーです。
「二つ」「金玉」「八畳敷き」はすべて瀬織津姫を暗示するコードです。
【「金玉」は何を表しているのか】

花の色も可憐な薄紫色のフジカラーですから、イヌノフグリは瀬織津姫を表していたでしょう。

ところで、仮に「猫の陰嚢」とすれば、猫は瀬織津姫ですからわかりやすい。とはいえ、猫が輸入されたのは仏教の経典をネズミから守るため=仏教の守護神として遣唐使によって輸入されましたから、まさに仏(アマテル=大日如来)を守る神(瀬織津姫)として輸入されたわけです。

けれど、犬と日本人の付き合いは、遙か縄文早期にまで遡ります。
ともあれ、現代では犬がどのように扱われているのか、諺など見てみましょう。




犬に関わる諺など---------------------------------------------------

・猫は瀬織津姫ですが、犬猫とツインで語られると考えれば犬も瀬織津姫(瀬織津姫は陰陽の顔を持ちますが、陽が猫で陰が犬)。
・狼(大口真神)も瀬織津姫ですので、その仲間の犬も瀬織津姫。狼はいなくなってしまったけれど、代わりに人が作った多様なイヌ(神々)になったという点でも瀬織津姫?
・狐は瀬織津姫ですので、狐神が犬を嫌うとすれば犬は瀬織津姫じゃない?(これは撹乱項のような気がします)。
・「犬猿の仲」というように猿とも悪い仲にされており、猿は太陽神の使いとされているので犬は瀬織津姫。(国常立神のシンボルと仲違いさせられている寓話もまま見られます)
・「犬骨折って鷹の餌食になる」という諺の鷹は瀬織津姫ですから、犬は国常立神?
・犬神の本場は(狐がいないと言われる)四国のようですし、四国と言えば「伊予之二名島」―二柱の島ですからいずれもあり。

・・・う~む、どっちでしょう。なにしろ二柱一体神ですからね~。

二柱を封じる勢力は、二柱を蔑んだり揶揄したりするような言い回しや諺なども多々作っております(最たるものは「馬鹿」―馬が国常立神、鹿が瀬織津姫―いずれ書きます)。犬死、犬畜生などの言い回しを見ると、どちらかというと国常立神をイメージします。

また、平安時代に犬を生き埋めにしたり、犬の頭を埋めたりする蠱術(こじゅつ)があったようですが、埋めるとくれば国常立神を思い出しますね(「金鶏伝説」狸を埋める結界)。時あたかも平安時代ですから、蠱術も封印された二柱が関わっていることを示している、つまり、犬を二柱と結びつけていたと思います。




縄文犬と犬神-----------------------------------------------------------

諺は歴史の中で作られていきますから、その時代の意図が込められています。現代では犬が蔑称に用いられている諺を見るわけですが、古代はどうだったのか?

縄文早期から犬が埋葬されていますし、中には骨折が治癒した犬の骨も見つかっているそうですから、縄文人は犬を家族同様大切にしていたのでしょう。つまり、犬を蔑称として使ったのは、持統以降、二柱を封じるに当たってそういう扱いをするようになったのかもしれません。

狩猟採取の縄文人の立場になって考えると、家族を守り、狩猟で活躍し、犬ほど頼りになる存在はいませんね。守り神のような存在だったのかもしれません。

時代が下ると犬神が登場しますが、その姿は様々。管狐(くだぎつね)やオサキ(尾先、尾裂、御先狐、尾崎狐)とも習合しているようです。たとえば、管狐は75匹にも増えますが相島(山口)の犬神鼠も75匹に増えます。また、管狐は小さく竹筒に入るそうですが、犬神の姿も細長いミミズの親分のようなものがあります。

なぜ犬神が狐に習合するかというと、縄文犬は立ち耳、巻き尾といった柴犬に似た特徴を持っていましたが、顔はキツネ顔だったそうです。そこから犬神と狐神が似たものとして扱われたのでしょうし、稲荷神を受け入れやすい土壌があったのでしょう。


また、竹筒に入る・・・竹は「陰の司」―坤の金神。
「75」は、かけると35。三五は十五夜で瀬織津姫を表すコードですね。

オサキは「玉藻前伝説」から派生したもの。
九尾の狐が変化した殺生石を玄翁和尚が破壊したところ、その破片が各地へと飛散したわけですが、その破片がオサキになったという伝説が上野国(群馬県)にあるそうです。


一方、徳島県三好郡祖谷山では犬神を「スイカズラ」というそうです。吸葛は「忍冬」で中国名は「金銀花」。長い冬を堪え忍んでいる金龍・銀龍を思わせる花でしたね。

貴船神社・奥宮の吸葛社は男神でしたので国常立神としましたが、瀬織津姫の陽の側面かもしれません。

こうしてみると、犬は瀬織津姫なのでしょう。




「鶏犬相聞」(けいけんそうもん)----------------------------------------

すると、次の熟語の意味が興味深く思えますね。

「鶏犬相聞」―「鶏犬相聞こゆ」とは、鶏と犬の声が方々から聞こえてくる豊かでのどかな平和な地域のこと。

鶏が国常立神で、それを守る犬が瀬織津姫とすれば、二柱が伸び伸びと暮らす桃源郷のごとき社会が彷彿としますね。ここでは、鶏と犬が平和の象徴になっているわけで、その声を聞く人々の喜びが伝わってきます。

縄文時代は、犬は犬畜生などと卑しまれる存在ではなく、むしろ守り神として大切にされる存在であり、その伝統がずっと残っていたのでしょうね。

また、現代では犬猫ともにペットとして飼われることが多くなったために犬派、猫派というのが生まれましたが、遣唐使以前は猫がおらず、また輸入されて後は寺院や貴族など庶民の手の届かないところに猫はいましたので、犬と猫の対比はなかったでしょう。
この諺のように犬と鶏の組み合わせがしっくりきていたのでしょうね。



イヌマキ(犬槙)------------------------------------------------

このように見てきますと、植物に対して「イヌ○○」と名付ける場合、“劣る”という意味で付けるというよりも、区別するために付けたと言った方が正しいかもしれません。

たとえば、イヌマキ(犬槙)がそうでしたね。
真木はスギ、ヒノキ。
それより小さなマキ科の木をイヌマキと呼んだわけですが、イヌマキの花はまるでイヌのペニスのような形をしていましたね。「真木」と区別するに当たって、この花の形をとって「犬真木」としたのではないでしょうか。犬を卑しんでいないからこそ付いた名なのでしょう。

面白いことに、地方によってはサルモモ(猿用の桃)、サルノキンタマ、ニンギョノキやヤゾーコゾーなどの名が付いています。これらはいずれも、マキの実の形から名付けたもので、後の2つは実の形が小さな人形や動物の頭にも似ていることから付けられています。

花の形に注目するか、実の形に注目するかの違いで、イヌマキがサルノキンタマになったりするわけです。

とはいえ、そこに何の動物を持ってくるかは、やはり文化が関係しています。
猿は太陽神の使いですから、その猿が好む桃は瀬織津姫を洗わしますし、猿を支える金玉は犬の金玉と同じく瀬織津姫です。【参考:赤鬼・青鬼と前鬼・後鬼

ニンギョノキの由来を人形としていますが、文字通り「人魚」とすれば、瀬織津姫ですね。




タブノキ(椨の木)--------------------------------------------------

もう一つ、犬が付くものを挙げておきましょう。

タブノキ(椨の木)は、「犬樟」「玉樟」と呼ばれています。
中国ではタブノキを「紅楠」(果実の柄が真っ赤なことから)と呼びます。

日本で楠は瀬織津姫でした。
では、もう一つ楠に似て瀬織津姫を表したい木があるとすればどうするでしょうか。

まず、呼び方。
現代ではレールの枕木にも使われるタフな材質は古来から知られていたようで、水にも強く船を作る際に用いられ、耐えるという意味の「たふ」が由来という説があります。生活基盤を支え、耐えるという意味でも瀬織津姫を彷彿とします。

次に、その木にどういう漢字を当てるか。
「天より降る木」と言われたそうで、神の依り代と見なされていた可能性大ですね。神の宿る岩を磐座(いわくら)、佐の神(瀬織津姫)の宿る木を佐座(さくら)と呼びましたが、「府」にも「くら」という意味があります。
もしかすると、瀬織津姫が下りる木という意味をこめて、「たふ」に「椨」の字を当てたのかもしれません。

とすると、古代はクスノキよりもタブノキの方が重要視されていたのかもしれませんね。それを強調するために「樟」(くす)に対して「玉樟」としたのではないでしょうか。「犬樟」と呼ぶのも、犬が大事にされ、瀬織津姫を表していると考えれば納得できます。

鎮守の森によく大木として育っているそうですが、タブノキが瀬織津姫であれば当然。逆に、タブノキがある鎮守の森には、神名が変わっていても、もとは瀬織津姫が祀られていた可能性が大きいでしょう。


持統以降の支配勢力は、それが気に入らないわけです。ありふれた雑草であったイヌフグリを絶滅危惧種に至らせたように、瀬織津姫につながる植物は駆逐していきたい、あるいは劣位に見なして関心を遠ざけたいわけです。

とはいえ、鎮守の森からタブノキを駆逐するというのは各地の抵抗に遭うでしょう。ならば、タブノキ自体の価値を下げればいい。そこで、まず犬を貶め、次にクスノキ類特有の芳香があまりないから、クスノキより劣るという意味で「犬樟」と呼ぶ―というような“謂われ”を作ったのではないでしょうか。




---------------------------------------------------------------
これで、『菅原道真が難破に巻き込まれたとき昔飼っていた愛犬の霊が宿った犬石が助けてくれたという犬島伝説』の謎が解けました。

犬は瀬織津姫だったんですね~。






「いぬふぐり」の歌


【横井久美子 「いぬふぐり」】


1950年に朝鮮戦争が勃発したときに、「戦争反対を今こそ表明しなければ」と東大音感合唱団で創られた曲だそうです。

まさに今、朝鮮半島きな臭い折、このような歌に出逢ったのも何かのサインなのかもしれません。

にしても、意味深な歌詞です。
柴山、むすび、ももひき・・・他、気になる言葉がちりばめられています。
なにより、「くにさん」!!

作者が二柱のことを知っていたのかどうかわかりませんが、
まるで、瀬織津姫が国常立神のことを歌った歌のように思えます。
びっくり。


自然を、資源や領土と捉えている限り、
縄文日本への弥生人の侵略、
二柱を駆逐した天智系一族の侵略、
そして20世紀戦争の世紀・・・
もう何千年やっているのでしょうか。

いい加減次のステージへ行こうよ、人類!
と言いたくなりますが、領土拡張心理の根源にあるのは存在不安(淋しさ)。
それから逃げるために、あらゆる思考、あらゆる行動をしているわけで・・・

しかも、その原動力は「お母さん大好きチャイルド」。
その子が決して母親に諦めない。
→だから、「淋しさ」を実感したくない(実感すれば、母親に可能性がないことを体がわかってしまうから)
→だから、「淋しさ」を実感しないように「時間の構造化」をし続ける。
→その中で、「人生脚本」にしがみつき続け、自作自演のゲームを仕掛け続ける。

これを人類は延々とやっているわけです。

現実を生きているのではなく、
虚構を現実化して生きているわけです。


結局は、
自分しか自分を救えないことに気づき、
一人一人が本気で自分が自分を救うことをしなければ、

そのためになすべき決意は、
「淋しさ」を受け止める決意

それは、
自分に「おかあさん」がいなかったことを直視する決意

そりゃあ、「お母さん大好きチャイルド」は泣くよ。
大泣きします。

その子のことも、受け止めてあげましょう。
だって、こんなにもお母さんのことを愛し、一途にひた走っている子が自分の中にいたことを、知らなかったのは自分なんですから。自分がその子を放置し、一人ぼっちにさせていたんですから。

自分の中にいる「お母さん大好きチャイルド」を抱きしめましょう。

それで、ゲームは終わります。
ゲームオーバーして、はじめて本当の人生が始まるのです。





かつては一面に咲いていたというイヌフグリ。
その光景を、もう一度蘇らせたいものです。

かつて軍事基地だった跡地に咲いたネモフィラが、
イヌフグリを思い出すよすがになればいいなぁ。



<続く>




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