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福を包み汚れを払う大根(蘿・蔔・萊菔・清白)

2017/07/03(Mon) Category : 神社・寺・城・歴史
【春の庭模様】  【7.大根の花 追記】5

蘿(ひかげのかずら)------------------------------------------------

ダイコンの漢名は蘿蔔(らふ/らふく)というそうですが、まず「蘿」から。

「蘿」は「こけ」および「かげ/ひかげ」と読み、日陰蔓(ヒカゲノカズラ)の古名だそうです。蔓植物とは言え昇る蔓ではなく地表を這い回る蔓。

ヒカゲノカズラ
【ヒカゲノカズラ】

日陰蔓は、古生代に栄えたシダ類の生き残りで、巨大なスギゴケを思わせる姿。胞子嚢の部分は龍の爪のようですね。

日陰とありますが、湿った日なたの傾斜地によく生えるそうです。
胞子は石松子と呼ばれ、丸薬の衣やリンゴの人工授粉の際の花粉の増量剤として使われ、傷に塗って血止めとした例もあるそうです。

いや~次から次へと瀬織津姫植物の特徴が出てきますね。
横に這った後、縦に立ち上がる―陰陽和合の竹そっくり。
立ち上がった部分は、巨大な苔とも言えますが松の葉にも似ています。つまり、横に這う部分が瀬織津姫で、立ち上がる部分がアマテル(国常立神)です。

だから、胞子は「石(瀬織津姫)と松(アマテル)の子」なのでしょう。

また、生える場所は、水に根ざしつつ太陽を求めるところも、薬用に用いられるところも瀬織津姫ですね。次のことも「蘿」が瀬織津姫植物であることを表しています。

天岩戸の前でアメノウズメが踊った際に、蘿(日陰蔓)を素肌にまとったとも云われていること。
伏見稲荷大社の大山祭では参拝者にお神酒と蘿が授与されること。
奈良の率川神社では蘿を頭に飾った舞姫が踊る「五節の舞」があること。

さらに、大嘗祭や新嘗祭にもかつては蘿が用いられたそうですから、天皇が契りを交わす相手の神とは瀬織津姫であったことがわかります。




蔔(おおね/だいこん)-----------------------------------------------

この一文字で、「おおね」とも「だいこん」とも読むんですね。

「蔔」は、艹 勹 畐。
「畐」は、酒だるのように下部にふくらみのある器の象形。器の中に酒などが「みちる」意を表します。あるいは横幅のある花瓶を描いた象形。「豊かさ」を表します。

「瓢箪と縄文人」で見ましたが、火と水(火水=神)を携行できることが、人類を圧倒的な優位に立たせました。その水・種・薬など命を支える守護神のような入れ物が瓢箪であり、古代の瓢箪はくびれがなく筒のような形をしていました。
まさにその形を表したもう一つの字が「畐」ですね。

「勹」(つつみがまえ)も、これまで多々見てきましたが、人が腕を伸ばして抱(かか)え込んでいる象形で瀬織津姫を表します。

「畐」(豊かさ/満ちているもの)を「勹」(つつむ)、「艹」(草)→おおね(だいこん)。


ちなみに、
「礻」(神)から恵まれた「畐」(豊かさ)→「福」
「礻」(神)が「畐」(満ちていること)→「福」


ところで、「蔔」一文字で大根を表していたのに、わざわざ「蘿」を加えた漢名の「蘿蔔」(らふ)も持ってきたのは、「蘿蔔」に「裸婦」をイメージさせたのでしょうか。歓喜天の好物は「蘿蔔大根」「蘿蔔根」とされていますから、「蘿蔔」に「裸婦」や「ラブ」の意味を持たせたかったのかもね。




萊菔(らいふく)------------------------------------------------

大根のもう一つの漢名が「萊菔」(らいふく)。
「蘿蔔」(らふ/らふく)に似てますね。

「萊」は「あかざ」を意味し、鶏のエサになる一方、茎は太く硬くなるため、最高級の杖の材料にもなるそうです。
「服」は、矢を入れる道具(箙:えびら/靫:ゆぎ)のことも指します。

面白いですね~。
「萊」は、鶏と杖の暗示。
鶏からは国常立神&瀬織津姫をイメージします。若冲を思い出しますね。
杖と言えば、朝廷で毒消し(悪魔祓い)の祭事が行われた際に使われたのが椿の木による「卯杖」。杖からは瀬織津姫をイメージするわけです。

「菔」は、人を包む服、および靫の暗示で瀬織津姫(靫は瀬織津姫でしたね)。

つまり、「萊菔」は瀬織津姫を表している上に、「萊菔」が「来福」に通じるところから用いられたのでしょう。




清白(すずしろ)-------------------------------------------------

清白(すずしろ)の元は、冒頭に上げた「菘代(すずなしろ)」です。
詳しくは「菘(すずな)」の項で書きましたので、そちらをご参照ください。

簡単に言えば、カブを持って大根を駆逐したい持統天皇は、外来種のカブを弥生以来日本土着の大根よりも格上にしたいので、カブに「菘(すずな)」という名を付け、大根に「菘の代用品」という名を付けたということです。

けれど、庶民は「菘代」に代わって「清白」「涼白」の名を付けました。
「清白」は「せいはく」とも読みますが、その意味は「品行などがきよく汚れがないこと。潔白。」です。





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