春の庭模様―16.常盤露草(野博多唐草)と露草(月草/鴨跖草)
2017/08/11(Fri) Category : 自然が教えてくれた
【春の庭模様】
●常盤露草(4月下旬~5月)---------------------------------------------
カタバミの所で出てきた常盤露草(トキワツユクサ)。
この草は強いね~。日陰にどんどん咲きますのでよきグランドカバーです。トイレの裏辺りにも茂っていて猫よけになっていいです。

それに、

こんな妖精のような花なんですね~。

別名 野博多唐草―葉の縞模様が博多織に似ている外来種ということで「博多唐草」と名付け、それが野生化したものを「野博多唐草」と呼んだようです。昭和初期に輸入されたものが、瞬く間に野生化したんですね。で、この花も要注意外来生物となりました。
このノハカタカラクサに、わざわざ「常盤露草」と名付けたことが、まぁ憎たらしいですね(--;)。
「常盤」は「常葉」=常緑樹(常磐木)のことで「常磐」とも書き、常磐は永久不変な磐→磐長姫(瀬織津姫)を暗示する言葉です。「さざれ石の苔むすまで」の世界です。
つまり、「常盤~」と名付けるだけで、古代からの郷愁を呼び覚ますような日本人のハートに響く名になるわけです。日本に自生するものは「露草」ですが、「常盤露草」の方が古来種のように見えてしまいますよね。
思わず「卑怯だろ?」というCMを思い出しました(緑に白という色合いもピッタリ ^^;)。
【金鳥 CM 蚊がいなくなるスプレー 笹野高史 「ボディビル」篇】
まさに「日本固有種がいなくなる」って感じですね~。
●「月草」「鴨跖草」---------------------------------------------
日本に自生していたのは露草。
蛍草(ほたるぐさ)、帽子花(ぼうしばな)、青花(あおばな)などの別名があります。
万葉集では「月草」として歌われていますから、露草も瀬織津姫だったんですね。
生薬として「鴨跖草」(おうせきそう)と呼ばれ、解熱、利尿、解毒として、かぜ、熱性下痢、水腫(すいしゅ)、心臓病などに用いられるそうです。また、眼病には、ツユクサの花の絞り汁で目を洗浄すると良いとされているそうです。
まぁ、いつもながら思うことは、瀬織津姫植物を知っていれば医食同源―坤輿(こんよ)で不健康に生きることはなくなるのではないでしょうか。
「鴨跖草」という呼び方も面白いですね。
「鴨」は、「甲+鳥」
「甲」は、尾がある亀の甲羅の象形。亀は瀬織津姫、鳥は龍ですから、坤の金神(銀龍)を表していますね。
「跖」は、足+石(かたい)で「あしのうら」を表現したようです。
「亀」も「石」も瀬織津姫。
また、アヒルが「足ヒル」で、足をヒラヒラさせて泳ぐ姿を表していましたが、「ヒ」は霊、「ヒラ」は「ヒラヒラと飛ぶ霊」、「ヒル」は「霊がヒラヒラ飛ぶ」ことを表していましたね。
鴨を家畜化したものがアヒルですから、「カモの足の裏」から想像するのは「ヒラヒラさせて泳ぐ足」であり、ヒラヒラと飛ぶ霊であり、蝶(カワヒラコ)です。
小さく、青く、昼にはしぼむ露のようなはかなさだけれど、スーパー薬草である月草に、縄文人は瀬織津姫のありがたい霊力を感じていたんでしょうね。
【犬飼真琴 「ゆめおぼろ」】
●常盤露草(4月下旬~5月)---------------------------------------------
カタバミの所で出てきた常盤露草(トキワツユクサ)。
この草は強いね~。日陰にどんどん咲きますのでよきグランドカバーです。トイレの裏辺りにも茂っていて猫よけになっていいです。

それに、

こんな妖精のような花なんですね~。

別名 野博多唐草―葉の縞模様が博多織に似ている外来種ということで「博多唐草」と名付け、それが野生化したものを「野博多唐草」と呼んだようです。昭和初期に輸入されたものが、瞬く間に野生化したんですね。で、この花も要注意外来生物となりました。
このノハカタカラクサに、わざわざ「常盤露草」と名付けたことが、まぁ憎たらしいですね(--;)。
「常盤」は「常葉」=常緑樹(常磐木)のことで「常磐」とも書き、常磐は永久不変な磐→磐長姫(瀬織津姫)を暗示する言葉です。「さざれ石の苔むすまで」の世界です。
つまり、「常盤~」と名付けるだけで、古代からの郷愁を呼び覚ますような日本人のハートに響く名になるわけです。日本に自生するものは「露草」ですが、「常盤露草」の方が古来種のように見えてしまいますよね。
思わず「卑怯だろ?」というCMを思い出しました(緑に白という色合いもピッタリ ^^;)。
【金鳥 CM 蚊がいなくなるスプレー 笹野高史 「ボディビル」篇】
まさに「日本固有種がいなくなる」って感じですね~。
●「月草」「鴨跖草」---------------------------------------------
日本に自生していたのは露草。
蛍草(ほたるぐさ)、帽子花(ぼうしばな)、青花(あおばな)などの別名があります。
万葉集では「月草」として歌われていますから、露草も瀬織津姫だったんですね。
生薬として「鴨跖草」(おうせきそう)と呼ばれ、解熱、利尿、解毒として、かぜ、熱性下痢、水腫(すいしゅ)、心臓病などに用いられるそうです。また、眼病には、ツユクサの花の絞り汁で目を洗浄すると良いとされているそうです。
まぁ、いつもながら思うことは、瀬織津姫植物を知っていれば医食同源―坤輿(こんよ)で不健康に生きることはなくなるのではないでしょうか。
「鴨跖草」という呼び方も面白いですね。
「鴨」は、「甲+鳥」
「甲」は、尾がある亀の甲羅の象形。亀は瀬織津姫、鳥は龍ですから、坤の金神(銀龍)を表していますね。
「跖」は、足+石(かたい)で「あしのうら」を表現したようです。
「亀」も「石」も瀬織津姫。
また、アヒルが「足ヒル」で、足をヒラヒラさせて泳ぐ姿を表していましたが、「ヒ」は霊、「ヒラ」は「ヒラヒラと飛ぶ霊」、「ヒル」は「霊がヒラヒラ飛ぶ」ことを表していましたね。
鴨を家畜化したものがアヒルですから、「カモの足の裏」から想像するのは「ヒラヒラさせて泳ぐ足」であり、ヒラヒラと飛ぶ霊であり、蝶(カワヒラコ)です。
小さく、青く、昼にはしぼむ露のようなはかなさだけれど、スーパー薬草である月草に、縄文人は瀬織津姫のありがたい霊力を感じていたんでしょうね。
【犬飼真琴 「ゆめおぼろ」】