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絶滅確率100%の桔梗を救おう

2017/08/15(Tue) Category : 自然が教えてくれた
【春の庭模様】  【17.ツルニチニチソウ(ツルギキョウ)と蔓桔梗 追記】

桔梗 紫01


「桔」と「朔」~「朔日は吉日」---------------------------------------

「桔」=木+士(刃物の象形)+口。
めでたい事を祈る儀式を意味することから、「めでたい木・すぐれた木」→「たちばな」を意味する字になったそうです。

「吉」は「よい、さいわい、めでたい」という意味ですね。
毎月の一日(ついたち)を「朔日」といいますが、朔日は必ず吉日とされており、ここから「吉」には「ついたち」という意味もあるようです。

まず、なぜ「朔日は必ず吉日」なのでしょうか。

「朔日」というのは、「朔」=屰+月で、欠けた月が元へ逆戻りする、その第一日目という意味です。実際は、月が太陽と同じ方角にあって、地球からは月の真っ暗な影の側面を見ることになりますので見えません(暗月)。三日目にようやく見え始めますので、三日月が「新月」となります。

三日月は萌え出ずる希望の月なんですね。
「朏」と書いて「みかづき」と読みます。また、
「昢」と書いて「よあけ」です。

いったん死んだ月が新たに蘇ってくるその第一日目―それまだ闇夜の日なのですが、その朔の日を、月が立ち始めるので「月立ち」→「ついたち」と呼び、「朔」「朔日」を「ついたち」と読むようになったわけです。

闇夜に既に月が立ち始めている―まるで、現代のようですね。


ところで、月は見えねど地球と太陽の間にある―このときの月は、まるで太陽から地球を守る盾のように見えますね。
本当の太陽神を封じた勢力は、瀬織津姫の名を変えて「艮の金神」から守る守護神としました【例:平安京の結界】。そう考えると、平安貴族が玄関に置く「衝立(ついたて)」は「月立て」―つまり、瀬織津姫を置いて「艮の金神」を防いだのではないでしょうか。


話がそれましたが、
二柱を慕う勢力にとっては、太陽と月が仲良く同じ方向にあるのでめでたい日。
二柱を封じ利用する勢力にとっては、月が太陽から地球を守る日となって、いずれの勢力から見ても「朔日(ついたち)」はめでたい日(吉日)となったのでしょう。ここで、「朔日―ついたち―吉日」がつながりますね。

「吉日」は「何事をするにもいい日」ということで、「思い立ったが吉日」という言葉は、「思い立ったときがそれをするによい日」という意味合いで使われていますが、本来は「思い立ったときがそれをする一日目」という意味も含んでいるのでしょう。

「一」は国常立神ナンバーですが、「ついたち」は「月立ち」で瀬織津姫を表します。「吉」に「ついたち」の意味があるということは「吉」は瀬織津姫でしょう。




「梗」と「山欅」-----------------------------------------------------

「梗」=木+更。
更は、「台を重ねた上から手でボクッと叩く」象形で、「固い」ことを表し、固い木→「ヤマニレ」を表す字となったそうです。他に、「強い、たけだけしい、まっすぐ、正しい、正直」「ふさぐ、ふさがる(→脳梗塞)」「おおよそ」「人形」などの意味があります。

やまにれは棘(いばら)のように刺(とげ)のある木で、道を塞ぐ目的で使われたので、塞ぐを意味する「梗」の字が当てられたという説があるようです。

そこから、「固い芯がある枝」を意味するようになり、花梗(花の柄の部分/花柄)、果梗(果実が枝に付く柄の部分)のように使われるようになりました。


ところで、ヤマニレには「山欅」という字があります。「欅(ケヤキ)」は「槻の木」(つきのき)と呼ばれ、斎槻(ゆつき)と神聖視されていましたね。
聖徳太子の父の用明天皇が宮に磐余池辺双槻宮(いわれいけべのなみつきのみや)と名付けたくらい、持統以前の天皇も信仰していたわけです。

桜に山桜があるように、
欅に山欅があったわけです。

吉野の桜とは本来山桜のことで、山桜は歌にもよく詠まれており愛されました。同じように、欅(槻の木)も神聖視されましたが、山欅(ヤマニレ)も同じくらい大切にされたであろうことが想像できます。

たとえば、弓を作るには欅(槻の木)でしたが、ニレも使われました。
和太鼓の胴材も欅(槻の木)が最高とされていますが、ニレも使われます。

それくらい“固い”ことから山欅に「梗」の字が当てられたわけですが、それがなぜ「楡」になったのでしょう。




「梗」と「楡」-----------------------------------------------------

「楡」の右「楡」は、「舟+亼+巜」で、「刃物で木の中をくりぬいて舟にする象形」を表すそうです。

下記に興味深い記事がありました。
市川市の「雷下遺跡」から7500年前縄文早期のもので、日本最古の丸木舟が出土したそうです。その舟はニレ科ムクノキをくりぬいて作ったものだそう。【縄文の丸木舟】

なるほどね~。
ニレ科の木は頑丈で船として利用されていたんですね。だから、「楡」の字を当てたわけだ。

おそらく、持統以前には「槻の木」(ケヤキ)と「梗」(ニレ)という漢字があった。けれど、両方とも瀬織津姫を暗示するので名を変えなければなりません。(梗は、ボクッという象形が卜占を類推させます)

そこで、「槻の木」に「欅」という字を当てたときに、「槻の木」に準じて大切にしていたニレに「山欅」の字を当てたのでしょう。けれどそのままでは、「欅」と「山欅」の関係性が見てきますので、全く別の字にしたい。そこで、ニレ科の木を丸木舟に利用していたことから、「楡」の字を作ったのかもしれません。





春楡・秋楡・於瓢-----------------------------------------------------

それに、ニレは『樹形や鮮やかな新緑が魅力的で爽やかな印象を与えるため世界四大街路樹(プラタナス、ニレ、ボダイジュ、マロニエ)』になっています。

プラタナス(スズカケノキ)の所で見ましたが、街路樹に瀬織津姫を暗示するような名前は避けたかったのでしょう。だから、何としても「山欅」や「梗」の字は消し去って、「楡」に置き換えたのではないでしょうか。


ところで、日本のニレは次の3種があるそうです。
・ハルニレ(春楡)北方系
別名:楡、エルム、基変種は黒楡
日本産で中国名は日本楡
ケヤキに似る、北海道ではハリギリやカエデなどと混生することが多い 

・アキニレ(秋楡)南方系
別名:石欅(イシゲヤキ)、河原欅(カワラゲヤキ)
秋に花が咲くのは、世界でも3種だけ

・オヒョウ(於瓢)
別名:厚司の木(アツシノキ)、矢科(ヤジナ)、粘科(ネバリジナ)
葉は先端で3-7つに分裂し、日本産ニレ類では本種だけの特徴的な葉を付ける。樹皮(靭皮)の繊維は強靭で、アイヌはこれでアットゥシ(attus 厚司)という布(衣料)を織る。白浦地方では樹皮をオピウと呼び、「オヒョウ」の名称はこれに由来するそうです。


楡は普通春に花が咲くので、わざわざハルニレと名付ける必要もないのにという論がありましたが、アキニレとわざわざ対置させるためにつけたのでしょうね。

それぞれ別名を見ると、ハルニレが国常立神、アキニレが瀬織津姫をイメージしていることがわかります。オヒョウは、用途から別名が付いているようです。

欅に準じて扱われている楡も、瀬織津姫植物でしたね。




桔梗-----------------------------------------------------

すると、桔も梗も瀬織津姫ですから、「桔梗」も瀬織津姫を表しているでしょう。桔梗の根は「桔梗根」という生薬になりますが、強くて固い芯を持つことから「梗」の字が使われたようです。

先の記事で、山上憶良は「秋の七草」の中で桔梗を「朝貌の花」と詠っていましたね。

「萩の花 尾花 葛花 なでしこの花
   をみなへし また藤袴 朝貌の花」

朝貌(あさがほ)が何を指すかは論争があったようですが、「桔梗、阿佐加保 又云 岡止々支」(「新撰字鏡」901年頃)とあり、桔梗をさしていることが通説になったようです。

ちなみに「岡止々支」(オカトトキ)とは、「岡に咲く神草」という意味だそう。「岡に咲く神草」と言われていること、「桔梗」が瀬織津姫を表すことから、この字を当てられた「朝貌の花」がキキョウを表すと考えるのは妥当のように思います。




桔梗紋-----------------------------------------------------

つぼみは見事な五角形。
花は美しい星形。
雄しべ雌しべも大の字。

この花を五芒星に見立てて万能の魔除けとしたのが桔梗紋

瀬織津姫ですから、あらゆる魔を退けたことでしょう。
「反骨と悲劇の紋」と呼んでいる方もいらっしゃいますね。

下記にキキョウの詳細な写真があります。
桔梗 キキョウ科 キキョウ属

100年後の絶滅確率はほぼ100%とのこと。

100年後には、この地球上から消えて無くなっているだと?!

なんだか泣けてきました。


園芸店に「キキョウ」を注文するしかないな、と思いつつ、この記事を書いた後にホームセンターに行ったら桔梗がありました!(6月下旬) 即購入。
今も元気に咲いています。





つぼみ
桔梗 紫02

開きかけ
桔梗 紫03


雄花期
桔梗 紫04 雄花期(雌しべの柱頭が閉じている)


雌しべの柱頭が開き始める
桔梗 紫05 雌しべの柱頭が開き始める

桔梗 紫06 雌しべの柱頭が開き始める2


雌花期
桔梗 紫07 雌花期





-------------------------------------------------------------
白桔梗
桔梗 白01

桔梗 白02



-----------------------------------------------------------
後ろ姿
桔梗 紫08

桔梗 紫09

濡れ姿
桔梗 紫10

たおやめぶり
桔梗 紫11


凜として美しく
桔梗 紫12



オーブもいました。

桔梗とオーブ









【浜崎あゆみ 「Dearest」】


桔梗を救いたい。


桔梗が永遠にこの地上から

消えてしまわぬように―




園芸店は日本固有種を意識して扱って欲しい。







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