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春の庭模様―19.ローズマリーに迷迭香(マンネンロウ)を当てた理由

2017/08/18(Fri) Category : 自然が教えてくれた
【春の庭模様】

ローズマリー-----------------------------------------------------

ハーブといえばもう一つ―松に似た香りがすると言われるローズマリー。
Rosmarinusは「海のしずく」を意味するそうですね。
キリスト教以前のヨーロッパで祝典や結婚式、葬儀に用いられたそうで、生者、死者問わず悪魔から守る神秘的な力を持つとされたそうです。
聖母マリアと結びつく伝説も多く、まさに瀬織津姫植物ですね。


朝日に透かされ、緑のガラス細工のよう。
これは美しい!

ローズマリー 01

あの光った茎の所から、「○○姫」が出てきそうですね。

ローズマリー 02


ローズマリーは、「常に香がする」という意味で「万年香」(マンネンコウ)と呼ばれていたそうです。でも、和名は「迷迭香」(マンネンロウ)ですね。「万年蝋」や「万年朗」とも書くようですが、なぜ中国名を和名に持ってきたのか?

それに、中国読みで「香」はシャンですね。なぜ「香」をロウと読むのか?
どうも「香」から「ロウ」を暗示したい意図があるようですが、その意図は何なのでしょうか。




「香」と「蝋/臘」と「楼」------------------------------------------

芳香が強い臘梅(ろうばい)というのがあります。中国から来たので唐梅(カラウメ)とも呼ばれますが、臘月(ろうげつ:旧暦12月)に蝋細工のような黄色い花が咲くので臘梅と呼ばれたようです。蝋梅油は薬になるそうです。

その「臘」とは、元は中国において冬至の後の第三の戌の日(臘日)に行なう、猟の獲物を先祖百神に供える祭り(臘祭)の意味だそうです。
「臘」とは「つなぎあわせる」という意味で、自分たちと祖先をつなぎ合わせる祭りでした。
そこから転化して、新年と旧年をつなぎ合わせる旧暦12月のことを「臘月」とも言い、大晦日のことを臘日と呼ぶこともあるそうです。

日本で臘日は、「小寒の後の2度目の辰の日」「大寒の後の最初の戌の日」「旧暦12月9日」などを当てるそうです。
・2番目の龍
・大寒(旧暦1月)は、西洋占星術ではみずがめ座の始まりとされていて、その後の最初の犬
・1年最後の9
―これらは全て瀬織津姫を暗示しますね。

元々の臘日である「第三の戌」も「三」と「犬」で瀬織津姫です。

つまり、「臘」という字は瀬織津姫を表しているわけです(月偏だし、結びの神だし)。

「香」を「ロウ」と読ませる意図が見えてきましたね。
「香」と書いてわざわざ「ロウ」と呼ばせることで、芳香が強い臘梅や臘月、臘日など「臘」を暗示させているのではないでしょうか。

加えて、「ロウ」は「楼」でもあります(香香楼=シャンシャンロウ)。
つまり、 「ロウ」の響きの向こうに「臘」+「楼」→いずれも瀬織津姫が隠されていたわけです。


ちなみに、香という字についても見ておきましょう。
「香」は、「黍+甘」
「黍」は、穀物+水でキビ(酒の材料)を表すそう。
「甘」は、口で食物をかんでいる様。
ここから、黍などから生じる「甘いかおり」を意味する「香」という漢字ができたそうです。
酒の材料に、口に、甘い香り、が出てきましたから、「香」そのものも瀬織津姫を表していますね。




「迷迭香」の字の意味-----------------------------------------------

今度は、漢字についてみてみましょう。

「迷」は、「辶(辵)+米」
「迭」は、「辶(辵)+失」

辵部(ちゃくぶ)は、行きつ止まりつしながら進むことを表す。
「米」は、ここでは八方に分かれる道を表すでしょうから、
「迷」で「まよう」。

「失」は、五指のある手+手からそれたものを合わせた象形で、「うしなう」を意味します。
「迭」は、「一定の道からそれていく」「かわる」(更迭)を意味するとのこと。

「香」は、上記の通り瀬織津姫を表していました。

すると、「迷迭香」とは、「(国常立神を)失い迷い、更迭された瀬織津姫」を表しているかのようです。




「迷迭香」に託した人々の思い-----------------------------------------------

さて、語源を離れて漢字の形を見てみましょう。(古代人はいろいろな見方をしていますので)

「迷」は、「米」と「足」
「迭」は、「手」と「足」
「香」は、「禾+日」とみなすとアワ+日(太陽)ですね。

手と足で見れば、手が瀬織津姫で足が国常立神でしょう。
手長足長(てながあしなが)という妖怪は、手長が妻、足長が夫です。
奇稲田姫(くしなだひめ)の両親も、手名稚(てなづち)が母、足名稚(あしなづち)が父です。

船の水につかる部分を足というようですが、現在の国常立神も国底立神となって下から支える役割ですから、足なのでしょう。そして、手足が揃って両柱一体なのでしょう。

速川神社社伝に面白い伝承がありました。
瀬織津姫が邇邇芸命とともに現在の宮崎県成都市一ツ瀬川に訪れた時に、川の瀬に足を取られて亡くなったという伝承です。

瀬織津姫は足(国常立神)を取られて無くなった(封印された)―まさしくその通りですね~。


以上からわかることは、
「迷」は、「米」と「足」=瀬織津姫と国常立神
「迭」は、「手」と「足」=瀬織津姫と国常立神
「香」は、アワ+日=瀬織津姫と国常立神

なんとまぁ、「迷迭香」という言葉で「失い迷い更迭された瀬織津姫」を悼みながら、同時に二柱合体をさせていたんですね~。二柱への深い思いと、やさしさに磨かれた知恵がそこにはあるようです。素晴らしい。







【田村直美 「Careしてあげて」】






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