管理職の性格3類型
2005/10/16(Sun) Category : パワハラ(パワーハラスメント)
あるご縁から寄稿することになった。ついでに、最近ふと思っていることがあるのでそれについて書いておこう。
性格の分類の仕方に3類型はよく使われてきた。
クレッチマーの3類型(筋肉型、肥満型、やせ型)、SCT(文章完成法テスト)の3類型(E型、Z型、S型)など。
ちなみに「あきらめの壁をぶち破った人々」の中で、改革を始めようとする理想化肌の竹下部長はZ型-直感で動き爆発的エネルギーで行動するのだが持続力はない。
軍隊型の岩山次長はE型-常識と規律を重んじ逸脱を許さずエネルギーは粘着質。
そして、お公家さんのような柳田部長は自他の感情には疎い思考と孤高のタイプで、エネルギーの質は細く長く。
起爆力のある竹下部長に引っ張られ改革に関わることになった主人公は、結局失速してはしごを降りていった竹下部長に一人取り残され、その後軍隊型の岩山次長にねちねちと苦しめられ、精神的および首をかけた危機を脱した後は、「不作為の罪」の柳田部長に苦しめられることになる。
(…いやはや、それぞれ極めて典型的に強烈な方々が揃ったもので…、他の登場人物も含めて、よくこんなに役者が揃いましたねぇ、と言われる。が、いたんだからしょうがない(笑)。にしても、よく生還(サバイブ)できたものです… ^^;)。
さて、エニアグラムというのがある。
エニアは9を表すギリシャ語。グラムは、エゴグラムのグラムと同じく図を意味する。
これも、大きくは「思考」「感情」「本能」の3くくりになっている。
日本的にいえば「知」「情」「意」。
『智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。』-知が勝っている人、情が勝っている人、意が勝っている人、その働かせ方には誰でも得て不得手がある。
エニアグラムでは本能系【8.9.1】、感情系【2.3.4】、思考系【5.6.7】とさらに3つに分けて9分類している。例えばタイプ9の人はゴリゴリの本能系だが、タイプ1の人は感情系も少し使えるという感じ。
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ちなみにタイプといえば、ユングのタイプ論。
ユングは「思考」「感情」「感覚」「直感」と4分類した。
それぞれにエネルギーの向け方として「外交」と「内向」があるため、2×2×2×2=16通りの性格類型となっている。そして、これはMBTIという世界で最も信頼されている性格テストとなっている。
私は、「感覚(五感)」と「直感(六感)」を合わせて「本能」に組み込めば、エニアグラムもユングもまぁ、似たようなことを言っているのかなと思ったりする。
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ところで、幾つかのエニアグラムサイトで適当に調べてみた。
あるサイトでは2,5,7が全く同数で出た。イメージとしては「カウンセラー」「研究者」「楽天家」…まぁ、どれも当たってるといえば当たってる。
ある本では2が最も多かったので、2に近いのだろう。もともとは思考系で、ここ数年感情の大切さの勉強&訓練をしてきたので2が出てきたのかなという感じもする。
さて、ここからが管理職の支配(パワハラ)の類型についての本題だが、今日はここまで。
性格の分類の仕方に3類型はよく使われてきた。
クレッチマーの3類型(筋肉型、肥満型、やせ型)、SCT(文章完成法テスト)の3類型(E型、Z型、S型)など。
ちなみに「あきらめの壁をぶち破った人々」の中で、改革を始めようとする理想化肌の竹下部長はZ型-直感で動き爆発的エネルギーで行動するのだが持続力はない。
軍隊型の岩山次長はE型-常識と規律を重んじ逸脱を許さずエネルギーは粘着質。
そして、お公家さんのような柳田部長は自他の感情には疎い思考と孤高のタイプで、エネルギーの質は細く長く。
起爆力のある竹下部長に引っ張られ改革に関わることになった主人公は、結局失速してはしごを降りていった竹下部長に一人取り残され、その後軍隊型の岩山次長にねちねちと苦しめられ、精神的および首をかけた危機を脱した後は、「不作為の罪」の柳田部長に苦しめられることになる。
(…いやはや、それぞれ極めて典型的に強烈な方々が揃ったもので…、他の登場人物も含めて、よくこんなに役者が揃いましたねぇ、と言われる。が、いたんだからしょうがない(笑)。にしても、よく生還(サバイブ)できたものです… ^^;)。
さて、エニアグラムというのがある。
エニアは9を表すギリシャ語。グラムは、エゴグラムのグラムと同じく図を意味する。
これも、大きくは「思考」「感情」「本能」の3くくりになっている。
日本的にいえば「知」「情」「意」。
『智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。』-知が勝っている人、情が勝っている人、意が勝っている人、その働かせ方には誰でも得て不得手がある。
エニアグラムでは本能系【8.9.1】、感情系【2.3.4】、思考系【5.6.7】とさらに3つに分けて9分類している。例えばタイプ9の人はゴリゴリの本能系だが、タイプ1の人は感情系も少し使えるという感じ。
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ちなみにタイプといえば、ユングのタイプ論。
ユングは「思考」「感情」「感覚」「直感」と4分類した。
それぞれにエネルギーの向け方として「外交」と「内向」があるため、2×2×2×2=16通りの性格類型となっている。そして、これはMBTIという世界で最も信頼されている性格テストとなっている。
私は、「感覚(五感)」と「直感(六感)」を合わせて「本能」に組み込めば、エニアグラムもユングもまぁ、似たようなことを言っているのかなと思ったりする。
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ところで、幾つかのエニアグラムサイトで適当に調べてみた。
あるサイトでは2,5,7が全く同数で出た。イメージとしては「カウンセラー」「研究者」「楽天家」…まぁ、どれも当たってるといえば当たってる。
ある本では2が最も多かったので、2に近いのだろう。もともとは思考系で、ここ数年感情の大切さの勉強&訓練をしてきたので2が出てきたのかなという感じもする。
さて、ここからが管理職の支配(パワハラ)の類型についての本題だが、今日はここまで。
【感想】あきらめの壁をぶち破った人々
「あきらめの壁をぶち破った人々」 中尾 英司著 あなたの自律支援.COM 日本経 ...