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赤ちゃんの「魔の3週目」を乗り切るために

2018/01/04(Thu) Category : 子育て
ネットを見ていると、夕方になるとグズグズ泣き始める「黄昏泣き」が始まるなど、何をしても泣き止まない「魔の3週目」で、虐待に走りそうなくらい途方にくれる方もいらっしゃるようです。

体力の回復もままならないどころか3時間おきの授乳でくたびれ、疲れも蓄積してくる頃に理由不明の泣きが加わればイライラ・ピリピリしてくるのも当然でしょう。

そのイラピリや緊張感も赤ちゃんに伝わり、それが赤ちゃんを不安にさせて、手放されそうになると泣くという悪循環になることもあるのかもしれません。

改めて調べてみて思ったのは、赤ちゃんの成長に伴う必然的なものと、そこがわからない大人側のミスマッチも背景にあるかもしれないということ。(→私も調べてみてなるほどなぁと思っているわけで、こういうことこそ教育に入れればいいのにねー)



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目がパッチリと開いて、何かを見つめ始めるのも3週目頃。それまでと違って視線に意志のようなものを感じ始めます。夢うつつから現実の中へ入り始めるわけで、沢山の刺激や情報が入ってきてそれが頭を活性化させ眠りづらくさせているかもしれません。

3週目くらいからウンチやおしっこなど嫌がって泣き始めるのは、皮膚感覚が出来てきたからでしょう。すると、抱っこされている感覚と布団などに寝かされた感覚の違いもわかってきて、気持ちのいい方(抱っこ)を選ぶのも当然だろうなぁと思います。

それに、3ヶ月ごろまでは満腹中枢が発達してないらしく過剰に飲んでお腹が気持ち悪かったり、ゲップが出なくて気持ち悪かったりということもあるのでしょう。

さらに、2ヶ月くらいから昼夜のリズムができはじめ、3ヶ月で昼夜の区別がつくようになるそうです。3週目くらいから3時間リズムから昼夜リズム(12時間リズム)への移行が始まるようで、このリズムが変わる間は「時差ぼけ」状態で苦しいでしょう。

このように複数の要因が重なって「魔の3週目」が始まるのでしょうね。それは胎内世界にいた赤ちゃんが懸命に現実適応しようとしている現れですから、その闘いを周りが見守りサポートする体制が必要なんだなと感じました。

(それにしても、引っ越すと生活が落ち着くまでに3ヶ月ほどかかりますが、心の状態も3ヶ月単位で少しづつ変化していくなぁと見ています。その3ヶ月単位の変化が、生まれて最初の3ヶ月から始まっているんですね~)




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睡眠について医学的に見ると次のようなことらしいです。

・赤ちゃんにメラトニン(睡眠ホルモン)ができるのは3ヶ月から
・母乳にメラトニンが含まれており、昼よりも夜の方が5倍も多い
・だから、夜に母乳を飲むことで眠りにつきやすくなる

・ただし、寝る時間が遅い母親の母乳中のメラトニンは少なくなる
・不規則な生活やストレスによってもメラトニン分泌が減る
・寝る前にスマホやパソコンなどからブルーライトを浴びるとメラトニン分泌を妨げる(→寝る前は部屋を暗くして、パソコンやスマホは遠ざける)

・朝日を浴びるとメラトニン分泌は抑制され、その14~16時間後に再び分泌されるようにセットされる【朝日】
・メラトニンを多く作り出すためには、ジョギングやウォーキング、スクワットといったリズミカルな運動が有効【体のリラックス】
・歌を歌う、深呼吸をすることも有効【心のリラックス】

・母乳を飲ませるとプロラクチン(母性化ホルモン、愛情ホルモン)が分泌され、子どもに夢中になるそうです【母親の心理負担軽減】
・母乳を飲ませるとオキシトシンが分泌され子宮収縮が進む【母親の体力回復に貢献】


何とまぁよくできていること!
凄い神仕組みですね~。




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神様がここまでの神秘を仕組んでくれたのですから、あとはこの神仕組みが発動できる環境を整えればいいわけで、そここそが家族の協力が必要なところなのでしょう。

神仕組みの妙なるところは、必ず人間の協力が必須であるところ。
例えば、海に原油が流れ出したとき最後はオイルを食べるバクテリアが片づけてくれるのですが、そのバクテリアが発動するまではかなり人手でオイルの除去をすることが必要だったはず。

例えば、シャガという美しい植物は、他の植物が風や昆虫や動物を繁殖の媒体としているように、人間を媒体としていること。人が手で株分けしないと繁殖域が広がっていかないようなのです。



話がそれましたが、赤ちゃんが現実に適応するための自分の内部での闘いに専念するには、第一に母親の協力が必須です(それに協力することで母体の回復や愛情の深化も進むという相互メリットの関係です)。

で、母親は上記の神仕組みの状態に自分を持って行くよう努力することになりますが、これは一人では出来ません。


ストレスが大敵であることがわかりますが、例えば赤ちゃんが夜泣くと家族に迷惑じゃないかと気にしたりすることもストレスです。それが気になりすぎると赤ちゃんに矛先が向くことになりますので、「気にしないでいい」状態にあるだけでも大きく違うでしょう。

ですから、家族が「赤ちゃんの泣き声を聞くと元気になる」「お腹を空かせるためにもっと泣かせていいよ」など、赤ちゃんが泣くことを積極的に肯定してくれれば気が楽になるだけでなく、泣くことに対して見守る余裕が出来るでしょう。

「魔の3週目」に入る前に、泣くことに対するこの基本姿勢を家族が共有しているだけで随分違うと思います。




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泣くことを「気にしないでいい」状況であれば、泣いたときに余裕を持っていろいろと試行錯誤できます。まずオムツを見てみる。
それがOKなら、次はゲップかな、と縦抱っこで背中をトントンやってみる。その内、ゲフッと出てきてそこでむずかりがなくなって寝たことがあります。

寝ていたのに起きる場合も、おならがしたかったりする場合もあって、ゲップやおならなど、出て行かないものがあって気持ち悪いのかもという視点を持って背中トントンやお腹ナデナデもいいかもしれません。


あとは、赤ちゃんと遊んでみるつもりで。上にリズミカルな運動や歌などもメラトニン(睡眠ホルモン)を作り出すのにいいとありましたから、泣きそうになったら抱っこして緩やかにゆらしてあげたり、部屋の中を散歩してみたり、優しく歌ってあげるのもいいかも。

泣きそうになるところをゆったりゆらしてあげることで収まったり、他に気をとられたり、その内寝落ちしたり―ここで自分と赤ちゃんの信頼関係作りも始まっているなぁと思ったりしました。

それに、泣きそうになってやんだり、起きそうになって寝落ちしたり、その赤ちゃんの表情を見ているだけでおかしくておかしくて、こちらが吹き出してしまいます。赤ちゃんの「顔芸」は見飽きません。

妻が語りかけるように歌ったときは、例のアルカイックスマイルが現れたようで、あのモナリザの微笑のごときアルカイックスマイルは神秘的ですね。


そして、腕の中で寝た後、布団に寝かせると泣くような場合は、自分がラクに抱えていられる体勢を3週目までに作っておくといいかも。
私の場合は、胡座の片足の膝の部分に頭、一方の内ももの部分に赤ちゃんの足が当たり、お尻は座布団に落ち着く―という体勢にすると、こちらは両手が使えますし、赤ちゃんも体温を感じてかグッスリ眠ってくれました。


まぁ、いろいろとやり方はあると思いますが、大切なのは周囲の協力。
日差しが入って明るく暖かい家の環境や、周りが手助けして母親が一人で抱え込まないですむ環境など、全ての環境が大切。

これはそれがなければダメというのではなく、皆の意識が赤ちゃんをサポートする、そのためにその母親をサポートするという意識になっていることが大切で、後は工夫次第だと思います。




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周囲の協力といえば、古代日本では子どもは母方で育てるのが当たり前でした。ですから、天皇を操ろうとした権力者は、自分の一族から「皇后」を出そうとしたわけです。

一般的には、妻の実家で産後を過ごすのが気兼ねがないし、リラックスして協力も得やすいでしょう。

とはいえ、実家とは折り合いが悪かったり、実家の親の方に気を遣わなければならなかったり、実家の親の方が赤ちゃんより手がかかったり、孫を人質に取られそうだったり・・・「実家は無理」という方も多々いらっしゃることでしょう。

同時に、夫の実家も同じように無理―という方もいらっしゃるでしょう。

すると、夫しか頼る相手はいなくなるわけで、その夫もダメとなると、本当に孤立無援で行き詰まってしまいますね。

これでは、日本の少子化にストップがかかるはずもありません。


まぁ心の問題は当人達の問題ですが、本気で少子化(=日本の衰退)を止めるのならば、社会体制として「赤ちゃんが現実適応するための生後3ヶ月は夫婦共に勤務を停止する」くらいのことを考えてはどうでしょうか。




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最初の3週間で、赤ちゃんは幸せと希望をくれます。
硬直していた日常に変化と笑顔をもたらします。

生まれてきてくれてありがとう、とその存在に感謝します。
すると、これほどの幸せを与えてくれたのだから、その後は、赤ちゃんへの恩返しの姿勢になります。

その恩返しの最初が赤ちゃんの現実適応への協力。
それがいわゆる「魔の3週目」~3ヶ月までの期間でしょう。

ここを夫婦で共に乗り切ることがとても大切な気がします。

ここで大人の男女が赤ちゃんへの感謝の姿勢を共有しつつ身につけると、子どもへの姿勢が変わり、社会の在り方そのものが変わっていくでしょう。


大人にとっての学びの、この貴重な3ヶ月を体験するために、「生後3ヶ月は夫婦共に勤務を免除する」ことにしてはどうかなぁ。




というわけで(^^;)
本年もよろしくお願いいたします。(m--m)







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