芳節
2018/03/27(Tue) Category : 二世帯同居・介護
長期にわたり仕事をお休みさせていただきました。
お待ち下さった皆様には深く、深く感謝申し上げます。
ありがとうございました。
まだ残っている事があり、仕事の再開は4月2日(月)からとさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
また、本日以降、新規の受付は当面控えさせていただきますので、あわせてよろしくお願いいたします。(なお、眞智子の方は受け付けております)
昨日、庭の枝垂れ桜がポツリと咲いていました。

おや、と見ると、花開いているのもありました。
午前中は花芽ばかりでしたので、いつの間に―

冬の間はじっと動かざること山の如しであった植物は、
春の風を感じた途端、火が侵略するかの如く芽吹いていきます。
目を瞠りますね。
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母が亡くなったのは、2回目の雪が降った翌日でした。
下は1回目の雪の日(1/23)の庭です。

マーガレット 他

八房下野

小手毬

桜

椿
それぞれ雪をすっぽりと抱いていました。
-----------------------------------------------------
やがて雪が溶け始め




埋もれていたビオラやスイートアリッサムも顔を出しました

ビオラとスイートアリッサムは強いですね。
母は庭をよく眺めていましたが、冬の殺風景な庭に彩りを与えていたのはビオラとアリッサム。

日に透かされると宝石のようでした。






オーブ達も宝石のようです



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いま、桜に続けとばかりに一斉に芽吹いています。
八房下野

小手毬

↑ 3月3日
↓3月26日

そして、雪で3/4ほどもやられてしまったマーガレット。
日の射す場所に植え替え、満身創痍ながらもなんとか花を咲かせてくれました。

早速ハチも飛んできて、
驚くことに初蝶も飛んできました。
シジミの種だと思いますが、白い牡丹雪のようにヒラヒラと。
蝶の登場が早いね~。
21日に春分が過ぎ、
23日に四十九日を終え、
芳しい季節が巡ってきました。
「華月芳節」(かげつほうせつ)
母の戒名です。
「華月」は、歩んできた姿を表す道号。
「芳節」は、あの世での名(戒名=仏の弟子としての名)。
華―母が花が好きであったこと、及び母の笑顔自体が華であったこと。
月―仏の慈悲にたとえられる月に、母の愛情及び母の思いを託しました。
母の思いとは、「月影の至らぬ里はなけれども、眺むる人の心にぞ住む」
―母が実家の果樹畑を桃源郷のように思い続けたことを思い出させる歌です。華の影に、秘めた月の思いあり。
芳節は、「節子」と書いていたことから一字をとりましたが、「芳節」で春をも表します。母が亡くなった翌日が立春であり、母が心待ちにしていた季節でした。
あきらめず思いを持ち続ければ、
厳しい冬を乗り越えて、
必ずいのち萌え出ずる春がやってくる。
苦しくても笑顔が道を拓く―だから、
あきらめないで・・・
私は、そういう思いを感じました。
よき戒名をつけていただいたと思います。
「笑顔」
今朝見た「わろてんか」がダブります。
苦しい戦時中であっても、子や孫を戦闘に出している心配があろうとも、
笑顔が道を開く
この世で、最も人を勇気づけるもの―それが“笑顔”です。
朝な夕なにお参りする度に、母が笑顔で見守っています。
「笑ってるか?」と―
お待ち下さった皆様には深く、深く感謝申し上げます。
ありがとうございました。
まだ残っている事があり、仕事の再開は4月2日(月)からとさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
また、本日以降、新規の受付は当面控えさせていただきますので、あわせてよろしくお願いいたします。(なお、眞智子の方は受け付けております)
昨日、庭の枝垂れ桜がポツリと咲いていました。

おや、と見ると、花開いているのもありました。
午前中は花芽ばかりでしたので、いつの間に―

冬の間はじっと動かざること山の如しであった植物は、
春の風を感じた途端、火が侵略するかの如く芽吹いていきます。
目を瞠りますね。
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母が亡くなったのは、2回目の雪が降った翌日でした。
下は1回目の雪の日(1/23)の庭です。

マーガレット 他

八房下野

小手毬

桜

椿
それぞれ雪をすっぽりと抱いていました。
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やがて雪が溶け始め




埋もれていたビオラやスイートアリッサムも顔を出しました

ビオラとスイートアリッサムは強いですね。
母は庭をよく眺めていましたが、冬の殺風景な庭に彩りを与えていたのはビオラとアリッサム。

日に透かされると宝石のようでした。






オーブ達も宝石のようです



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いま、桜に続けとばかりに一斉に芽吹いています。
八房下野

小手毬

↑ 3月3日
↓3月26日

そして、雪で3/4ほどもやられてしまったマーガレット。
日の射す場所に植え替え、満身創痍ながらもなんとか花を咲かせてくれました。

早速ハチも飛んできて、
驚くことに初蝶も飛んできました。
シジミの種だと思いますが、白い牡丹雪のようにヒラヒラと。
蝶の登場が早いね~。
21日に春分が過ぎ、
23日に四十九日を終え、
芳しい季節が巡ってきました。
「華月芳節」(かげつほうせつ)
母の戒名です。
「華月」は、歩んできた姿を表す道号。
「芳節」は、あの世での名(戒名=仏の弟子としての名)。
華―母が花が好きであったこと、及び母の笑顔自体が華であったこと。
月―仏の慈悲にたとえられる月に、母の愛情及び母の思いを託しました。
母の思いとは、「月影の至らぬ里はなけれども、眺むる人の心にぞ住む」
―母が実家の果樹畑を桃源郷のように思い続けたことを思い出させる歌です。華の影に、秘めた月の思いあり。
芳節は、「節子」と書いていたことから一字をとりましたが、「芳節」で春をも表します。母が亡くなった翌日が立春であり、母が心待ちにしていた季節でした。
あきらめず思いを持ち続ければ、
厳しい冬を乗り越えて、
必ずいのち萌え出ずる春がやってくる。
苦しくても笑顔が道を拓く―だから、
あきらめないで・・・
私は、そういう思いを感じました。
よき戒名をつけていただいたと思います。
「笑顔」
今朝見た「わろてんか」がダブります。
苦しい戦時中であっても、子や孫を戦闘に出している心配があろうとも、
笑顔が道を開く
この世で、最も人を勇気づけるもの―それが“笑顔”です。
朝な夕なにお参りする度に、母が笑顔で見守っています。
「笑ってるか?」と―