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「長いお別れ」 2.例:「お金で苦労する脚本」の出来方と歩み方

2019/07/18(Thu) Category : 映画
【「長いお別れ」に見る家族問題】

同じ兄弟でも脳内母親は違う--------------------------------------

幼児期に母親とは気持ちで繋がれないと(無意識で)分かった子供達は、どのルートで母親と繋がることができるのかを観察します。
(無意識で)と括弧書きにしたのは、表層意識で母親と繋がれないと分かってしまうのは絶望ですから、繋がることのできる母親像を無意識に創っていくわけです。この時、自分と母親の関係から「脳内母親」を作り上げますから、同じ兄弟であっても、母親像が全く異なることがよくあります。

以降の人生は自ら作り上げた「脳内母親」と付き合っていく人生になりますから、それぞれの道が大きく異なっていくわけです。




脚本を現実化するために利用できる人を的確に選ぶ---------------------

ここで分かる通り、子供達は母親の実相を分かりたくないが故に、虚構(脚本)を現実に落とし込んでいく生き方をしますので、出会う人は脚本を現実化するために利用できる人を選んでいくことになります。

例えば、お金の愚痴や貧乏の苦労をいつも話す母親を見て育つ子供の無意識は、お母さんはお金に一番の価値を置いており、その苦労を“誇っている”という「脳内母親」像を作りますので、その「脳内母親」に認めてもらうために、「お金で苦労する脚本」を歩いて行くことになります。

この時、自分一人で苦労するのか配偶者で苦労するのか、また、どのような配偶者でどの程度の苦労するのか、という苦労の在り方も決まるので、それに沿って配偶者も選択していきます。

例えば相手に選ぶのは、アルコールやブランドなどの依存症、病弱な人、ギャンブラー、夢追い人、定職に就かない人、投資家、浪費家、保証人になりたがる人、引っ越し魔、普段は堅実に見えて何かのきっかけで散財する人、何に使ったのか分からないけどなくなっていく人…お金がなくなる在り方も様々ですが、「脳内母親が認める苦労」ができる相手を的確に選ぶわけです。

加えて、“苦労”の中には喧嘩なども入るわけで、母親に文句を言いたい自分もいますから、怒りや嘆きという代償行為ができる相手を選びます。
「母親一神教」の者同士が結婚できるのは、このようにお互いが「代理母」だからです。




虚構の現実化レベルも様々--------------------------------------

また苦労の程度もド貧困から金持ちまであります。金持ちなのに「お金の苦労を見せる」ことは虚構を生きているからこそできます。例えば、安物ばかり買う、子供の服はお下がりばかり、給食費をしぶる、子に小遣いをあげない等々で、子供が貧乏だと思いこんでしまえば「貧乏の証人」がそこにいるので、それだけで脚本は成立します。

(実際、豪邸に住んでいるという現実があるのに貧乏だと思い込んでいる人もいました。母親の実相を知りたくないので、母親の言うことはそのまま受け取ると“決めて”生きていたりしますので、自己洗脳はたやすいのです)

もっと言えば「うちは貧乏だ」と“言う”だけでも十分なのです。ただ虚構であるが故に“証拠物件”(リアリティ)が必要となり、暗い表情で言ったり、ため息ついたり、そういう自らの演出感情が証拠となりますし、その自分を心配そうに見る子供の顔や言葉が証拠物件になります。

あるいは、自分は普通にお金を使っていても、配偶者が過剰に浪費する人であれば、比較して自分は貧乏と見なせます(虚構界なので、こういう見方もあるのです)。この場合は、相手がお金を使っている所を“見る”(脳内母親に見せる)だけで、「自分は貧乏」という“見せ場”になっているため、自分は何をせずとも脚本は成立しているわけでとてもラク。

つまりは、家族全員が貧乏でも、家族全員が本当は裕福でも、あるいは自分以外の家族全員がお金を過剰に使って自分だけ普通に使っているのであっても、ともかくどんなケースであれ、「お金で苦労する演出」はできます。このように、虚構界は自分次第でなんとでもなるオールマイティの世界ですから、そこから出る意味が無くなっていくわけです。


こう見てくると、「お金で苦労する脚本人生」も様々なものがあることが分かると思いますし、「お金で苦労する脚本」の母親は自己完結(オールマイティ)でその世界にいることが分かりますので、本来、子供はその脚本に合わせる必要が無いことも分かると思います。

が、冒頭に書いた通り、母親の視界に自分を入れるために子供の方から虚構界に入っていくわけで、そこにどの程度実質を伴わせるのかという“程度”も、母親の在り方や兄弟間のライバル関係などで決まっていくわけです。こうして連鎖していくわけですね。







【南條愛乃 feat.やなぎなぎ 「一切は物語」】





<続く>



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