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レッドロビンの合理性、氣象との協力、春疾風と美しい春落ち葉

2022/09/25(Sun) Category : 自然が教えてくれた
【<2022 レッドロビン強化>へ】

今回は、植物(レッドロビン)の合理性と、氣象との協力関係について気付いたことを記しておきます。まずは、春疾風(はるはやて)翌朝に驚いたことから・・・

4/27 「春疾風」翌朝の驚愕
5/02 雨上がりの朝(枝剪定、誘引、針金掛け他)
5/03 レッドロビンの合理性
5/05 新緑の季節
<美しい枯葉>


4/27 「春疾風」翌朝の驚愕------------------------------------
昨夜は突風が吹き荒れた。「春一番」と言いたいところだが、春分を過ぎたので「一番」ではない。その後2番、3番とくる強い爆弾低気圧を「春疾風」と呼ぶようだ。春疾風が吹くと、その後寒の戻りがあるようで、実際、明日&明後日は最低気温7℃の予報が出ていた。

夕方から突風の予兆があったので、一番大きなハイビスカスの鉢は中に入れておいてよかったが…、相当強いダウンバーストもあったので、植物たちは大丈夫か?特に背の高いダッチアイリス。

朝雨戸をあけると、まず目に飛び込んできたのは、横倒しになっていたペンタス。今や低木となっていて枝が発達して樹冠がすごいし、盛り土にしたからね~。

その近くで、源平小菊は何事もなかったかのようにのどかに咲いている。


似た花のサンデーリップルも涼しい顔だ。


小さいけど、しなやかに強いね。

では大きなダッチアイリスは…とみると、無事だった。
あの強風にも耐えるとは。結構強いんだね~。


見ていると、コデマリの長い枝が風の度にダッチアイリスに絡んでいるし、のしかかってもいるので、ますますよく耐えたなぁと感動。


そのコデマリの花びらが、植物たちの葉に散り敷いている。
これから満開というキレイ盛りの時なのに、花が減っている枝があった。それでも97%健在。花も強いね。

驚いたのは、コデマリの後ろにある野薔薇。
おや、咲いてる!毎日毎日見ているのに、一挙にこんなに咲くとは!


ダッチアイリスの時と同じ驚きだが、野薔薇は集団で一挙に咲いたので驚きが大きい。早速、蜂が足に黄色い花粉を一杯つけて飛び回っていた。


一方、静かにひっそりと一輪、初花をつけたのがドリフトローズ。
上の方にわんさか蕾がついているが、下の方の陰となっている空間でひっそり咲いた。野薔薇を皮切りに薔薇の季節がやってくるね。

さらに一方、一輪だけど堂々たる貫録で咲いていたのがダリア。
ライオンの鬣のように雄々しく後ろになびいている。


オダマキもあんな細枝なのに、散りもせず折れもせず、どころか
オダマキなのに首を持ち上げて咲いている。


可憐だけど凛々しい。


春疾風は、道に散り敷いていたレッドロビンの落ち葉を一掃してくれた。
そろそろ春落葉も一段落するかなというところだったので、その後、まとめて掃除するつもりだったのだが。

ワサワサ凸凹していた葉の様子も、なんだかややなだらかにならされている感じ。ユサユサ揺さぶられているうちに余計な葉は落ちて枝が少し軽くなり、勝手に樹形が整っていったのだろうか。

ふと見ると、レッドロビンの花が満開になっている個所があった。
独特の匂いが漂う。この匂いも春を思い起こさせるね~。





5/02 雨上がりの朝(枝剪定、誘引、針金掛け他)--------------------------
雨上がりの朝。葉に水玉が散って美しい。
去年1年間大人しかった南天がここにきてぐんぐん伸びている。大人しい間は根を伸ばしているんだろうね。そして十分というところで伸びに入る。

野薔薇も満開でいい香り。蜂が朝から忙しげだ。
にしても2階ベランダまで誘引したので、まるでタワーだ。

ダッチアイリスには、またもコデマリがのしかかっていた。それでも折れずに堪えているから、茎の構造が結構強いね。ところで、去年はなかった2番花が出た来て驚いたのが4/30。どっちが最初の花?とわからなかったが、雨で下の花が枯れ始めたので、2番花は最初の花の上に出てきたんだね~。どうやって出たんだろうね。

同じアイリス系のシャガは、そろそろ終わり。例年より花がやや少なかったのはさび病が蔓延したからだろう。ロビンのためにニームエースを撒いていたが、窒素過多でシャガの葉が弱くなったようだ。今年はまくのをやめよう。

薔薇(ドリフトローズ)の株元から2本の太い枝が伸びていた。いわゆるシュートというやつだ。


野薔薇も2本出ていて、それは繁茂しすぎているのでカットしたが、こちらは楽しみ。

コデマリも3/27に胴葺き枝を数本カットしたが、またもひこばえを含めて6本出ていた。1本は今までなかった場所なので残し、5本カット。

木瓜の伸びがすごい。一挙にグンと背が伸びた。盆栽仕立てではなく庭見用で育てるので剪定はしない。ただ、枝の向きが悪いのが2本あった。そのまま伸びれば混み合うことになるので針金で流れを成形。

タピアンの上にスイバが丸々かぶさって勢いがないので、木瓜の周囲に植え直した。


それにしても早いね~。もう5月。1年の半分近くまで来た。
歳を重ねるとは言うけれど、あっという間に重なっていくね~。

気温の方は、春疾風の影響で今朝とて肌寒かった。ハイビスカスの鉢も出しっぱなしにはできない。明後日辺りから安定し始め、夏日も出てくるようだ。
ただ気温は上がってくるが、ハイビスカスの植え場所は真夏のことを考えて午後日陰となる場所だ。今年は葉の成長が遅いため、今の時期は十分日光に当ててやりたいので、花芽が付きそうなころまで鉢植えにしておこうと思う。

にしても振り返ってみると、日々庭に出て、日記もつけてるね~。まぁ、書くことはレッドロビン関連、他の植物、そして孫の記録がもっぱらだけど。すべてが日々変化を続けていて、サインを見逃せないからね~。

その幼稚園の孫が、「英爺は庭(植物)のお母さんなの?」と思わず言ったのには笑ってしまった。まぁ、しょっちゅう庭に出て手入れしてるからね~。




5/03 レッドロビンの合理性-------------------------------------------
樹木類(寒椿、レッドロビン、野薔薇等)は、新枝が伸びる今の時期が枝の整理や剪定に格好の時期だ。

レッドロビンは、総当たり戦で一斉に新葉を開かせた後、日が射さない場所や不要な場所の葉は一斉に落とし始める。見切りがとても早い。もさもさ茂っていると、あっという間に菌にやられるので、とても合理的なやり方だと思う。

しかも、この落とし始める時期に春疾風が吹き荒れる。枝を強く揺さぶり、不要葉を落とすのを手伝っている。自然界はうまくできているなぁと、つくづく思った。


さて、葉枯れ(変色)によって不要枝を教えてくれる今の時期は不要枝の剪定の見極めにとてもいい。

混み合っている個所にも必ず何か問題がある。時に枝の流れを変えてやるとうまく収まることもある。枝が柔らかい今の時期がチャンスだ。というわけで、日々剪定や枝の誘引などやっている。




5/05 新緑の季節---------------------------------------------------
3月に入ると始まったレッドロビンの赤葉展開。
3月末には全山真っ赤となり、鮮やかな日々を楽しんだ。
4月下旬になると徐々に変色し始め、現在美しい新緑が顔をそろえ始めている。

この4月中下旬からの2週間ほどの間に新旧交代による大量の落ち葉があり、シャガの上に降り注いだ。古葉を落とすために春疾風が吹く―自然は協力し合ってるなぁと思う。

落葉もほぼ一段落なので、今日は落ち葉拾い。午前中いっぱいかかって45ℓゴミ袋一杯。ランチ後にもう一袋。何だか庭の隅々まで手を入れた思い。

手を入れた後の庭の風情は、また格別だ。どこに何が植わっているのか、それぞれの生育&健康状態はどういう感じかが把握できている。そして、みな活き活き伸び伸びと育っているのが嬉しい。




<美しい枯葉>
木が見切りをつけた葉は枯れていくが、とても美しい赤→茶になっていく。




元氣な成葉がそのまま茶褐色に変身したかのような奇麗さだ。だから、いわゆる老葉となって、カサカサのしわくちゃになって枯れ落ちるのではなく、ピンとして成葉のまま、葉色だけが褐変して落ちて行く。こんなにも美しく褐変するのかと驚いたものだ。




その褐変スピードにも驚く。秋の枯葉のように、時間をかけてジワジワと枯れていくのではなく、ほんの一両日の間にあっと言う間に褐変している。だから、菌がついて繁殖する暇もないので奇麗なまま落ちるのだろう。

この褐変の仕方を見ていて「見切りをつける」という表現がピッタリだと思った。春、あらゆるところに総当たりで一斉に葉をつけて、日が当たらないと判断した個所からはサッサと葉を落として風通しを良くしていく。

この時、落とすと決めた葉には、人で言うところの免疫を断っているのだろう。免疫を断たれた葉は見る間に生気を失い、外形は美しいままだが中が死んでいくわけだ。つくづく、植物の健康は、自らの免疫によって維持されていると実感した。






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