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モラ夫の妻が無力になるストレスの法則

2006/09/10(Sun) Category : モラハラ(モラルハラスメント)
モラハラ事例 :TV再現ドラマ分析】④

それでは、妻の行動をストレス理論に照らしてみてみましょう。
基本は下記の書いてありますので、ご参照ください。
「パワハラのストレスメカニズム→ストレス理論で知的防衛せよ!」




②妻は夫の行為が自分にとってどのくらいの脅威なのか推測し、判断がつかないままにストレスの程度は「無害」と評価しました(1次評価)。

③今度はストレスの程度を「脅威」と評価(1次評価)しました。そこで、どのように対応すればいいのか考え(2次評価) 、自己規制という「対処行動(コーピング)」をとることになります

④今度は明確にストレスを感じましたので、ストレスの程度は「被害」です(1次評価)。そこで、将来にわたってそのストレスが起こることを避けることを考え(2次評価)、実家に帰る(脅す)という「対処行動(コーピング)」をとることになります

⑤「対処行動(コーピング)」がまったく無効であることを知ることになります。自分のとった行動に何の影響力もないことを思い知らされると、どのように対応するかということを考える(2次評価)能力が落ちてきます。
同時に、破局を避けるための防衛機制が発動します。夫が離婚届を用意したのは自分がやりすぎたからだと理由付けして(合理化)、破局を避けるために謝ることになります。

⑥目標的、意識的、未来志向的なコーピングを手放した妻は、強迫的、無意識的、過去に拘束される防衛機制で自我を守るしかありません。恐怖というストレスから自分を守るために、『自分がいたらないからだと無理矢理自分を納得させる』という「合理化」をしています。

⑦自信、自尊心、矜持を奪うことにより、ストレス耐性が弱体していきます。

⑧外から自分を支えてくれる、サポーターが失われます。

⑨そして、ついに心身にストレス反応が出るようになり、いつ「キレ」てもおかしくない状況に置かれることになります。





いかがでしょうか。
積極的な対処行動の芽はつみ取られ、
自分の気持ちをごまかすことでかろうじて精神バランスをとらざるを得なくなり、
自信、自尊心(セルフエスティーム)、矜持を奪われ自己効力感(セルフエフィカシー)がなくなり、
外からも孤立し…

這い上がろうともがけば落ちるツマジゴク…


そう、穴の底からツマめがけてパッパッと砂つぶてが飛んできます。
もがいてももがいても引きずり込まれる無力感の中で、人生の底へと沈んでいくのです。


「私なら黙っていない」
「私なら出て行く」
「何故文句を言わないのか」
「そんな気の弱いことでどうする」
等々、言いたくなる気持ちはわかりますが、毎日毎日緊張の中で神経はすり減り、気持ちを揺さぶられ傷つけられ続けるわけです。
どのような自信家でも、ダメージを受けない人はいないでしょう。

その上、「情」というものも絡んできます。
そう簡単ではないことをご理解ください。


では、どのようなダメージが妻子に現れるのか、具体的に見てみましょう。



<続く>





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ち。さん

その後どうなされましたでしょうか

読んでいて、痛いくらいに状況とお気持ちがわかりました。私も今、どうしていいのかわからない状態になっています。最初の兆候があってから10数年、これがそれだと気づいてからまだ日は浅いです。「私がすべて悪い」「きっと悪いんだろう」と思おうと努力しています。「俺を怒らせるのはお前がそう言わせるようなことをするからだ!」などなど、主人に言わせるとすべてが私のせいのようです。釈明をしようと口を開くと「警察の事情聴取か!」と言われまともな会話ができません。その上、更に私が傷つくので、なんとかこれ以上自分の傷が深くならないように気をつけています。
お互い、早くこの状況を打破できるといいですね。

 

今、離脱へ向けての一歩を踏み出しました

ち。さん、コメントを書かれたと言うことは、一歩踏み出されたと言うことです。

7年というのは、ちょうど一つの歳月です。7年間というのは一つのことにどっぷりとつかり、そこから学んで卒業するまでの期間です。
これまで自分のことも含めていろいろな事例に接していてそう思います。

卒業するときが来ています。
卒業するために必要なことは、何を学んだかを振り返って整理することです。
整理する中で、気持ちの吐き出しも行われるでしょう。そして、心が軽くなれば行動力が復活します。

そう言うお手伝いができると思いますので、『自力できっと立ち上がる』-その思いがある内にメール下さい。



 

すごくよく分かります。私もそうです。もう7年。すべてのことをけなされ、ささいな事で叱られ、最初は困惑から始まって、やがて自己卑下に苛まれ、夫からの直接の暴力はないにしても、暴れて、物を破壊して、威嚇して、怒鳴って、無言の圧力も・・それが毎日毎日繰り返されるなかで、あっという間に「怖い」という感覚さえ麻痺してく。外に出る気力さえなくし、足の筋力さえ落ちていた時期もあったくらい。他人との接触は一切ない毎日。唯一接する主人からのひどい仕打ち。泣き続けたのは最初の数年。一瞬だけ?逃げ出したのも最初の数年。誰も本気で救ってはくれるはずもなく。理解すらされず。自立できない自分が弱い、悪い、私には無理なんだと自分をまた責める悪循環。怒りや悲しみの感情を自分を責める事で相殺しようとする心理から一切を感じなくなることで逃れようとするようになり(無意識に)、5年目辺りに一時期「笑う」ことができなくなった。喜び、楽しみ、欲など、人が生きるために絶対的に必要なそれらのものもいつの間にか自分の感情から排除されていった。そうなることで絶望感や苦しみを感じずに済むようになった。ある種の防衛本能なのか。ものわかりの良い大きな人間になったつもりで、感情ムキ出しの夫の出鱈目な言動にもジッと我慢する心理も働く。もがいてももがいてもどうにもならない絶望感すら麻痺するようになっていく異常な毎日が「日常」になった。味わった人にしか分からない感覚。ただ生きているだけの日々。でもそこに理屈で「幸せ」を探す。そして自分を納得させる。不当な扱いを受けても、そこに「理由」を探す。「生きていく場所はここしかない」と本気でそう思っている。私は一人では生きてはいけない。そうとしか思えない。「死にたい」という感情さえ消えてしまって、「幸せになりたい」という感覚もとうの昔に消えて、よく分からない。「あれがしたい。」「これがしたい。」その欲求もない。でもいずれ・・いつか・・自力できっと立ち上がる日がくる。そんな気もしている。自分で立ち上がらないと仕方ないのだし、いつまでもこんな状態でいいはずがないし。

 
    
 
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